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カテゴリ:坂本龍馬の足音
江戸東京博物館で27日から始まった特別展、
「龍馬伝」に行ってきた。 ![]() 現存する唯一の湿板写真の現物が、 最初の3日間限定で見られる事と、 5月中旬以降は現物が見られなくなる展示品もある為、 混雑を承知で行ってきた。 ホントにちいちゃいちいちゃい写真だったが、 これがこの世に現存するたった1つの写真の現物。 この板の向こうに坂本龍馬はいた。 カメラを前にした龍馬がどんな事を話しながら この写真を撮ったのかと想像すると、 それだけで興奮してしまった。 江戸へ剣術修行へ出る際に渡された父八平の訓戒書や、 「日本を今一度せんたくいたし申候」が登場する有名な 乙女姉やん宛の書簡等、 数多くの書簡の原本を見る事ができて、これまた感激。 先日、京都の霊山歴史館の大龍馬展では ミニチュアで見た近江屋の龍馬の暗殺現場の部屋、 この特別展では実物大で復元されている。 復元された部屋に展示されている、 龍馬を斬ったとされる桂早之助所用の脇差に 思わず鳥肌が立つ。 そしてそして、本で写真しか見たことのなかった、 暗殺現場の近江屋にあった屏風の現物が・・・。 龍馬の血痕が残る重要文化財の屏風、 この目で見てみたいという長年の夢が叶ったが、 腰を下ろしてガラス越しの現物の血痕の数々を前にして、 改めて現場の凄惨さを見せ付けられたようで しばらく立ち上がれなくなってしまった。 東京の後、この特別展は京都、長崎、高知でも開催され、 その場所でないと見られない出展物があるみたいで、 もらった作品リストの作品番号がところどころ 歯抜けになっていたのは少々残念。 それでも200点近い貴重な貴重な龍馬関連の遺品の数々を 一気に見る事が出来るこの特別展はまさに特別展。 よくぞここまで集めて下さった。 霊山歴史館の大龍馬展以上の大大龍馬展だった。 展示会場を出ると大量の龍馬グッズコーナーが。 分厚くて重い公式ガイドブックは龍馬の功績の重みの様で、 今回の展示品をじっくり見直す事もできるので、 これだけは購入した。 龍馬本としても貴重な物で2300円以上の価値ありだ。 ガイドブックを読んでいたら、6月6日までの期間内に もう1度、いやもう2度3度と再度訪れてみたくなった。 どの展示物にも黒山の人だかりでじっくりと見るのが 一苦労だったし。 京都だけで見れそうな展示品もありそうなので、 6~7月の京都文化博物館での開催時も行ってみたいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年04月30日 03時38分57秒
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