る~む335

2010/04/21(水)01:27

龍馬最後の瞬間を模型で見る

坂本龍馬の足音(51)

大阪出張を終えて帰宅したが、 週末の京都紀行に今しばらくお付き合いの程を。 龍馬の墓参りを済ませて霊山歴史館へ。 大龍馬展開催中の霊山歴史館は大賑わい、 日本で唯一の幕末と明治維新の専門博物館は 坂本龍馬博物館になっていた。 「あら、坂本龍馬ってこんな顔してたん」 「全然福山と違うわね」 「大老って偉いの?」・・・・。 館内を見学していると日曜日という事で 様々な年代の様々な方言で驚くべき会話が聞こえてくる。 歴史に興味がない人なんてそんなもんか・・・(笑)。 かつて大河ドラマの幕末ものは視聴率が取れないと 言われた時代が長かったが、 篤姫、龍馬伝を観て幕末の時代に、坂本龍馬に 興味を持つ人が増えているのは確かだろう。 6年前にこの霊山歴史館に訪れた時は、 自由時間にツアー一行から抜け出して 龍馬の墓参りに行った事もあり、 歴史館自体の見学が超かけ足になってしまった。 なので、前回見たのか見てないのか、 記憶が定かでないが、今回の大龍馬展の展示物の中では、 何と言っても、龍馬暗殺の瞬間を再現した近江屋の模型と その前で放映されていた紹介VTRに釘付けになった。 じっくりと館内見学をして外に出て煙草に火をつけて しばしの休息をとった後、 下りの維新の道もけっこう足に負担がかかるなあと感じつつ、 左折して観光客で混雑する二年坂を歩き、三年坂へ。 「竜馬がゆく」でお田鶴様との密会を重ねた場所、 明保野亭を見たかった。 現在の明保野亭は幕末の頃とは少し違うらしいが、 明保野亭の看板を見つけて玄関前に立った時、 「竜馬がゆく」に登場する明保野亭でのシーンが甦って、 架空の人物とはいえ、私の想像の中の美しいお田鶴様が 明保野亭の中で待っているようで、 思わず頬を赤らめてしまった変なオッサンはこの私(苦笑)。 明保野亭を後にして、疲れた身体に鞭打って 再度祇園四条駅方面へ歩き出した。 まだまだ訪れなければならない場所が山のようにあった。

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