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Office ROOST 代表今井です

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機能回復・リハビリテーション

2021.10.13
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運動失調のリハビリ続きです

感覚入力を強調して、自動運動のコントロール精度を向上・・・が前回

筋活動(筋コントロール)に焦点をあててきます。
筋活動で重要なのは、遠心性のコントロール
重力に逆らって活動することがほとんどですが、そこで円滑、安全に、安定した運動・動作を作り出すために、この「遠心性の筋活動」です。
水中の運動ではほとんど起こらないですね

たとえば、椅子に座るときに「ドスン」とならないよう、ゆっくり座る
コップなどの食器をテーブルにそっと置く
などの場面を考えればよくわかります

運動失調により、この遠心性の筋コントロールは特にむずかしくなります

意識する運動は、負荷を持ち上げる動作より、ゆっくり戻す動作になります

立ち上がったら、ゆっくり座る動作を練習しました
途中で止めてみたり

足底感覚の入力、各部位の筋に圧迫刺激などの入力、皮膚表面からの入力
荷重感覚を強調して立位訓練を実施し、そこから遠心性の筋コントロールの訓練です






最終更新日  2021.10.13 20:06:22
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2021.10.09
運動失調により、立ち上がり、立位保持が不安定です。
手すりにつかまって、いざ立ち上がり動作をすると、着いていた足があばれて立てません。
感覚障害がベースの失調症状。
下肢の感覚刺激、足底への荷重感覚を重視して、感覚入力を強調!
目で足部を確認しながらゆっくり立ち上がり動作を介助します。
保持することも難しく、急に膝折れがおこって座りこんでしまいます。

目からのフィードバックと、感覚をとらえられるようにするための、徒手操作で、下肢への荷重を介助していくことを繰り返し実施。
立位保持、できるようになってきました。

次の課題は、遠心性の筋コントロール。
まだ、少し先かな

続きは次回。






最終更新日  2021.10.09 10:29:45
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2021.07.28
とある高齢者施設にて、脳卒中、右片麻痺の方です。
最近、食事が自力で難しいとの相談
姿勢も崩れて、車椅子にすわっているのも大変とのことです。

どうも、右半身は感覚障害が重く、ボディーイメージが欠如している様子。
坐位は左坐骨に乗って、右には荷重できていません。
左上肢はがんばって体を支えている状態で、自由に動かすことができません。
また、右麻痺側の上肢は連合反応による屈筋協同運動パターンで固まってます。

まずは、右臀部の筋を圧迫するようにして感覚入力、すこしずつ右坐骨への荷重を介助します。
胸郭の偏位も修正し、脊柱周りの筋も促通。
右坐骨に荷重ができるようになったところで、姿勢保持を介助しながら、左上肢のリーチ動作をしてもらいます。
左同側から、正中を超えて反対側も、いろいろなポジションへ上肢のリーチ動作をして、重心移動を促し、体幹の筋活動をひきだします。

ここまでできると、坐位保持はほぼ正中になって、左上肢のコントロールが改善しました。
右上肢の屈筋緊張も落ち着いてきます。

これで、食事動作がしやすくなるでしょう。

車椅子坐位では、左に傾くため、左体幹にクッションを当てて、坐位保持をしていました。
自身で体幹を保持する機会がなく、左荷重と左上肢の過剰な努力により、右の連合反応を強め、右半身の筋固縮を生みます。固くなった筋は血流も悪くなって、感覚フィードバックは更に悪化。こんな状態に陥っていたと思われます。

今回のケースは、右坐骨に荷重できるよう、感覚をいかに入力していくかといくところにキーポイントがありました。
姿勢が正中でコントロールできなければ、非麻痺側の上肢は自由度を失います。

姿勢調節、感覚フィードバック、連合反応、筋緊張のコントロール、重心コントロールが、キーワード!






