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テーマ:試写会で観た映画の感想(678)
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今日は私にとって今週唯一の試写会『てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~』に行って来ました。
珊瑚の植樹(?)に世界で初めて成功した実話を映画化したお話です。 主演がコメディアンの岡村隆史氏なので、あんまり期待していませんでしたが、さすが香港映画でも主演をつとめたことがあるだけの方で、演技力抜群 さらにダイバーなら、絶対お勧めの一作です。 物語は、小さな頃から海の生き物が大好きで、それ以外のことは全然ダメな出来そこないの主人公の健司(岡村隆史)と、大人になった今でも人魚がいると信じている夢見る美女・由莉(松雪泰子)が結婚するという、実際にはありえない設定から始まります。 母親(何故か、原田美枝子)から、不良品とレッテルを貼られる健司で、どんな仕事も長続きななかったが、観光客向けバーで大成功。これからもっと成功するかと思われた矢先、突然バーをやめて珊瑚の植樹を始めると言いだす。 漁協のいやがらせや、詐欺に合ったり、開発業者に利用されそうになりながら、元のきれいな海を取り戻し、将来に残したいと思う健司だったが、、、、。 監督の力なのか、今までの沖縄が舞台の映画のようなゆるい感じは一切なく、ひたすら主人公の生き様を描いている、珍しい作品でした。 私が注目したのは、もちろんダイビングシーンや海の中の景色。 先日観た『スイートリトルライズ』という映画でも、たまたまダイビングのシーンがあったんですが、オクトやゲージを船のヘリの内側にたれ下げたままバックロールエントリーしたり、ウェットスーツを洗濯バサミではさんで干したりと、ダイバー的にはありえないシーンが多すぎて、頭が????でいっぱいになっちゃいました。 でも、この映画はさすがに沢山のダイバーが協力されているみたいで、主演の岡村さん自身もダイバーのせいか、ちゃんとゲージを船のへりの外にたらして、基本に忠実なきれいなバックロールエントリー。 海の中での中性浮力も普通にきちんと取れてて、結構潜りこんでいらっしゃるんだなーと感心。(ただし、カメラを持っているシーンなどは、多分スタントのお方) 映画好きな方はもちろん、(多分)ケラマの海の中も堪能できるのでダイバーにも是非お勧め。 『てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~』4月24日全国ロードショー!!! それにしても、この映画観ても、チッソが恋しくならない自分が情けない。 もうすっかりダイビング止めちゃったのかなあ 今年まだ1本も潜ってないし、この先も当分潜る予定ありません。 どなたか、どこかへ潜りに行かれるなら誘ってください。 原作はこちら↓ てぃだかんかん 今日の試写会でもプレゼントされていた、映画版小説はこちら(私、この報知新聞主催の試写会、結構行っているのに、一度もプレゼント当たったことないのよね) 小説てぃだかんかん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月26日 23時26分13秒
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