Rosalindaのなんでも日記

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  『孫文　100年先を見た男』★★★★☆

  台風が近づいても試写会に行くんかい！と突っ込まれそうですが、雨が降る中、わざわざ横浜まで行って来ました。しかも会社を1時間も早退してまで早退した分の時給とか交通費計算したら、当日券買って映画観たほうが安上がりなんじゃないかとも思いましたが、映画が良かったので、すべて良しとしましょう！！！横浜開港150周年記念のイベントの一つとして、開催された今日の試写会は、横浜にゆかりのある孫文先生を描いた『孫文　100年先を見た男』です。近代東亜史にあんまり強く無い私は、孫文先生がどのようなお方だったかあまり存ぜず、ジェット・リー主演の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』シリーズの第三作で、広東の学会で主役のウォン・フェイホンの英語通訳をやってた、英語を話せるお医者さんで革命家というのが私の知識のすべてでした。「開映前に関係者の舞台挨拶あり」となっていたので、台風の中、どなたがいらっしゃるのかと思ったら、な～んと孫文先生の実のお孫さんとおっしゃる方がお話してくださいました。孫文先生が日本滞在中に結婚されていた日本人妻の方との間に生まれたお方が、この方のお母様ということで、昭和29年になるまでその事実は隠されていて知らなかったとのことです。昔は色々政治的に複雑な事情があったんでしょうね。映画の内容は、その孫文先生が、日本を国外退去になって、受け入れ先のペナンに向うところから始まります。今まで9回の革命に失敗して、資本家からの寄付が集まらなくなり、さらに中国政府から命を狙われる孫文先生が、ペナンでも貧しい民衆の味方となり、さらに資産家のお嬢様の心を動かし、ペナンの華僑の心をも動かすという物語です。先ほど母体挨拶で、孫文先生の奥様は日本人だったとお聞きしたばかりなのに、映画の中ではツイフェンという事実婚の女性が孫文先生の身の回りの世話をしています。それを観た瞬間、一緒に映画を観賞されているお孫さんのお気持ちはどんなんだろう？と余計な心配をしちゃいました。さらに、一緒に映画に付き合ってくれたジェイ友（ジェイ・チョウ ファン仲間）さんは、孫文先生は「宗家の3姉妹」の1人と結婚したと聞かされて、映画の中の勇敢で志の高い孫文先生は、実はいっぱい奥さん（みたいな方）がいたと知り、ちょっとがっかり。それはさておき、この映画は、欧米の強国からプライドをズタズタにされた中国人に、プライドを取り戻し、架橋として外国で事業をしなくても中国国内で安心して事業を起こせるような、理想的な国家を作ろう！と訴えかけるすばらしい映画です。孫文先生の御言葉を聞いていると、昨日選挙があった日本にもそのまま当てはまる言葉で、この映画を観た後ならもうちょっとまともに考えて投票に行ったのに、、、、と後悔しきり。どうせなら選挙前に公開して欲しかったな～。『孫文　100年先を見た男』9月5日より全国順次ロードショー！！残念ながら上映館が少ないですが、お近くで上映される方は是非！！！

  2009年08月31日

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  『ノーボーイズ・ノークライ』with生・妻夫木クン

  東京は久々に、夏らしい蒸し暑い日でしたね。でも今日は、ずーーーっと楽しみにしていた妻夫木聡氏を拝めるので、朝からルンルンでした。今日は、妻夫木聡氏主演の『ノーボーイズ ノークライ』の初日で、私の行きつけの映画館・川崎チネチッタでも初日舞台挨拶があるということで、チケットを確保してあったのです。実は、チケットを取るのを田舎の弟に頼んだため、映画的には観にくい1番前の列映画がちゃんと観れるか心配でしたが、チネ4（劇場の番号）は、チネチッタの中でも前方でも観やすい劇場だったみたいで、意外と気にならずに映画が鑑賞できました。しかも、舞台挨拶もこれまでで一番近い位置で、たぶん妻夫木氏から2mも離れていない位置。あの東洋人一美しいと私が思うまぶたの二重や、手の血管まで肉眼で見える位置でした上映終了後、お目当ての妻夫木聡氏登場「川崎のお客さんは、行儀がいいんですね」みたいな第一声にちょっとびっくり。さらに「僕は、横浜が地元だったんで、川崎チネチッタには映画を観によく来ていたんですが、自分がそちら側（客席側）じゃなくて、こちら側（舞台）にいるのが不思議な気分です」という言葉を聞いて、すっごく嬉しくなりました。私が川崎チネチッタに通い始めたときは、すでに妻夫木氏は『ウォーターボーイズ』に主演していらしたときなので、同じ次期に一緒にここで映画を観たことは無いと思うんですが、それでも妻夫木氏が、川崎チネチッタで映画を観ていらしたという事実には、感無量今まで、川崎で多々舞台挨拶を観て来ましたが、元川崎の映画館ユーザーだったと称する方は初めてで、それが妻夫木氏のようなトップスターで、うれしい限りです。まあ、それはおいておいて、肝心の映画ですね。映画の主人公は、『チェイサー』で猟奇的な殺人鬼を演じていた韓国人俳優、ハ・ジョンウ氏です。小さい頃、母親に捨てられ、自分を拾ってくれたヤクザの男のため、日本＜＝＞韓国間を小さなボートで運び屋をする男ヒョング（ハ・ジョンウ）は、日本での荷物引受係り、亨（妻夫木聡）とある事件をさかいに共同生活を営み心を通わせて行く。ヒョングは、家族がいないがために孤独でなげやりなのに、亨は負担だらけの家族がいるために自分を犠牲にしているが、お互い実は家族が大好きというストーリー。これと行った大きな衝撃はないが、日本映画的な繊細さと、韓国映画的なエンディングが印象的で、出演者の演技を観るだけでも十分楽しめる映画。妻夫木氏いわく、「全国70館程度しか公開されないので、よろしくお願いします」とのこと。私的には、これまで韓国映画を観たことない人が、いきなり刺激が強い韓国映画に触れるとびっくりすると思うので、この映画は入門的にいいと思います。『ノーボーイズ ノークライ』本日より、全国順次ロードショー！！今日の様子は、別会場ですが、こちらでチェック。

  2009年08月22日

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  『BALLAD 名もなき恋のうた』★★★★

  昨日、試写会から帰った後、約5時間かけてパソコンを復旧しましたOSのインストールに時間がかかるかと思ったけど、インストール後のWindowsの更新プログラムのダウンロードが57個もあって、これに2時間半近くかかりました。去年の2月に買ったPCで2時間半なんだから、この先壊れたらもっとかかるのかと思ったら、空恐ろしいこれってウチが12MBのADSLだから？光だったらもっと早いのかしら？ってことで、かなりスッキリして速く快適になったPCでさっそくブログ更新。昨日『BALLAD 名もなき恋のうた』という来月公開の、草なぎ剛氏＋新垣結衣ちゃん主演の映画を観て来ました。クレヨンしんちゃんの映画が、原作とあったので、子供っぽいふざけた時代劇かと思ったら、意外や意外、戦闘シーンなんか『レッドクリフ』ばりに兵士がいて（ちょっとウソ）、かなり本格的でした。ストーリーは、小学生の川上真一（武井証）は、ある日突然戦国時代の小さな国・春日に自転車とともにタイムスリップしてしまう。そこで、いつも夢で見ていた御姫様（新垣結衣）や、武士の又兵衛（草なぎ剛）と出会い、又兵衛の命を偶然救ったことから、仲良くなる。未来から車でやってきた両親（夏川結衣、筒井道隆）もやってきて、どうにか未来に戻ろうとするが、、、。というカンジです。今までもタイムスリップ映画はいっぱいありましたが、未来から来た人間をこんなにスンナリ受け入れる映画は珍しいです。未来から来た証明に携帯電話を使ったり、御姫様がに乗って喜んだり、なんて普通ありえないでしょう。多分今までの映画なら、ターミネーターみたいに捉えられて、研究材料にされちゃいます。もともとが子供映画だから、恋愛や戦闘シーンもソフトで、万人が楽しめる映画になっています。それに実質主人公の子供・武井証クンの演技も、今日から公開の『ぼくとママの黄色い自転車』よりも断然こっちがいいです。『ぼくとママの黄色い自転車』の武井クンは演技が異常にわざとらしくて、大袈裟で変だったんですが、こっちは普通の小学生っぽくて、言葉や感情表現も自然で、これってつまり監督さんの演技指導とか好みの問題だったんですね。どっちの映画でも自転車乗ってる武井クンですが、こっちのほうが何故か乗りこなしも上手かったです（いい自転車使っているから？予算の違いか？）ともかく、とってもお勧めなので、ご家族揃ってお出かけください『BALLAD 名もなき恋のうた』9月5日、全国ロードショー！！！全然関係ないけど、今テレビ観てたら、TBSのマラソンがもうすぐ我が家近くに来るみたい。4時までに赤坂に着くとか言っているけど、普通の速さで歩いても3時間で着くでしょう～と突っ込みたくなっちゃいましたが、がんばってください。