最終更新日  2021.07.28 20:24:37
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2021.06.03
シーティングで体幹のことを書きました。そこで、今日は体幹について書きます。

 体幹トレーニングやコアトレーニングといった言葉を、だいぶ前から聞くようになってます。
高齢者や運動機能障害をもった方において、もちろん体幹の機能向上は必須です。
 一般にいわれる体幹、コアトレーニングでは、筋力で固める(スタビリティーアップ)が主になっているように思います。ですが、高齢者や運動機能障害を持つ方たちを見ていると、まずは可動性ではないかと思っています。脊柱と肋骨の動きが固くなって、運動範囲が減少し、重心が偏っていることの問題が大きいです。
体幹に求められる機能は、重心コントロールです。
たとえば、座位に求められるのは、体幹による重心コントロールできる範囲をいかに広く保てるかでしょう。それにより上肢の自由度が上がります。まずは、柔軟な脊柱・胸郭!
そこに筋力の要素を加えることで、動的なスタビリティーを確保して、重心コントロールの範囲が広がります。
高齢者はほぼ皆、脊柱・胸郭が固まっています。そして変形。

予防が大切ですよね、胸郭の柔軟性を維持することが、やはり大切。
それは、回旋運動! 左右差のない回旋可動域を確保しましょう。
大切な筋肉は多裂筋・回旋筋、大腰筋。

体幹は固めるのではなく、柔軟に動き、動きの中でのスタビリティーを確保して、多様性のある体幹機能を獲得すること。
結果、重心コントロールの要になります。

本日は以上で






最終更新日  2021.06.03 20:17:29
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2021.06.01
高齢者施設にて、坐位姿勢が崩れてしまうのでみてほしいとのこと

姿勢はねじれて、右に倒れてきます。
体動はほとんどありません。

坐位保持は、基本的に骨盤を正中にするところから始まります。
体幹を正中にして、骨盤が傾き、ねじれています。

骨盤を正中にすると、体幹は左向き、少し右に倒れます。
右に倒れるのは、右の腋窩から肩甲骨あたりを支えるようにクッションを入れ対応しました。
左向きの体幹はほぼそのままです。

坐位は骨盤正中!(左右の傾き、前後のねじれがない)
そこから体幹がどのように傾くかを見て、安定するようクッションなどで保持しましょう。

体幹の傾きがあるから、体幹をその反対方向にもっていってバランスをとろうとするのは間違いです。
更に脊柱の変形を助長します。
傾くほうの坐骨下にクッションを入れて、姿勢を戻そうとするのも同様に間違いです。

坐位保持、シーティングの基本は骨盤正中です。






最終更新日  2021.06.01 19:25:41
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2021.05.03
転倒予防の運動指導をする方たちに向けた講習会
去年からコロナの影響で、対面での講習会ができません。
まだ、しばらく無理でしょう。

転倒予防のために、とっても大切な考えを伝えます。

高齢者にとっての転倒は大きな問題です。
転倒→骨折→ねたきり

転倒予防の決め手は何なのでしょう。

転倒するのは、高齢者と歩き始めたばかりの子供
転びやすい原因、その共通点は?
かたや、しっかり歩けていたのに、だんだん転びやすくなる
そして、だんだんしっかり歩けるようになって転びにくくなる

動作能力でみると、そこに共通するのは、「片足飛び(けんけん)」

片足飛びができなくなって転ぶようになる高齢者
片足飛びが上手にできるようになって転ばなくなる子供

なので、高齢者も片足飛びができる運動能力を維持しましょう。
それが無理でも、せめて片足スクワット
片足立ち
それがだめなら、つかまりながらの片足立ち
片足立ちが基本です。

つま先が上がらなくなって転ぶ?
足が上がらなくなって転ぶ?

支える足が弱くなった結果、反対の足が上がらなくなることが多いです。
片足飛びが楽にできる程度、支え足の能力が必要です。

転倒予防の重点、片足立ち(支持脚)能力を向上すること!






最終更新日  2021.05.03 22:07:15
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2021.04.08
立ち上がるときにふらつくそうです。
めまいのような感じとのこと

いろいろ観察すると、頚部の運動制限が強い様子。
触診でも後頚部の表層筋から深部の筋まで固くなっています。

頚部深層の筋は、前庭神経系と密接にかかわり、ここが固まると、めまいのようなふらつきが症状としてみられることがよくあります。

たぶん、ここが原因でしょうと、ゆるめるようアプローチします。
特に右側が硬いですが、そこが固くなる原因は胸椎が右凸で軽い変形を起こしてます。
ここには胸郭から矯正をしていきますが、腰背部の筋で固くなっているところをゆるめてから、矯正します。
結局、体幹の部分部分で、固くなっている筋をゆるめて胸郭の動きを作り、最終的に頚部深層筋にアプローチです。
完全にゆるめることは出来ませんでしたが、ふらつきはかなり軽減したようです。

