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カテゴリ:機能回復・リハビリテーション
施設入所の方、脳梗塞後の麻痺側に浮腫が強くなって、痛みも訴えるとのこと。
左の片麻痺、左手の浮腫が強く、自動運動にてまあまあ動かせます。でも、身体失認がある様子で、声かけして意識を向けてもらわないと、自分では動かしていません。 日中は車いすですが、座位保持できないため、チルト・リクライニングです。 上肢の浮腫が強く、運動痛があるとのことなので、ベッド上のポジショニングを確認です。 肩・肩甲骨の下にクッションを入れて保持していますが、橈骨動脈を確認すると、脈がほとんど触れませKん。 大胸筋の筋緊張が強いので、少しゆるめるようにして、軽い外転位、前腕を少し高く保持したポジションで、脈が触れるようになりました。 今回のケース、臥床時はこのポジションで保持しましょう、ということで基本のポジショニング決定。 以前に下肢の浮腫に対し、ポジショニングする際、足背動脈を触れるようポジショニングしました。 今回のように上肢においては、橈骨動脈の拍動を確認しながらポジショニングするといいです。 目的に応じて、ポジショニングのしかたは変わってきますが、血流を維持することはとても重要です。 今回は写真入り! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.11.25 12:41:33
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