  2009年08月22日

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  『トランスポーター3　アンリミテッド』★★★★★

  今日は、私の大好きなジェイソン・ステイサムのヒット・シリーズ映画『トランスポータ』の最新作を観に行って来ました。第1作を観たのは、もう5年以上前で、車が道路だけじゃなくて、トレーラー車の上に移動したりするのが新鮮で、すっごい興奮しましたが、第2作は何故か見逃していました。で、第3作ですが、妙に大人しくなったフランク（主人公の名前）がフランス人警部とともに釣りをしている場面から始まります。釣り＝海ってことで、リュック・ベッソン製作の映画は、『グラン・ブルー』に代表されるように、水の中の出来事を描かせたら彼の右に出るものはいないと思います。第1作では、海の真上に建つフランクの家は、地下が海と直結していて、そこから脱出できるように、ダイビング用具一式が備えられていて、フランクとヒロインがレギュとオクトパスを使って脱出する様子が描かれていました。で、ネタバレになっちゃいますが、今作はさらに困難な水の中からフランクが脱出する様子が描かれています。しかも人間だけじゃなくて、車まで！！！あまりの発想のすごさに、ダイバーなら興奮すること間違いなし逆にダイバー以外の方は、あんなことあり得るのか？って疑問に思っちゃうと思いますが、空気の浮力ってものすごいので私は有りだと思います。水とともに、リュック・ベッソンは、アメリカ映画製作者と比べると、東洋文化にもかなり詳しいと勝手に想像しているんですが、今作は東洋人こそ登場しないものの、漢字が登場します。しかも、その漢字は、何故か「安」。最初、「安」＝Cheapの意味だと思い、「なんでこの漢字なの」って疑問だったけど、話しが進むうちに、ヒロインの口から何度も発せられる"Safe"の意味だとわかります。つまり「安心」もしくは「安全」の「安」。ううう～ん。リュック・ベッソンすご過ぎ！実は、先週も「96時間」というリュック・ベッソン製作の作品を鑑賞したばかりで、そっちも良かったですが、やっぱり『トランスポータ』シリーズは格別です。ジェイソン主演の映画はいつもことですが、試写会場は男子が沢山押し寄せ、開場時間を10分以上過ぎているのに、会場の外まで人が並ぶくらいの大盛況でした。『トランスポータ3 アンリミテッド』8月15日全国ロードショー!!全国ロードショーなのに、何故か私の行きつけエリアの川崎では、どこも上映してくれないの。何故～上映しないと絶対後悔するぞー！

  2009年08月03日

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  『レスラー』★★★★★

  ここ3週間ほど、ほとんど試写会が当たらない私自分が当たらないときは、お友達からのお誘いも少なくなることが多いですが、昨日は『ターミネーター4』、今日は『レスラー』と80年代に元気だった人にお勧めの作品を友達に誘っていただき、観ることができました。今週は月曜日に『おと・な・り』も観て、どれもお勧めですが、中でも今日観た『レスラー』は、私のように人生のピークを過ぎた（と自覚する人）にお勧め。かつてセクシー俳優として一世を風靡したミッキー・ロークの姿がいいんですストーリーは、80年代にプロレスラーとして栄華を極めたランディ・ザ・ラム（ミッキー・ローク）は、20年後の年老いた今もプロレスラーとしてリングに立っている。プロレス仲間やファンからは、尊敬の念とともに親しまれているランディだが、一人娘からは絶縁状態で嫌われ、プロレスの興業が無いウィークデイはスーパーで働くしがない日々。年老いても後輩を育てながら試合を続けていたランディだったが、ある日心臓発作で倒れ、それまでの人生を改めて見つめなおす。というカンジです。アカデミー賞の主演男優賞にもノミネートされたミッキー・ロークの演技はもちろん見ものですが、ランディというキャラクターが経済が衰退した今の社会に共感を呼ぶんです。自分が好きなことにはがむしゃらになれるけど、社会性に乏しくて、家庭も恋愛もすべてうまく行かないランディには、80'sの音楽が好きな人なら誰しも共感できるんじゃないでしょうか。というのも映画の中で、「80'sは良かったよね。Guns'n'Rosesとか、○○とか、、、」と言って「でもニルヴァーナが登場して、90'sはダメになった」みたいなセリフをおっつぁんであるミッキー・ロークが言ってて、そのセリフに妙に納得した私。だから、90年代以降洋楽を聴かなくなったんだ～ここのツボを押さえられた方なら、この先のストーリーは、もう主人公ランディになりすましたまま全編を観れるはずです（＜＝勝手な憶測）。プロレスの試合で使う"Staple Gun"の痛そうなこと、痛そうなこと。この場面は試合が終わるまで目を手で押さえてしまいました（その分、金返せーって言いたいですが、試写会なので、その権利もありません）。で目を隠す場面からずいぶん経ってラスト近くになって、ランディの心のよりどころとしているストリッパーが言った"I'm here. I'm really here"っていうセリフで、急に涙があふれて来ました。そう、、、ランディが欲しいのは、そこに誰かが居てくれることだから。人間って、自分の傍に誰か居てくれないと寂しいんですよー。たとえそれまで勝手に生きていたとしてもね。ってことがわかるのは、多分私みたいな年齢になった人間だから、ひょっとして若い方は共感できないかもしれないけど、ミッキー・ロークの演技を観るだけでも十分楽しめるので、ご興味を持たれた方は是非劇場に足をお運びください。『レスラー』6月13日より、全国ロードショー！！私の行きつけ映画館・川崎チネチッタでも公開されるので、ご近所の方は是非、是非！！！ミッキー・ロークと言えば、80年代に全世界の女性を虜にしたこの映画↓ミッキー・ローク＆“艶”キム・ベイシンガー主演！ふとしたきっかけで知り合った男の愛の罠に溺れていく女の…9・2/1週間！DVD廃盤。■ナインハーフ■こっちは、東西の80'sいい男が炸裂イヤー・オブ・ザ・ドラゴン／マイケル・チミノマイケル・チミノ21世紀になって、悪役になったミッキーを観るならこちら。【中古DVD】レジェンド・オブ・メキシコ／デスペラード コレクターズ・エディション/アクション

  2009年06月03日

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  レッドクリフ・福袋が当たった♪

  先週は、試写会が一通も当たらなかった代わりに、レッドクリフ・グッズが2つも当たりました。最初に来たのは、Ｂ1版ポスター2枚組。次に、ポスターより先に届いていたのに、宅配ボックスに入れっぱなしになっていたため、今日やっと見つけた『レッドクリフ 大入り袋』です。何が入っているか楽しみ～♪と中を開けると、内容は↓のようなカンジ。左上から右下に向かって、2枚折りのチラシ、マスコミ用プレスシート、羽根のボールペン、携帯クリーナー、キューピー、『レッドクリフPartII』特別劇場優待券、3枚組ポストカード２セット（つまり計６枚）、飲酒運転根絶宣言シールの計９点です。で、気になるのがキューピー。これって一体誰？当初、鬚生やして、頭結っているから曹ピーかと思いましたが、手に持っている爆弾から、中村獅童氏演じる甘興ではないかと勝手に判断。ヤフオクで探しても、この甘ピーは無いので、これってかなり激レアじゃありません？これ以外のキューピーが入った福袋が当たった方がいらしたら、是非教えてください。ちなみに私はPAUSE様から頂きました。これを見て欲しい！と思った方は、以下のサイトでまだ募集中ですので、応募してみてください。映画生活cinemacafeハリウッドチャンネルeiga.com

  2009年05月26日

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  『インスタント沼』＠初日舞台挨拶

  今日は、大好きな三木聡監督の新作映画『インスタント沼』の公開日でした。「川崎エリア独占上映」しているTOHOシネマズ川崎で、初日舞台挨拶付き上映回で観て来ました（川崎ってゆーか、神奈川県全体でも1館しか上映してないんですけど、、、。）映画の内容は、麻生久美子さん演じる沈丁花ハナメが編集長をしていた雑誌が廃刊になり、会社を辞めて、人生まさにドロ沼のドン底状態の中、実の父親（と思われる）風間杜生演じる電球に出会い、人生に対する考え方を変えていく、ポジティブな気分になれる映画。三木監督の映画は、ここ3作品全部劇場で鑑賞してて（何故かほとんど試写会が無いから）、いつもある意味ファンタジーな映画だけど、今回はファタジーを超えてＳＦ映画かと思ってしまいました。『時効警察』の三日月さんが好きな方なら、絶対楽しめる作品だと思うので、お勧め上映後に、待ちに待った舞台挨拶がありました。登壇されたのは、三木監督、麻生久美子さん、ふせえりさんのお三方。新宿や渋谷だと、松坂慶子さんや、風間杜生さんも登壇されていたらしいですが、川崎の場合いつも人数が減っちゃうんですよね。登壇者の人数は多いほうがいいと思っている人もいるかもしれませんが、私は少ないほうが好きです。というのも、その分主役の方や監督さんのお話がいっぱい聞けるから。今日は、ふせえりさんのリップサービスがすごくて「川崎のお客さんが一番いい」とか「映画館もお客さんも川崎は温かい」などとお褒めの言葉をいただきました。監督とふせえりさんは、2年前の『図鑑に載っていない虫』でも川崎舞台挨拶で拝見しました。その時はお二人とも大人めだったような気がしますが、今日は『時効警察』のお仲間3人ということもあってか、エンジンフル回転な感じで、テンション高かったです。何が一番良かったって、ふせさんの2度見と3度見を生で観れたこと。麻生さんが、うさぎ牧場のシーンの2度見が自分で下手だったと言うと、ふせさんが上手な2度見を披露してくださったんです監督は相変わらず帽子を深々とかぶり、シャイな感じでしたが、麻生さんとふせさんは、去り際、通路側のファンの方に握手をしてくださり、特に麻生さんはゆっくり丁寧に握手されていたのが印象的でした。初日舞台挨拶で握手してくださる俳優さんを見たのは麻生久美子さんが初めてです。この温かさを見て、前から好きな女優さんでしたが、もっともっと大好きになりました来週公開の『おと・な・り』も、その翌週公開の『ウルトラミラクルラブストーリー』も絶対観ますから、また川崎に是非舞台挨拶にいらしてね