腰部の問題もそうですが、頚部は特に胸郭にもアプローチしていくことが大切と考えます。






最終更新日  2021.04.08 18:30:40
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2021.03.03
脳性麻痺の子です
痰がらみがあって、呼吸が苦しそう
首を伸展して側弯も強く、全身は伸筋の緊張が強くなっています。(のけぞっている)

呼吸は浅く、早い状態
病院でも、CO2が高くなっているといわれたそうです。

呼吸は浅くなると、換気障害が強くなってきます。
痰も溜まっているのでなおさら。

呼吸リハの目的は、第一に ”一回換気量を増やす” ことです。

まずは、筋緊張の抑制と、換気血流比不均衡を改善するため、姿勢変換です。
今回は、いきなりうつ伏せ(クッションを抱える四つ這いに近いかたち)にもっていきます。

重力を受ける方向を大きく変えることが大切。
筋緊張も変わり、排痰も促されます。
10分ほどで、痰が出始め、呼吸も深くなってきました。

今回は30分この姿勢で保持して、十分に排痰できたので、次は坐位にて様子をみていきます。
緊張は少し軽減して、胸郭の動きもよくなりました。

痰がらみからの呼吸苦で、筋緊張が増して、胸郭がうごかなくなって、更に呼吸苦を引き起こす状態。
悪循環になってました。
このような状態で酸素投与しても、酸素化はある程度進みますが、換気不全に陥って、CO2は上昇してしまいます。最悪はナルコーシスになっていくでしょう。

まずは、姿勢変換ですね。






最終更新日  2021.03.03 19:30:11
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2021.02.25
入所施設にて、高齢者の座位保持を確認しました。

チルト・リクライニングの車椅子に座っており、滑り座りです。
両膝の屈曲拘縮が重度で、下腿はレッグレストにぶつかって、深く座れないようです。
両上肢も屈曲位で拘縮しています。
開眼してますが、声かけに応答はなく、追視もあるかないか。

まず、骨盤を正中にしてなるべく深く座ってもらいますが、円背と膝屈曲で深くは座れません。
背張りをゆるめて、円背部分を逃がします。
チルトを起こし、フットレストから足をおろして床に着け、介助して前傾に近い座位にもっていきます。
同時に腰背部の緊張を抜くため、緊張の強い筋に手技でアプローチ。

徐々に前傾が可能になって、全身的に屈筋の緊張が緩和してきました。
さらに頸背部の緊張もとっていきます。
頸部の動きが出て、追視もしてくれるようになりました。
こうなれば、あらためて座位を取り直すと、深く座れていい感じ。

今回のケースはよくある状況です。
仙骨座りで、体圧分散ができず、座骨・仙骨に荷重が集中します。そして円背により背張はフィットせず、体幹のサポートも弱い状態なので、これでは不安定感と痛みにより筋緊張は高まります。
そして中途半端なチルト姿勢で、抗重力活動は屈筋群ばかり。当然、全身の屈曲拘縮は進行していきます。
そんな状況を改善するためには、臀部に集中する荷重を大腿部にも分散し、深く座って体幹を包むようにサポート(背張を適度にゆるめる)、重力を受ける方向を前傾座位で変えていき、足底は床に着けて、床からの感覚入力を高めると、全身的に伸筋群が活動しはじめます。

こんなことを考えて、座位姿勢を改善していきます。
ポジショニングは、体圧分散と接触する感覚によって緊張の緩和をはかり、重力を受ける方向を変えるための姿勢変換によって、特定のパターンによる筋緊張を抑制することができ、拘縮の進行が防げます。
今回のケースでは、呼吸状態も良好になるので、慢性的な低換気によるさまざまな問題も改善できます。






最終更新日  2021.02.25 20:21:29
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2021.02.23
足の親指が痛いとのことで、確認すると母指球のあたりに強く痛みが出ています。
高校生です。

左母趾は、外反傾向で母指球の内側に強く荷重されるようです。
母趾外転筋を促通して、母趾の分離運動を練習させました。

右足はうまくできるけど、左は動きが鈍いです。

母趾を屈曲させてしまうと、地面を押さえるように支持基底面がつくれません。
屈曲させずに、地面を押さえる感じです。

自主トレがんばってもらい、5日後に確認すると、痛みは出ていないとのこと。
動きも上手になっています。

今のうちに治しておけば、もう大丈夫。

母趾の使いかたがヘタで、支持基底面を正しく作れない人は多いように思います。
タオルギャザーだけではだめです。
母趾外転筋を使いましょう。






最終更新日  2021.02.23 17:45:19
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