|
カテゴリ:カテゴリ未分類
地元の「イトーヨーカドー」の文房具売り場で見つけた新商品。 「字が丸くならないシャーペン」 どうやら、芯の先っぽが書きながら丸くなっていくのを防止する機能がついているそうです。 これでいつでもシャープな書き味ってわけですか。 でも、これってどれくらいの人が求めてるんでしょうね。 僕はむしろ、書きながら芯が馴染んでくる感覚が好きでして。 ちょっと丸みを帯びたくらいがベストだと思っております。 そのくらいの方が、字も調子良いですしね。 ずーっとシャープな書き味なんて、やだなあ。 シャーペンの芯は、「ちょっと削れちゃった」くらいが旬だと思うのです。 機能の純度を高めようとすると、そういう発想になるんでしょうか。 それとも、完成度を求めてるのか。 考えてみると、こういうことってたくさんありますよね。 いつの間にやら自分の足型通りになってる靴。 変なくせがついて折りたたみやすくなったシャツ。 財布がちょうどフィットする位置に穴の開いたジーンズ。 画一的に作られた既製品の枠をひょいっと越えたちょっとしたくせ。 そんなところに僕らは「ひと」を感じて、温かい気持ちになるんです。 なんでも標準化して、均一化を美徳にする価値観は、好きになれないなあ。 ちょっとくらい「欠けたところ」があった方が、きっと良いのです。 モノも、サービスも、ひとも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月15日 01時08分16秒
コメント(0) | コメントを書く |