  2009年05月23日

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  『チョコレート・ファイター』★★★★

  今週3本目の試写会は、自身初タイ映画の『チョコレート・ファイター』です。今まで行った国で、一番訪問回数が多いのがタイ（8回）なのに、何故か映画を大スクリーンで観るのは初めて。会場に着いてみると、試写状には何の告知もなかったのに、何故か取材カメラが入ってました。まさか、主人公のパパ役の阿部寛さんが来るのかしらと期待しましたが、来場されたのは、ビリーズ・ブートキャンプで有名なビリー隊長でした隊長とともに『チョコレート・ファイター』のために特別に作られたエクササイズしたい人いますか？とボランティアを募集。「手挙げる人なんかいるわけない」と思った私をよそに、次から次へと入隊希望者がステージに駆け上がり、ビリー隊長の人気にびっくりだって、最初から告知してあったならまだしも、今日会場に来るまでみんな知らなかったから、エクササイズ向けの格好してる人もほとんどいないし、、、、といいつつ、ステージ上のエクササイズを見てたら、かつて2日に1回くらいの割合でエアロビに通っていた私も、やりたくなってしまいました。エクササイズって一旦やり出すと中毒になっちゃうのよね～。ステージ脇のビリー夫妻のお子様が見守る中、無事ステージは終了。さて、肝心の映画ですが、ジージャーという可愛らしい女の子がスタントやCG一切無しで敵をバッタバッタとなぎ倒す本格派アクション・ムービーです。ジージャーのお父さん役で、阿倍寛さんが出てて、ほとんどセリフは無いんですが、彼にしては珍しくベッドシーンがあるので、阿倍ちゃん目当てでも楽しめる映画です。それより私がびっくりしたのは、アクション映画というよりも芸術作品じゃないかと思えるほどの美しい映像。まるでクリストファー・ドイル撮影のウォン・カーウェイ映画ばりの、映像なんです。特に出だしのあたりのBGMだけかかって、セリフは字幕のみという変わった趣向や、ジージャーが見る夢がアニメだったりと、映画の作り方も独特で、アクション映画ファンじゃなくて、純粋に映画好きな方にもお勧めの映画ですタイ映画は、最近アジア映画の中でも特に元気ですが、こんなにクオリティが高いなんて知りませんでした。だって今まで『アタック・ナンバーハーフ』をDVDで観たことがあるだけだったから。これからは注目して、日本で公開される全作品、観てみたいと思います。『チョコレート・ファイター』5月23日より、全国ロードショー！！（↑と言っても、残念ながら都会でしか上映されないみたい）

  2009年05月14日

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  『ウォーロード／男たちの誓い』絶対観てください！

  今日は、もう本当に首を長～くして待ちわびた映画『ウォーロード／男たちの誓い』の試写会に行ってきました。2006年の製作発表に始まり、2007年は撮影中のジェット・リーのブログを毎日ながめ、2008年の正月映画として公開中のタイで、タッチの差で見逃し、ジャパンプレミアに参加したいがために、ジェット・リーのファンクラブだけじゃなくて、アンディ・ラウ ファンクラブにも参加し（＜＝実はアンディ・ワールドでは、ファンクラブ枠の席が無いらしい）、ひたすら目の当たりにできる日を待ちわびていました。もう劇場公開は無理かと思われましたが、同じ中国映画『レッドクリフ』の大ヒットのおかげか、無事日本でも劇場公開されることになりました（ブロードメディア・スタジオ様、多謝、多謝！）。で、とうとう今日ジャパン・プレミアっぽい試写会で観て来ましたよー。って言っても公式HPでも告知があったように、出演者の来場はなかったんですけどねいいんです。肩すかしはもう慣れていますから開場時間とともに映画本編が始まりました。開始早々、いきなり「他説死很容易（彼は言った。死ぬのはとても簡単だと）」という金城武さん本人の声によるセリフから始まって私的にびっくり。だって、金城さんの声って、『レッドクリフ』でも『LOVERS』でも吹き替えになっていたから。さすが香港人のピーター・チャン監督作品ならではですね。ストーリーは、清朝末期の中国で、内乱が続く中国で反乱軍を抑えて成果を挙げたパン将軍（ジェット・リー）と、義兄弟の契りを交わしたアルフ（アンディ・ラウ）＋ウーヤン（金城武）の義理と人情を描いた物語です。ジェット・リーのブログにもありますが、かつて映画やテレビシリーズで大ヒットした『刺馬』という物語のリメイク版で、京劇でも歌われいるような中国では有名な史実のお話らしいです。この映画で、ジェット・リー師父は、香港電影金像奨で主演男優賞なる賞を初めて受賞しました。つまりそれくらいジェット師父の演技が光っている映画なのです。ただ、「ラブシーンの撮影は、すごい緊張した」とか言っていたから期待していたのに、相変わらずなラブシーン。　　　　っていうか、ラブシーンに入らないでしょう。それでもいいんです。だってジェット師父にはアクションがあるんだも～ん！でも、そのアクションも今作は「SPIRIT」と比べると控え目。だけど、いつも思うんですが、ジェットに槍を持たせたら、彼の右に出る人はこの世にいないんじゃないかと思うほど、槍のシーンが格好いいんです。アクションというよりも義理と人情に生きる男たち3人を描いた、感動大作ですので、お近くで上映される方は、絶対、絶対観に行ってください。『ウォーロード／男たちの誓い』5月8日より、全国ロードショー！！！で、いつもジェット・リー主演映画は、試写会で観ても必ず前売り券を買って劇場に観に行く私ですが、今回は幸いなことに試写会場でプレスシート付き前売り券を売っていたので買いました。上映後、外に出て前売り券を買おうとすると、イベントが終わるまで販売は再開しないとのこと。そうです。この日はジャパン・プレミアだったので、上映後にイベントがあったのです。といっても登壇者は、政治風刺で有名なザ・ニュースペーパーの方々が、各知事に扮して登場しただけ。せめて映画の主役3人になりきるとか、もうちょっと工夫があっても良かったのでは？ってゆうか、3年前の『ウィンター・ソング』以降、日本で公開された金城武氏主演映画は、すべてご本人がイベント等のたびに来日＋登壇されているのに、何故に今回の映画はこの扱い？？？？そもそも、この映画、『死神の精度』よりも、『ドラゴン・キングダム』よりも、『ハムナプトラ３』よりも、『レッドクリフ』よりも、『怪人20面相』よりも、『三国志』よりも先に撮影されたのに、何故に公開がこんなに遅いの？？？でも公開されただけで、本当に満足です。日本で公開されるのは、香港版より短いインターナショナル版とのことで、カットされた○○○氏の処刑場面とか観たいので、是非ディレクターズ・カット版DVDも販売していただきたいですね。

  2009年04月27日

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  台湾旅行・2日目

  2日目は、一日市内観光がついてました。ツアー代が安いのは、この市内観光をパスできないからなんですねー。というのは、市内観光には必ずお買物店立寄りがついています。ここでお客が落とすお金が、ツアー会社にキックバックされるからツアー代が安くなるんです。かくゆう私も、ツアー代に匹敵する金髪晶のネックレスを衝動買いしてしまいましたそれはさておき、市内観光は、朝7時半にホテルを出発して以下のコースをたどります。1.保安宮　　2.孔子廟　　3.お茶セミナー　　4.総統府　　5.中正記念堂　　6.民芸品店　　7.昼食（「梅子」というレストラン）　　8.忠烈祠　　9.故宮博物館　　10.足つぼマッサージ店　　11.デューティフリーで解散スケジュール表で観たときは、こんなに回れるのか心配でしたが、なんとかなるものです。故宮博物館は、今回初めて行ったんですが、人気の展示物は人だかりでなかなか観れなくて大変でした。日本人と中国人観光客がほとんどで、地元の人はあんまりいないみたいでした。以下写真です。1.保安宮通常なら、中に入っておみくじ引いたりするらしいですが、私たちが行った日は、神様のお誕生日ということで行事をやっていました。映画で見るような中国の古装を生で観るのは初めてで、私的にこっちのほうが全然楽しかったです。5.中正記念堂私達が行ったときは、一時的に名前が変わった「民主記念館」という名前がまだあがっていましたが、7月に元の名前に戻るらしいです。8.忠烈祠近衛兵の交代式があるところで有名な場所です。ここは前回の台湾旅行でも行った覚えがあります。身長178cm以上の体格のいいイケメンのみ、ここに立てるとのことでしたが、私からするとあんまりイケメンさんはいなかったような、、、、。ただ身長は基準値をはるかに超えた長身さんばかりでした。解散後は、中山駅からホテルがある西門町まで、観光がてら歩いて帰りました。途中の三越デパート地下で、こんなに可愛いケーキを発見。台湾の人たちは、日本人以上に可愛いものが大好きみたいで、こんな風に可愛いものがたくさんありました。台湾語の中に「カワイイ」とか「超カワイイ」という言葉が入りこんでいるみたいで、町のアナウンスでも聞けました。三越は日本のデパートのせいか、日本のお店がいっぱい入ってて、中にパン屋のDONQもありました。そこで、何やら長い行列が出来てて、一体何を並んでいるのか気になってしょうがありませんでしたが、私の中国語力だと質問することもできず、わからずじまい。何だか知っている人がいたら教えてください。

  2009年04月17日

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  お勧め！『ビバリーヒルズ・チワワ』★★★★

  今日は、ココログ様で当てていただいた、ブロガー試写会で『ビバリーヒルズ・チワワ』という映画を観に行ってきました。ビバリーヒルズの超セレブ犬が、メキシコで拉致され、そこで知り合った犬に助けられ、ビバリーヒルズに帰るために一生懸命がんばる冒険物語です。主人公のチワワ・クロエも可愛いけど、メキシコの犬達も可愛くて、クロエを助けるシェパードのデルガドや、2匹を追いかける悪者ドーベルマンのディアブロなど、人間の世界を犬が主役で描いたファミリーにぴったりの映画です。私が観たのは吹替え版でしたが、字幕版は主人公のクロエの声優をドリュー・バリモアが、クロエを助けるデルガドの声をアンディ・ガルシアが演じているらしいので、もう一回字幕版で観たいです。映画の中には、私も行ったことのあるメキシコシティの博物館も出てきて、博物館にはアステカ人たちが昔から犬を大事なパートナーとして扱っていたのがよくわかる絵や、映画に出てきた模型があります。小学校の遠足で、先生が子供たちに絵を見ながら"Donde esta el perro?（犬はどこにいる？）"と聞いてたくらい、メキシコ人は犬が好きなようですね。最近犬の映画が日本でも流行ってますが、現在公開中の『マーリー　世界一おバカな犬が教えてくれたこと』など、すべて人間が主人公で、人間から見た犬の姿を描いたもの。でも、この映画は、犬が主人公で、お嬢様犬のクロエが、元警察犬だったデルガドと共に、悪の手下ディアブロと戦い、成長していく姿を描いているところが違います。人間のお話を犬が演じているところが、ものすごい新鮮で、かつ感情移入できて、皆様にもイチオシの映画です。犬の本ものの演技と、口元のCGの動きも楽しめます。犬好きな人も、そうでない人も、絶対楽しめる映画なので、是非観てください。『ビバリーヒルズ・チワワ』 5月1日、全国ロードショー！！ところで、この試写会、今までに経験したことない珍事に巻き込まれました。募集のときは、「16時半からの吹替え版」となっていたのに、招待状は何故か「11時半からの字幕版」。まあ、午前中で字幕版のほうがありがたいからいいや、と会場に行ってみると、そこには小さな子連れの家族がいっぱいこりゃ、字幕版じゃないな、と気付きました。そのうち開場が始まると「皆さん、座席は決まっていますので、ごゆっくりお進みください」と案内が。　　　エッ？？？私、座席指定なんか受けてないけど前の方を見てみたら、確かに座席表にマーカーをつけた紙をお持ちです。なんかおかしいなあ、と思ったら、誰がどう間違えたのかわかりませんが、時間を間違って招待状を送ってしまったらしいです。もう一度午後来る、別の試写会に優先的に招待するというオプションがありましたが、同行者の方が来れないため、私は無理やり11時半の会に入れていただきました。ひと騒動あったけど、映画がすっごーーーーく面白かったから、すべて良しです。

