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カテゴリ:坂本龍馬の足音
昨日の続き、土佐稲荷神社の帰りにこんな看板を見つけた。
鰹座橋という珍しい名前のつけられた交差点の近くに この看板が掲げられていた。 看板に書かれている通り、江戸時代はここに川が流れ、 鰹節を売買する鰹座があったようだ。 土佐藩蔵屋敷の広大な敷地のあったこの場所、 船で運んだ鰹や材木等の土佐の産物を陸揚げしていたらしい。 「竜馬がゆく」の1巻で、この場所の記述があった。 何度も読んでいるはずなのに、 細かいところまで覚えていない事に気づかされる(汗)。 龍馬が江戸へ剣術修行へ向かう途中、阿波から乗った船が 鰹座橋の下に着き、お田鶴様と別れて天満の八軒屋浜へ向かう。 この場所にある土佐の大坂藩邸の両側に鰹、紙、材木等の 土佐物産の問屋がひしめいているとある。 そんな時代があった事が信じられないような、 全く変わり果てた風景だった。 調べてみると昭和45年に川が埋め立てられていた。 ただの道路になってしまっていて、 鰹座橋の名前だけが証として残っている。 「竜馬がゆく」のこの部分がどこまで史実に基づいているか、 なんて考えるのは野暮というもの。 鰹座橋を歩いていた若き龍馬の姿に想いをはせよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年02月17日 01時41分00秒
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