サンドロの告げ口はいい告げ口〜鉄道員〜
鉄道員っていう映画、そういえば日本より前にあったな〜なんてボンヤリと観始めた、BSシネマ鉄道員 HDリマスター版 DVD価格:3344円(税込、送料別) (2019/10/25時点)楽天で購入モノクロで何やらとても昔の作品っぽいイタリア映画か〜面白いかなぁと画面を眺めてるともんのすごく可愛い少年が登場その名もサンドロ主人公一家、マルコッチ家の末っ子つぶらな瞳に、ややつぶらな体型 笑愛嬌があって演技も上手くナレーションまでこなす家族は時に愛を込めて彼をサンドリーノと呼ぶ厳格な父親もクールビューティな姉も、サンドリーノには明らかにメロメロちょっとあらすじを調べたら若干しんどそうなので観続けるか迷うのだけど、サンドロ少年が可愛すぎて彼見たさに取りあえず視聴継続とあるブログのレビューには「橋田壽賀子ドラマっぼい」とあったので、多少ヘビーな展開でも何とか観れるかなとも思い橋田壽賀子かどうかはともかくこれはまごうかたなきホームドラマ生きていれば家族や周りとの衝突もある試練もあるそれでも日々を紡ぐうちに、いつかやり直せるよそんな、つくり手による人間賛歌でした鉄道員である父親の仕事での試練娘のままならない青春と苦しい結婚生活親子の軋轢あんまり好んで観たい展開ではないのだけどサンドロの可愛らしさに引っ張られるように観続けたらそのご褒美に感動をもらえたそんな感じがしましたまだ幼いながら抜群の愛嬌で場を明るくし、時に周りに気を遣い、成績不振による母親からの折檻や姉への愛ゆえの犯行を叱る父親からの折檻をことごとくかわし、「僕は告げ口なんかしないよ」と言いつつ、やるべき告げ口はきっちりこなすサンドロ少年天才かそれぞれの演技も古臭くなく、母親の若見え賢母ぶり姉の美しさ、色っぽさ父親の親友の心の色男ぶりなど人物の見所もたっぷりで、有名な映画になるにはやっぱり理由があるんですね〜それにしても、主人公家族のルックスがみんなシュッとしてた通りや広場の造りに時代を感じて、その辺も何気に見応えあったないまとは違う道路や街の様子って面白いですよね昔の日本映画を観ていても思う好きな映画作品が一つ増えて良い昼下がりでした