  2009年03月28日

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  『クローズZEROII』プレミア試写会

  今日は先日ブログにも書いた『クローズZERO II』の舞台挨拶付き試写会に行って来ました。今人気のイケメン俳優さん達の舞台挨拶があるので、整理券引換開始時間の1時間前から並んで、端っこですが9列目をゲットなんとか肉眼で皆様の顔を拝めました。今日は出演者総勢20人という、とてつもなく沢山の俳優さん達＋プロデューサーと三池崇監督、11歳のギタリストの女の子が舞台にズラリと並びました。前作を観ていない私が知っているのは、小栗旬氏、山田孝之氏など半分以下。中でも今日の私のお目当ては、今や宮崎あおいの夫という冠詞がつくようになった高岡蒼甫氏。今まで彼の出演作は、映画館や試写会で観ただけでも、出世作『パッチギ』、『シュガー&スパイス 風味絶佳』、『ヒートアイランド』、『明日の私の作りかた』、『青空のルーレット』、『GSワンダーランド』とすごいいっぱい観てます。で、今日が初めての生・高岡氏。思ってたとおり、っていうかそれをはるかに超えて格好良かったですあんなに格好いいダンナさんがいて、それだけでも宮崎あおいちゃんが羨ましい～さて、肝心な映画ですが、、、、、　　　　実は、私、不良って好きじゃないんです。　　　　　　っていうか大嫌い！この世に何故不良という種類の人間が存在するのか理解すらできません。よって何のためにケンカしてんのか、全く理解不能。そのエネルギーを地球温暖化ストップや、地球上の恵まれない子供たちを救うボランティアに使えばいいのに、、、、。ってことで、私はこの映画を評価する権利がありません。『クローズZERO II』4月11日より全国ロードショー！！↓今日配られた豪華B3版プレス↓高岡蒼甫氏出演作5000円以上のお買物で送料無料！(海外・離島除く)《中古DVD》春の雪【最大半額決算セール!】 パッチギ! 特別価格版(DVD) ◆25%OFF！シュガー＆スパイス 風味絶佳(DVD) ◆20%OFF！あしたの私のつくり方/成海璃子［DVD］ヒート アイランド/城田優［DVD］青空のルーレット スペシャル・エディション(DVD) ◆20%OFF！GSワンダーランド プレミアムエディション

  2009年03月23日

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  今週観た映画5本

  最近、ブログ記入率が悪いみたい。ちょっと反省そこで今日は、今週観た映画をまとめ評価します。まずは月曜日の『それでも恋するバルセロナ』（goo映画様、いつもありがとうございます）。ペネロペ・クルスがスペイン人女優として初めてオスカーを獲得した映画です。そうじゃなくても、なにげにスカーレット・ジョハンソン好きな私は映画の出来にすごい期待していたんですが、、、、、。　　　　ちょっと私には合いませんでした。　　　　　　って言うか、よく考えたら私、ウッディ・アレンの映画あんまり好きじゃありません。ペネロピが、アカデミー賞をこれで受賞するなんて納得行かないこれでペネロピが助演女優賞取れるなら、私は絶対『ゴシカ』のほうがすごいと思うけど、（もちろん母国語で演技している"Volver"はもっといいけど）。『それでも恋するバルセロナ』6月27日、全国ロードショー！！自己評価：★★☆火曜日は、アメリカで予想外に大ヒットした犬映画『マーリー　世界一おバカな犬が教えてくれたこと』を観ました（Dさん、いつもありがとうございます）。日本でも犬とか猫などペット映画が大ブームですが、アメリカも同じようで、キャリアで悩む主人公が、新婚生活からずっと一緒に過ごした犬との愛情を描いた映画です。予告編観たときは「マーリー、君は幸せだったのかなあ」なんていうペットロス経験者にとって禁句のような文言を出しているから、号泣するかと思ったけど、そうでもありませんでした。特にマーリーの最後の迎え方が、日本人とアメリカ人の概念の違いを思い知らされて超びっくり人間の自分なら、ああゆう最後の迎え方が理想だけど、私は自分の猫達にあのようなことはできません（＜＝これってネタバレ？）ちょっとした見どころとしては、かつて『ナイルの宝石』などで一世風靡した名女優、キャスリン・ターナーが、かつての姿からは想像できないようなドッグ・トレーナー役で出てます。ちょっとショックだけど、演技力はさすが！！『マーリー　世界一おバカな犬が教えてくれたこと』3月27日、全国ロードショー！自己評価：★★★水曜日はレディースデーで、最近私が一番注目している若手男優・岡田将生クン初主演映画『ホノカアボーイ』を鑑賞。『天然コケッコー』のイケメンさん役の、あまりの美しさに惚れてしまい、主役級の作品『魔法遣いに大切なこと』、『ハルフウェイ』、そして今作と、彼の作品は全部映画館でお金払って観ていますこの映画は、ハワイ島が舞台のいわゆる癒し系映画。一見『かもめ食堂』風の映画に見えますが、実は倍賞千恵子さん演じるビーと、岡田クン演じるレオの関係は、あの名作『ラベンダーの咲く庭で』を彷彿させられます（＜＝超ネタバレで、スミマセン）。「やっちゃいけないことなんかないんだぜ」っていうセリフそのままに、オバさんになっても若くて可愛い岡田クンに憧れちゃう私でした。『ホノカアボーイ』全国ロードショー中！！自己評価：★★★☆木曜日は、アメリカンコミックが原作の話題作『ウォッチメン』を観ました（ココログ様、いつもありがとうございます）。映画館の予告編でも、チラシからも、あんまり映画の内容情報を得られないため、どんな映画なのかまったくわからないまま2時間40分以上ある映画に突入。しょっぱなから、理解不能な内容で、1980年代なのに何故かニクソンがまだ大統領やってたり、アメリカはベトナム戦争で勝利したことになっていたり、すっごい混乱しました。最後までこの混乱が収まったわけじゃなく、理解不能なままでしたが、随所に出てくる比喩的表現が、観る側にはどうとでもとれるから、一旦ハマればかなり感情移入できる映画です。かつ映像が『ナイトウォッチ』と『マトリックス』を足して2で割ったような斬新さ。さらに私的に最近お気に入りの俳優さんパトリック・ウィルソンのナイスバディが『リトル・チルドレン』並みに堪能できて、今週観た映画の中ではイチオシです。『ウォッチメン』3月28日、全国ロードショー！！自己評価：★★★★そして、今日の祝日金曜日は、今日から公開になった『フィッシュストーリー』を観に行きました。岡田クン同様、今私がイチオシのイケメン俳優・高良健吾クン目当てで、川崎チネチッタの初日舞台に行きました。ちょっと前は岡田クン、その前は松ケンがお気に入りだった私が今一番注目している若手俳優さんが、高良クン。『禅 ZEN』で煩悩に悩む若き層役を演じた姿で、コロっと落ちてしまいました。今月号の『シネコンウォーカー』でも注目の若手スターに選ばれているので、私以外にも注目されている方は多いはずなのに、、、。　　　なぜか、、、、　　　　　お客が少ない、、、、。今まで川崎の舞台挨拶を数多く観て来ましたが、ここまで客が入っていない映画は初めて！　　　なんで？？？この先絶対ブレーク間違いなしの高良健吾クン（＜＝今日見なかった人、絶対後悔するゾ！）他、『アヒルと鴨のコインロッカー』の濱田岳クン、子役の頃から有名な伊藤淳クン、この映画で初めて見た渋川清彦氏など、が舞台挨拶にいらしていたにもかかわらず、半分ほどの入りで、びっくりしました。それはさておき、映画の内容は、いろんな時代の話が同時進行的にフラッシュして、一体何のつながりがあるのか全然わからないまま話は進みますが、ラスト10分くらいで衝撃的に完結します。『アヒルと鴨のコインロッカー』の監督・スタッフが結集したとのことで、それなりに期待しちゃいますが、はっきり言って『アヒルと鴨』のほうが面白かったかなー。濱田岳クン以外にもドルジ役だった人もチラっと出てたりして、『アヒルと鴨』が好きな方は別の意味で楽しめるかもしれません。それから、これは舞台挨拶で監督が告白していらしたんですが、ラスト近くで多部未華子さんが白板に数式を書くシーンに、監督が出演していらっしゃるそうです。『フッシュストーリー』本日より、全国ロードショー！！自己評価：★★★

