Office ROOST 代表今井です

2022/04/06(水)21:22

歩行訓練 後ろ歩き

機能回復・リハビリテーション(33)

高齢者の歩行訓練について、ちょっと書きます。 後ろ歩きの効果です てすりや、平行棒などにつかまりながら後ろ歩きをぜひやりましょう。 効果その1:後方転倒の予防です       後ろに転びそうになったとき、一歩後ろに足が出ることで後方転倒が防げます 効果その2:足関節背屈の可動域拡大、下腿三頭筋のストレッチ       つま先からかかとの順で、地面に着きますから、足関節の背屈方向への動的ストレッチ 効果その3:足裏の荷重感覚を促す       通常の歩行とは逆ですが、つま先からかかとまで、足裏の荷重移動ができます 効果その4:膝屈曲が少ない振り出しによるつまずき改善       膝曲げを意識して振り出すことで、通常の歩行時に膝屈曲を促し、      つま先をひっかけることを改善 以上のような効果があります。 後ろ歩きをした後に普通に歩くと、足部のロッカーファンクションが作られ、歩幅が広がったり、 きれいに振り出しができるなどの変化がみられます。 歩行訓練のメニューにぜひ、とりいれてください。

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