  2009年03月20日

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  『パッセンジャーズ』★★★★

  昨日に引き続き、今日もイベント付き試写会に行って来ました。観たのは、若手美人女優アン・ハサウェイ主演の『パッセンジャーズ』。入場前からものすごい列で、イベントに誰が来るのかと思ったら、実は山本モナさんでした。ちょっとがっかりなんだか眠くて、せっかく友達にいい座席を確保していただいたのに、トークショー中はほとんど寝てしまいました（Dさん、素敵な席確保、ありがとうございました）。それにしても山本モナさん1人のために、昨日の観月ありささん、松下由樹さん、神田うのさん来場試写会よりもカメラの数が多いってどうゆうこと？単に会場の広さの問題かしら？幸いトークショーは15分程度で終わって、肝心な映画が「NO MORE! 映画泥棒」のCMすらなくいきなりスタート！ストーリーは、飛行機事故で生き残った生存者5人のグループセラピーを担当することになった精神科医アン・ハサウェイが、セラピーを続けるうちに事故を隠そうとする飛行機会社の陰謀に巻き込まれそうになるというちょっとしたサスペンス仕立ての映画です。でも実はこの映画、結末がまったく予測できない、アメリカ映画らしからぬテーマの映画なんです。最近話題の胸こそ見えませんがアン・ハサウェイとパトリック・ウィルソンのちょっとしたラブ・シーンも楽しめて、上映時間も1時間33分と短くて、デートムービーにもぴったり。TOHOシネマズ系で主に上映されますが、何故か川崎では１０９シネマズ川崎で上映されます。『パッセンジャーズ』３月７日より全国ロードショー！！！ところで私はこの映画「パッセンジャーズ」みたいに原音に近いパにアクセントを置いて発音していたのですが、今日山本モナさんは「パッセンジャーズ」みたいにセにアクセントを置いて発音していらっしゃいました。日本語（っていうか標準語）的にどっちが正しいでんしょう？ 今日は朝からテレビのニュースはアカデミー賞を取った『おくりびと』一色でしたね。再上映中の映画館は人がおしかけているみたいで、私の行きつけの川崎チネチッタも早々に明日のレディースデーのチケットが完売しています。おかげで昨日観に行った『BABY BABY BABY』で観月ありささんの後ろに映るかもしれない私の姿は、どの局でも観れませんでした。と言いつつ、富山県民の私はやっぱり『おくりびと』がオスカー獲ってすごい嬉しいです（理由はここ）。私はこの映画を去年公開前に観たんですが、私にしては結構高い評価していたので、やっぱり好きな映画なんでしょうね（私の映画専門ブログ参照）というのも、もう十年以上前になりますが、父と祖母が相次いで亡くなったときに、納棺師さんのお仕事を映画さながらに間近で見て、あまりの見事な手さばき＋生まれて初めて見たお祖母ちゃんの化粧顔の美しさにいたく感動したからです。そのときの納棺師さんのことは今でもよく覚えています。理由は、我が家に着いた第一声が「岐阜県に来たかと思った」だったから最初意味がわかりませんでしたが、我が家があまりにも山奥にあるから富山県の県境を突き抜けて岐阜県まで来たかと思ったという意味だったみたいです（従妹が解説してくれた）。失礼な！！！我が家は海まで車で15分くらいで、家から富山湾も見えるわい！！！と当時憤慨した私ですが、家族を綺麗に送り出してくださって、どうもありがとうございました。

  2009年02月24日

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  『BABY BABY BABY』★★★

  映画『おくりびと』が米アカデミー賞の外国語映画賞取りましたね先週、キネ旬の表彰式で主演の本木さんや監督、スタッフさんを目の当たりにしたばかりだったせいか、なんか自分のことみたいに嬉しいです。外国語映画賞にノミネートされた日本映画で現代劇が初めてらしくて、日本映画もアクションや時代劇じゃなくても外国の人に受け入れらるっていうのが嬉しいです。そういえば今朝ラジオを聞いていたら、脚本家の方の会社１階にあるパン屋さんが、アカデミー賞受賞を記念して、パン無料デーをやるそうです。大阪にあるたこ焼き屋さんも無料デーするらしいので、お近くの方は是非どうぞ。その『おくりびと』の受賞が発表されている時、私は新作日本映画『BABY BABY BABY』を観て来ました。まだ公開が3か月も先なので、この映画の存在自体先週まで知りませんでしたが、友達が当たったとのことで昼間の試写会に行って来ました。場所は品川プリンスシネマ。今まで映画館のロビーは入ったことありましたが、館内に入ったのは初めてで、座り心地のいい椅子に傾斜がかなりついた映画館で観やすかったです。映画は、ドラマ『ナースのお仕事』の監督とキャストが総出演していて、『ナースのお仕事』が好きだった私には馴染みがある方々ばかり。でも主人公の観月ありささんは、ドジなキャラではなく、今回は雑誌副編集長というバリバリの怖いキャリアウーマンという設定。新しい雑誌の編集長に推薦されたばかりだというのに、思いがけず妊娠していることを知り、当初は産むつもりはなかったのに、お腹の子供の父親（谷原章介）は子供が欲しいといい、さらにいつの間にか自分も子供が愛おしくなり、産む決意をする。『ナースのお仕事』でベテラン看護師役だった松下由樹さんは、4人目の子供を妊娠中のベテラン妊婦、神田うのさんはセレブな有名人でスキャンダルを避けるために身ごもっていることを隠すという設定です。『おくりびと』もそうですが、最近『ベンジャミン・バトン』とか死を扱った映画が多い中、この映画は真逆の「生」や「出産」を明るくポジティブに描いていて、子供は欲しいけど余裕がないという少子化傾向の日本に一石を投じています。出産には父親も大事な役割を果たすとか、子供ができることで得られる喜びがたくさん描かれていて、赤ちゃんの沐浴方法などの講習もあったりして、出産を控えていらっしゃる方にはお勉強になる映画（らしい）です。ただいまどき、町の産婦人科で夜中にも出産を扱ってくれるお医者さんってあるんでしょうか？そこんところがちょっと私的に現実離れして見えました。でも、昔は産婦人科なんかで産まなくても、家にお産婆さんが来て出産可能だったんだから、あんな風に町の産婦人科で産むのは普通のことですよね（現に私も自宅で生まれた、母子手帳すら持っていない、まったくお医者にかからず生まれた子供）。これからパパになる人も必見の映画です。『BABY BABY BABY』5月23日、全国ロードショー！！！今日の試写会は、たまごクラブ、ひよこクラブ主催だったみたいで、ロビーにキャラクターがいました。託児サービス付きだったみたいですよ。そういう試写会や映画館が増えると、子育て中のママも映画館でゆっくり映画が楽しめるのにねえ。

  2009年02月23日

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  第82回キネマ旬報ベスト・テン映画鑑賞会と表彰式

  いつも映画好きな私ですが、今日はな～んと1日3本も映画観ちゃいました。というのは今日は、私の唯一（といってもいいくらい）の愛読書『キネマ旬報』さんのベスト・テン第1位映画鑑賞会と表彰式に初めて参加して来ました。スケジュールは以下のとおり（入口でいただいたリーフレットから転記させていただきました）。10:30　開場10:50～12:50　文化映画第1位作品「嗚呼　満蒙開拓団」上映13:10～15:12　外国語映画第1位作品「ノーカントリー」上映15:30～17:40　日本映画第1位作品「おくりびと」上映18:10～　表彰式日本映画作品賞「おくりびと」外国映画作品賞「ノーカントリー」文化映画作品賞「嗚呼　満蒙開拓団」監督賞　滝田洋二郎（「おくりびと」により）外国映画監督賞　シドニー・ルメット（「その土曜日、7時58分」により）ショーン・ペン（「イントゥ・ザ・ワイルド」により）脚本賞　小山薫堂（「おくりびと」により）主演女優賞　小泉今日子（「トウキョウソナタ」「グーグーだって猫である」により）主演男優賞　本木雅弘（「おくりびと」により）助演女優賞　樹木希林（「歩いても　歩いても」により）助演男優賞　堺雅人（「アフタースクール」「クライマーズハイ」により）新人女優賞　甘利はるな（「コドモのコドモ」により）新人男優賞　井之脇海（「トウキョウソナタ」により）読者選出日本映画監督賞　滝田洋二郎（「おくりびと」により）読者選出外国語映画監督賞　ジョエル・コーエン＆イーサン・コーエン（「ノーカントリー」により）キネマ旬報読者賞　片桐はいり（連載『もぎりよ今夜も有難う』により）10:50の上映会から参加すれば、席取りも楽勝かと思われたのですが、ギリギリに会場に着くと、もう真ん中ブロックの前方は席がなくて、脇ブロックになってしまいました。見積もりが甘かった～。世の中には平日の昼間でも映画鑑賞可能な私みたいな○マな方が沢山いらしたのねで、今までほとんど観たことないドキュメンタリー映画なるものを鑑賞。『嗚呼　満蒙開拓団』（「ああ　まんもうかいたくだん」と読みます）は、第二次世界大戦に関心が高い私にはとっても興味深い話でした。戦前に満州に行った方々は、みんな自分の意志で行ったんだと思っていましたが、実は政府が宣伝映画とか作って夢物語を語って、貧しい農村の小作農の人たちを意図的に送り込んだって知ってましたか？実は、富山の私の実家近くにはブラジルに移民した方々が沢山いて、その方々は結構自分の意志で行っていらっしゃるので満州に渡った人も当然そうだと思っていました。なのに、実態は増え続ける人口の中、日本という狭い国土で食糧が足りないため口減らしのために満州に貧しい農民たちを送りこんだというのです。今まで私が全然知らなかった事実です。この映画、これからあちこちで上映されるかもしれないので、お近くで上映される場合は必見です。次の『ノーカントリー』。第1位に選ばれる映画なのに、たまたま去年見逃していた作品です。ちょっと残酷な映画で、目を覆ってしまう場面も多かったですが、主演のハビエル・バルデムを一躍有名にした作品だけに画面に見入ってしまいました。私的にスティーブン・スピルバーグ監督の衝撃デビュー作『激突』にちょっと似ていると思いました。ただ、ラストがいきなりやってきて「あれ？これで終わり？」ってカンジ、、、。私が頭が悪いのか、テーマがよくわかりませんでした。多分去年観てたとしても、私は絶対1位どころかベスト10に選ばなかっただろうなあ。最後は言わずと知れた、去年の日本映画の大ヒット作『おくりびと』。今日で2回目の鑑賞ですが、初回より2回目のほうがストーリーがわかっているだけに落ち着いて観ていられる分心にジーンと来て、あちこちの場面で涙が溢れました。本当に静かでいい映画ですね。今回キネ旬さんで観れなかったら、今再上中の川崎チネチッタにもう一度観に行こうと思っていましたよ。この映画、今川崎チネチッタのチネグランデという一番キャパが大きい映画館で再上中なんですが、先週の水曜レディースデーは祝日と重なってか、午前中で席が売り切れてました。チネグランデの席が売り切れになったのを見たのは初めてで、すごいびっくりしました（というのは、チネグランデは子供向けとかマイナー映画しか上映しないから、もともと売り切れないことが多い）。さて、3本も映画を観て目がイカれそうになったところで30分の休憩後、いよいよ今日のメインイベント『表彰式』です。よく考えたら、この映画賞以外で一般の人が（読者ならある程度気軽に）入れる賞ってあるでしょうか？今まで映画賞の表彰式なんて見たことありませんでした。上記表彰者の全員＋プレゼンテーターとして原田美枝子さんと原田芳雄さんのご両人＋キネ旬で連載寄稿中で『トウキョウソナタ』の主演の香川照之さんが花束贈呈にいらっしゃいました（よくわかりませんが、香川さんは本当に普通に関係者としていらしたみたいで、花束贈呈の後、普通に関係者席に着席されていました）。いろんな方のお話の中で、私が一番ウケたエピソードをひとつ。プレゼンテーターの原田美枝子さんは吉祥寺在住らしいですが、駅に向かって急いでいるときに『グーグーだって猫である』の撮影に出くわして、足止めを食らったとのことです（注：グーグーは吉祥寺が舞台）。女優さんでも足止めに付き合うんだなーってちょっとびっくりしました。その他、書きたいことはいっぱいありますが、日記が長くなったのでこれで止めときます。それより、今日表彰された映画で、私が観ていないのは『その土曜日、7時58分』と『コドモのコドモ』のみ。でもそれ以外もほとんど試写会でタダで観てて、なんか申し訳ない気分です。有料で映画館で観たのは『トウキョウソナタ』と『アフタースクール』。今年は時間もあるし、もっとお金払って映画観たいと思います。それより、私がベスト10に選んだ映画が1本も入ってないってどうゆうこと？？？私って、キネ旬読者と気が合わないのかしら？？？？去年の私のベスト・テンはこちら。

  2009年02月18日

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  『罪とか罰とか』★★★★★

  はっと気付くと、もう一週間も全然日記を更新していませんでした。最近、映画のことを書くことが多いですが、ほぼ毎日のように映画観ているんですけどねえ。で今日は、今年一番のお勧めコメディ映画『罪とか罰とか』をご紹介します。先週『○年○リケン○ック』とか『イエスマン “YES”は人生のパスワード』とか、優秀なコメディ映画を立て続けに観ましたが、今日観た『罪とか罰とか』に比べるとそれらは生ぬるかったです。ストーリーは、全然売れていないグラビア・アイドルの円城寺アヤメ（成海璃子）が、万引きした罪を帳消しにして欲しいがゆえに、とある警察署の一日署長を務める。という、話すとなんでもないストーリーです。でも、この映画語るには至らないくだらない場面が多々あり、そのくだらない場面がものすごいよく出来てて、セリフ回しも超ウマくて、すごい残酷なことをサラッと流してて、かつその裏にはテーマ性もあって、すごくいいんです。主演の成海璃子ちゃんが有名なのはさて置き、ちょい出の脇役さん達もすごい豪華なんですー。まずいきなり段田安則さんが脇役で登場して、佐藤江利子さんが突然死体で登場したり、高橋ひとみさんが一瞬だけ犯人役で登場したり、石田卓也クンが一番若い刑事役で30秒くらい登場したり、、、、ともかく、脇役が有名人だらけです。それもそのはず監督のケラリーノ・サンドロヴィッチさんは私の大好きなくだらない（失礼！）テレビドラマ『時効警察』の監督さんだったんですね。どうりで映画も三木聡監督とテイストが似ていたわけです（つまり私のツボにはまる）。この映画、かなり残酷な場面もあるので、好き嫌いが分かれるかと思いますが、私は早くも今年度最高傑作のコメディ映画だと認定してしまいました。公開劇場が少なくはありますが、お近くで上映される方でかつ『時効警察』がお好きな方は必見です！！『罪とか罰とか』2月28日より全国ロードショー！会場入り口で、監督直筆の鑑賞前注意事項をいただきました。皆様もこれを参考に劇場で映画を鑑賞してくださいね。

  2009年02月17日

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  『少年メリケンサック』★★★☆

  今日は今週末公開の『少年メリケンサック』を観て来ました（cinemacafe様いつもありがとうございます）。この映画は、NHK大河ドラマで有名になった宮崎あおいさん主演ということで話題になっていますが、彼女以外も今『誰も守ってくれない』でいい演技をされている佐藤浩市さんや、『カフーを待ちわびて』にも出ている勝地涼クンなど、お馴染みの俳優さん達がたくさん出ています。ストーリーは、大手メジャーレーベルで新人発掘を担当する契約社員のカンナ（宮崎あおい）が、今日で契約が切れるという日にネットで少年メリケンサックというパンクバンドの映像を見つけます。元パンク・ロッカーの社長（ユースケ・サンタマリア）にその映像を見せると一発で気に入り、さっそくバンドのメンバーを探します。しかし見つけたメンバーはネットで見た若いイケメンではなく、汚くて臭い中年オヤジばかり。今更事実を社長に言えず、なんとか全国ツアーにこぎつけようとライブ直前まで事実を隠してステージに臨んだが、バンドの演奏はズタズタ。アルバム1枚出す夢が、全国ツアーも自分の契約延長も無くなりそうになって落ち込むカンナだったが、、、。世間では、宮崎あおいさんの演技が(篤姫と比べて）ギャップがあると言ってますが、私は佐藤浩市さんのギャップのほうがすごいと思いました。『ウエスタン・ジャンゴ』でも変なメークで切れた役やってたけど、こっちのほうが汚さとかメークとか圧倒的に変です。しかも卑猥な言葉いっぱい使うし。で、いつも私的に変な役ばっかりやっているイメージの田口トモロヲさんのメークは妙に堂に入ってて、そのままパンクバンドやれそうな感じ。その他、田辺誠一さんなんて、先に出演していることを知らなかったら、彼だとわからないくらいすごいメークになってたし。ある意味『パコと魔法の絵本』みたいなメークだらけの映画です。ともかく、出演者全員メチャクチャはちゃめちゃになっている愉快な映画なので、日頃笑いが少なくてストレスがたまっている方、是非お勧めです。『少年メリケンサック』2月14日（土）全国ロードショー！それより、この映画観るまで「メリケンサック」が何だか知りませんでした。あのヘビメタ・バンドの人とか、ケンカする不良が殴るためにつけている指サックのことだったんですね。【♪武器ではありません♪】鏡面メリケンサック■BIGペンダント■シルバー925もちろん映画では武器に使われています。

  2009年02月10日

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  『余命』舞台挨拶

  水曜日から5連チャンで映画鑑賞してます。今日は昨日から公開になった『余命』に行ってきました7日公開の映画はすっごい多いだけに、この映画は観るかどうしようか迷っていたのですが、川崎チネチッタで舞台挨拶があるとのことで観ることに決めました。昨日も109シネマズ川崎で初日舞台挨拶があって、通常ならそっち行く人も多いかと思いますが、私の場合舞台挨拶は絶対上映後と決めています。なぜなら、上映前の舞台挨拶はネタバレできないから、映画のシーンのあそこがどうだったとか一切しゃべってもらえないからです。で109シネマズ川崎なら前売り券1300円で鑑賞できたところを、あえて2000円支払ってチケぴでチケット取って川崎チネチッタの舞台挨拶を選びました（っていうか、チネチッタさん、おととしまで舞台挨拶付き上映分も劇場販売していたのに、なんで去年からチケぴに委託するようになったんでしょう？）映画のストーリーは、松雪泰子さん演じる結婚丸10年の外科医が妊娠を知ります。かつて研修医時代に乳がんをわずらって片方の胸を摘出していた彼女は、生まれて初めて心底幸せを感じます。今はフリーカメラマンでほとんど主婦業をしている夫（椎名桔平）とともに妊娠を喜びますが、ある日自分の胸に出来た異変に気づき、ガンだと自ら診断します。ガン治療を取るか、出産を取るか悩み、誰にも打ち明けず一人で出産することを決める、、、。ガンとわかっていながら出産を取るなんて、お医者さんじゃなかったら出来ないようなストーリーですが、この映画の中の主人公は外科医としての仕事以外の部分は、かなり夫やその他の友人に依存している部分があります。そんな依存部分も全部切り捨てて、一人で産むと決めてからの行動はちょっと尋常じゃないなあと思いつつ、自分でもそうするかもっていう部分もあって、、、。私自身癌家系なので、色々考えさせられる映画でした。映画上映終了後の舞台挨拶は、映画パーソナリティーのクロさんの案内のもと、椎名桔平さん、松雪泰子さん、生野慈朗監督の順に登壇。舞台挨拶って、普段知らない俳優さんの個性が（ある意味）見えて面白いです。今日は個人的に椎名桔平さんが結構饒舌な方だと知ってびっくり香港スターのアンソニー・ウォンさんやフランシス・ンさんまでとは行きませんが、この饒舌ぶり＋アドリブOKぶりなら十分アジア映画界でもやっていけると思うので、是非アジア映画界への進出を検討していただきたい次第です。さて、今日のチネチッタの舞台挨拶も『トウキョウソナタ』のときのように観客からの質問に答える形式で舞台挨拶が進みました。これって地方の劇場ならではのような気がします（川崎って地方かな？）。だってメイン館だとネットのニュース観ててもQ&A方式の舞台挨拶って無いですよね。そういう意味で東京のお隣の川崎の舞台挨拶は貴重でユニークな感じがします。全部は覚えてないけど、質問と回答はこんなカンジでした:（劇中の「これで何回めのキスかな？」を受けて）実際撮影中に何回キスしたんですか？:（椎名さん）テストでは実際キスしなかったから2、3回くらい。:2人を主人公にして映画をもう一度撮るとしたらどんな映画？:大人の純恋愛映画を撮りたい。:劇中で2人が乗っていたバイクは（お医者さん役の）松雪さんと（カメラマンの）椎名さんで格差がありましたが、あれは意図的なものか？:（監督）意図的です。2人ともバイクに乗るから、相当話し合って決めた。（松雪さん）大型バイクの免許を20代のときに取って、実際ハーレーに乗ってました。:ハーレー重いけど、起こせるんですか？:（松雪さん）実は起こせません。起こしてもらってました。（椎名さん）舎弟がいっぱいいて起こしてくれるんです。（松雪さん）いないです。あとネタバレになりますが、劇中で小学生の作文が出てくるんですが、あれは実際小学校に見つけたものを書いた本人に読んでもらったとか、三味線弾いてる3人兄弟は本当にいつも浜辺で弾いてる有名な3兄弟だとか、いろんな裏話が聞けました。この裏話こそ、上映後じゃないと聞けないんですよねー。完成披露試写会とかも上映後舞台挨拶にしてくれないかな（＜＝タダで観てるくせに贅沢言うな！）『余命』先週末より全国公開中！！余談になりますが、乳がんを放っておくと、膿が胸の表面に出てくるって知ってました？それって常識なのかもしれませんが、私はこの映画観るまで知らなくてびっくりしました。がんになったらあんまり治療しないで自然に死にたいって思ってましたが、膿が出るのはイヤだと思った私です。

  2009年02月08日

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  『カフーを待ちわびて』★★★

  今日はmixiで交換していただいた試写会に行って来ました。自分で応募したわけじゃないからどこが主催の試写会かわからなかったけど、満席で映画が始まるまで席を探している人がいるくらいの大盛況でした。映画の前にサプライズで映画の監督と主役のマイコさんの舞台挨拶がありました。そうだと知っていたら1階席のもっと前に行ったのに監督も身長高いけど、マイコさんもすっごい高くて、遠くからながめるには大きいほうがいいわけでお二人とも映えてました。マイコさんってお顔もそうだけど、声も香椎由宇さんにそっくり。挨拶の第一声聞いてびっくりしちゃいました。でも2階席だったから全然見えなくて、っていうかお2人がお話していらっしゃる間、一緒に行った友達とずっとしゃべってました。舞台挨拶見ないでしゃべってたのって初めてですさてと肝心の映画ですが、沖縄の離島が舞台ののんびりした映画です。過疎化が進む離島で小さな商店を営む青年・明青（玉山鉄二）は、村でも有名な地味でシャイな人間。小さい頃母親が男と駆け落ちして出て行ってからずっと母親が帰ってくるのを待っている。このままじゃお嫁さんが来ないと村人が心配する中、明青が書いた絵馬のメッセージを見て「私とお嫁さんにしてください」という幸（マイコ）がやって来る。島に進むリゾート開発の話だが、このまま何も変わらないことを望む明青は反対派。幸が明青の元にやってきた理由は、、、。沖縄の離島と聞くと、自分が行ったことある島かどうか港の形や浜の風景を見て確かめますが、どうも行ったこと無い島らしい実は舞台は今帰仁村だったみたい。どうりで、、、。でタイトルの「カフー」ですが、「果報」の沖縄読みらしいです。「果報は寝て待て」っていうでしょう？それと「家宝」も兼ねているみたい。沖縄弁って基本的に母音が「あ」「い」「う」の3つしか無いって知ってました？「おきなわ」が「うちな～」になるように「かほう」が「かふう」になっているんだと思います。母音が3つしかないと、どうやってしゃべるの？って質問する人がいますが、標準日本語だってたったの5つしかなくて、他の言語と比べると圧倒的に少なくて、他の国の人から「○○の母音が無いとどうやって話すの？」って聞かれるから同じですよね。どうでもいいけど、「カフー」の「フ」を聞いて母音のことを思い出しちゃいました。『カフーを待ちわびて』2月28日全国ロードショー！！！川崎だとTOHOシネマズ川崎で上映です。ところで、エンディングクレジットの後でかなり長い映画の続きがありますので、絶対最後まで席立たないでくださいね

  2009年02月05日

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  TOHOシネマズ シャンテ！

  今日水曜日は映画レディースデー。最近何故か水曜日に試写会に行くことが多くて、せっかくの水曜日を活用できてなかったんですが、今日は久々にレディースデーで映画を観て来ました。行った先は、日比谷のシャンテシネ。というのは過去の名前で、昨日からTOHOシネマズ シャンテって名前に変わったらしいです。「シャンテ シネ」っていう名前が無くなっちゃうのは寂しいけど、TOHOシネマズに変わったおかげでシネマイレージカードでポイントが貯められるようになったのが嬉しいです。私は主にTOHOシネマズ川崎に行くんですが、残念ながらイマイチ単館系映画が少なくて観たい映画をやっていないため、チネチッタや109に比べると通う頻度低かったんです。でもシャンテは昔からどの作品も、みーーーーんな私が観たくなるのばっかり。今までポイントがつかないからって、同じ作品をやっててもすべて川崎に行ってましたが、元々都民だし、時間的には川崎と変わらないから、これからは日比谷に行こうっと！今日観た映画は、『英国王　給仕人に乾杯！』っていう作品です。タイトルから勝手にイギリス映画だと思っていたのに、オープニングクレジットで「配給：フランス映画社」って出て「えっ？」ってくじけました。だってフランス映画社って、主に英語以外のヨーロッパ系映画を配給する会社だから。で、映画のクレジットが始まったらチェコの文字が、、、、。なんであの文字がチェコってわかるのか自分でもわかりませんが、ともかくチェコ文字なんです。最近の日本人は字幕が嫌いで、そのため大作はすべて吹き替え版があるとか、洋画と邦画なら言葉がわかる邦画に行く傾向にあるらしいですが、実は私もその一人であります。つまり字幕読むのが面倒くさいんです。でもこの映画はそんな私の気持ちを跳ね返して、「やっぱり原音ってイイ！！」って思わせるに十分ないい作品でした。第二次世界大戦近辺のナチスドイツが占領する前、占領後、さらに社会主義になった後までのチェコスロバキアで生きるチェコ人をコミカルに描いた作品です。ナチスが絡む映画はそのまま普通に描くと暗くなってしまいがちですが、この映画はポジティブな主人公の生き方ですごい明るく描かれててすっごい楽しくできてます。チェコスロバキア映画なんて、あんまり目にすることも無いと思うし、主役の俳優さんもイケメンさんだし、お勧めな映画です。

  2009年02月04日

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  『ホルテンさんのはじめての冒険』★★★★★

  まだ1月なのに、早くも今年最高傑作と思われる映画に出会っちゃいました去年のカンヌ映画祭の「ある視点部門」でパルムドッグ賞を取ったノルウェー映画『ホルテンさんのはじめての冒険』です。物語は地味で、ノルウェーの鉄道会社で運転士を何十年も勤めたホルテンさんが、67歳で定年を迎えます。これまで規則正しい毎日を送って来て、何の変化も無い生活を淡々と送ってきたホルテンさんが、明日が最後の乗車となる前日、送別会に誘われて寝過ごして最後の乗車が出来なかったことから、彼の人生の歯車が少しずつ狂い出します。退職しても相変わらず運転手の制服を着て街を歩くホルテンさん。道端で寝ていた酔っ払いを助けて、彼の家に行ったことで、人生とは何かに気いた彼が取った行動は、、、、。映画というのは、私にとって大きく分けると2種類あって、大作と呼ばれる娯楽映画と、ある1つのテーマを絞ってそれを描くインディ系の映画があります。で、この映画は当然後者にあたって、しかもそのインディ系の中でも登場人物やセリフを最小限に抑えながら、古今東西誰にでも通じるテーマをわかりやすく描いたすごい映画です。ベント・ハーメル監督の作品はこれまで観たことがありませんが、全部観たくなっちゃいました。残念ながらインディ系の映画って、上映館が少なくって観るどころか、知ることすら難しいですよね。でもこの映画は観ると絶対人生前向きに作品なので、是非多くの人に観て欲しいです。特にこれまでの人生で何もしてこなかったなーって後悔している方や、今失業中で人生に希望を持てない方は必見です！！！『ホルテンさんのはじめての冒険』　　　2月21日 Bunkamura ル・シネマ他全国順次ロードショー！！！そういえば映画の中で、日本に関することが2つ出て来ます。1つはセリフで「"ニッサン"が日本の会社だって知ってたか？スウェーデンって言うならわかるけど、日本だなんて信じられないよな」と言います。「ニッサン」ってそんなにスウェーデンっぽい響きなの？どなたかご存じなら教えてください。もう1つはその『響』。ニッサンが日本の会社だと知らない元外交官さんのお宅のバーにサントリーウィスキー『響』があります。日本製のウィスキーがノルウェー人に認められるって、なんか嬉しいですね。ベント・ハーメル監督の作品を観たい方は↓［DVDソフト］ キッチン・ストーリーDVD 酔いどれ詩人になるまえにホルテンさんと一緒にグラスを傾けたい方は↓サントリーウイスキー　響　17年　43度箱付　700ml

  2009年01月28日

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  『悲夢』★★★

  昨日に続き連チャンで試写会に行って来ました。今日行ったのは、大好きなキム・ギドク監督と、日本一格好イイ（と私が思う）俳優オダギリジョーがコラボした『悲夢』です。キム・ギドク監督の映画は、私のような凡人には理解困難なものが多くて、この映画もまさに全く理解不能。一体何がどうなって、最後にどうなったのかここでストーリーを全部書いても理解してもらえないくらい難解です。それでも簡単にストーリーを言うと、オダジョー演じるジンは、裏切って別れた元恋人が忘れられなくて、彼女と会う楽しい夢を見る。ジンが夢を見ると、ジンとは全く面識の無いイ・ラン（イ・ナヨン）が夢遊病者となって、ジンの見た夢を現実として行動する。つまりジンが夢の中で元恋人とキスすると、ランも大嫌いな元恋人とキスすることになるので、ランはジンに寝ないように言うが、どうしても寝てしまうジンの夢のせいでランはとんでもないことをしてしまう。という物語です。韓国映画だから韓国が舞台でオダジョー以外はみんな韓国語しゃべってて、オダジョーはそれに対して普通に日本語のセリフを話すという、一風変わったカンジの映画です。違う言語同士で会話する映画は、香港映画では普通に観られ（北京語と広東語とか）ますが、日本人的にはすごく変に見えます。でも実際これって、現実の世界ではよくあることなんですよね。かつてフランスのパリから、ドイツのシュトゥットガルト行きの列車に乗ったとき、隣の席の超ウルサイ女の子がドイツ語で話してて、周りにいる男の子達はその話に対してフランス語でずっと話しているという光景を目にしました。また、私自身もアメリカ人の男の子とグアテマラのティカルを一緒に観光したとき、英語とスペイン語のチャンポンで会話したことがあるので、お互い理解できるなら違う言語同士で会話を続けることはごくごく普通のことなのです。つまり言いたいことは、この映画を観る時「なんでオダジョーだけ日本語しゃべってんのー？」ってつまんないことを考えないで、もっと普通の日常的なことだという目で観ていただきたいのです。キム・ギドク監督の不思議ワールド満載の『悲夢』2月7日より川崎チネチッタ他、全国順次ロードショー！！！今年はオダギリジョーさん主演の海外映画が続きそうです。『悲夢』も期待大だけど、私的にもっともっと期待大なのは、ジェイ・パパこと香港俳優アンソニー・ウォンさんと共演した『PLASTIC CITY』。ジェイ・チョウのパパ役でもちょっと無理がある年齢なのに、アンソニーさんがオダジョーのパパ役やるらしいです。普段なら中国映画なんて待てど暮らせど中々日本で公開されないのに、オダジョーが主演っていうだけで公開が早いんですね。だったら今後もオダギリジョーさんにありとあらゆるアジア映画に出ていただきたいですキム・ギドク×オダギリ ジョー×イ・ナヨン 【予約】HOT CHILI PAPER PLUS 10「悲夢（ヒム）オフィシャルガイドブック」雑誌キム・ギドク監督オダギリジョー主演「悲夢」OST！【予約】【韓国映画】オダギリジョー、イ・ナヨン「悲夢」OST CD韓国映画 悲夢 DVD （1Disc） （+英語字幕）

  2009年01月26日

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  『ヘブンズ・ドア』★★★

  最近週末もダンナが副業（収入ゼロどころか持ち出しの副業）で忙しくて、まったく家にいないので、土日も試写会に積極的に参加することにしました。ってことで、今日は私の大好きな映画館の1つユナイテッド・シネマ豊洲に『ヘブンズ・ドア』の試写会に行って来ました。家から遠いため、試写会以外でこの映画館に行ったことは無いんですが、今日初めて明るい時間に行って、ここの映画館の設備の良さに目を見張りました。川崎チネチッタ以外で、前の人の頭が気にならないシートを採用しているのは私の知る限りここだけです。しかもチネチッタよりもシートピッチが広くてフワフワしてて、スクリーンから1列目の間隔が広いので、多分どの映画館よりも映画が観やすいんではないかと思われます。上映している作品も単館系とかバラエティに富んでるし、本当にいいシネコンで、近所だったら絶対通うのに、、、、、（同じ都内だけど、ウチから遠いのよね）。さて映画館の話はさておき、今日はcinemacafe様主催の催し物付きの試写会で、映画上映前にバンタンという映像専門学校の生徒さんが作った映画の予告編や、宣伝担当のバイトさんの活動が報告されました。そういう映画の裏方の仕事を知る機会は少ないのですが、休日昼間のイベント的には花が無くて、ちょっと退屈だったというのが正直な意見です。早く映画上映しろよーーーー！！って言いたくなりました。あっ、こちろん、これに参加された学生さんには文句言ってないし、今後の日本の映画界を是非盛り上げていただきたいと思っています。それで肝心の映画は、長瀬智也氏演じる、余命3日と宣告された男性と、小さい頃から入院して余命1か月と宣告された少女の物語です。2人とも余命が短い（っていうかほとんど無い）ので、何をやるにしても恐れがなくただ自分の理想とする天国（っていうかそれは『海』）に突き進んで行きます。オリジナルは、ロードムービーがお得意のドイツ映画らしいですが、島国育ちの私にはロードムービーをファンタジー化するだけの想像力が沸かなくてちょっとイマイチでした。特に西の海に向かっているはずなのに、行きついた海が○○県なのには、？？？ってカンジ。おいおいそれくらい想像力働かせろよ！って言われそうですが、私には○○県の海はそれ以外に見えないんです。せめて海に向かって夕日は左手に沈んだほうがファンタジーっぽかったかな。この映画、あんまり脇役に触れられていませんが、土屋アンナさんとか嵐の二宮クンとか、チラシに出ていない方々が（友情出演）っていう文字も無しに出演されています。それ以外に私の心をとらえたのは、いい加減な刑事部長さん役の三浦友和氏。おととし『松ヶ根乱射事件』を観て以来、三浦友和氏のダメ男的な役が大大大好きになってしまって、でもあれ以降どの作品もダメ度がイマイチで物足りなかったんですが、この映画は『松ヶ根乱射事件』以来のダメ度ぶりで私的にすごい掘り出し物でした。多分『転々』でもいいと思われる方がいるかと思いますが、あの役じゃそんなにダメじゃないんです。この映画の三浦友和さん、すごくダメ度がいいんですーーーー。もう何十年も彼のこと知っていますが、今更こんなに好きになるなんて思ってもいませんでした。ハイ、私、今、三浦友和さんファンです！！！で、『ヘブンズ・ドア』2月7日から全国ロードショー！！！是非、ダメダメな格好いい三浦友和さん、観てください！

  2009年01月25日

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  『プライド』★★★★

  金曜日は出勤日じゃないし、試写会も無いので今日は映画館で『プライド』という映画を観て来ました。一条ゆかりさんの漫画が原作の超コテコテ少女マンガチックな映画です。チラシの写真見て「この映画だけは観に行かないな」って思っていたんですが、愛読のキネマ旬報で、いつも星1つしかつけない評論家の方が星4つ（満点）つけて大絶賛されていたので、急きょ観に行くことに。批評どおりのすごいいい映画でした。何がいいって主役のステファニーと満島ひかりの歌がすごくいいんですこの2人のことは全然知らなくて、あんまり上手いから最初吹き替えかと思ったんですが、どう考えても本人たちが歌っているみたいで、エンディング・クレジットを確認するとやっぱり本人たちによる歌でした（オペラ部分は吹替え）。金持ちで育った少女と貧乏育ちの少女のバトルといういかにも少女マンガにありがちな設定で、現実にはありえない感じですが、漫画だと思えばストーリーも楽しめます。主役の2人以外も渡辺大さんの女装姿は必見です。言われなかったら男だってわかんないくらいで、本当に美しい！俳優じゃなくて女優としてもやっていけそうな勢いです。女装シーンじゃなくても、いつも昔風な堅い役が多いのに、チャラ男風の現代っ子役が格好良かったです。全然話題になってないし、テレビCMとかもされていないのか、こんなにいい映画なのにお客さんが少なかったです。よってブログで宣伝することにしました。日本版『ドリームガールズ』とも言える映画で、歌を聞くだけでも楽しめるのでお近くで上映される方はだまされたと思って是非ご覧下さい。『プライド』全国公開中プライド　Pride1～8巻セット　著：一条ゆかり　(集英社)

  2009年01月23日

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  『旅立ち～足寄より～』★★★★

  友達に誘ってもらって試写会に行ってきました。「プレミア」じゃなくて「プレミアム試写会」と名うってあるだけあって、本当にプレミアムでした。何がプレミアムかというと関係者席に来た有名人や、出演者が一般客がいるすぐ側を普通に歩いていたからです。普通関係者って専用通路みたいなところから来るかと思いきや、客が弁当食べてる目の前を例えば自民党の古賀元幹事長が通って行かれたり、試写会入場待ちしている客のすぐ横を主演のこの方が歩いて手を振ってくれたりしました。う～ん、プレミア！！残念ながらメガネ忘れた私は見えなかったけど、会場の後ろ半分の関係者席は本当に有名人がいっぱいいたみたいでみんな開演前はずっと後ろ向いてました。私がわかったのは元巨人軍の中畑さんだけだったけど、劇団ひとりさんとかいたみたい（ひとりさん見たかった映画の前に出演者と監督、原作者の松山千春さんの舞台挨拶がありました。主役の大東俊介クンよりも松山千春のお父さん役の泉谷しげる氏と松山千春氏の掛け合いが目立った楽しい舞台挨拶でした。映画は皆さんご存知の松山千春氏が、北海道でテレビ局ディレクタに見出だされてからファーストライブを開くまでのサクセスストリーを描いたものです。映画の主人公は松山千春さんご自身ですが、実質的主人公はディレクタの竹田さんのように思えました。竹田さんへの恩を忘れず、世間の人に竹田さんのことを知って欲しくて作られた映画みたいでした。松山千春ファンの方も、フォークも昭和の伊藤博文の千円札を知らない人、心に響く映画なので、お近くで上映される方は是非ご覧あれ（ハンカチ持参したほうがいいかも）。『旅立ち～足寄より～』東京地区1月24日より、北海道地区公開中、その他全国順次ロードショー！！！

  2009年01月14日

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  2008年のMy映画ランキング

  今日から仕事始めの方が多かったことと思いますが、私は明日が新しい職場初出社です。今日は今年の映画始めに『永遠のこどもたち』っていうスペイン映画を観て来ました。特に観たいってわけじゃなかったんですが、スペイン語の映画が日本で上映されることは少ないので川崎で上映されるスペイン語映画は、なるべく観に行くようにしています。観に行ってみてびっくり一種のホラー映画だったんですね。Pero, tenia poco miedoでした。去年は全部で160本の映画を映画館もしくは試写会で観ました。そこで勝手に私的ランキングを発表します！1位　ジョージアの日記／ゆーうつでキラキラな毎日ともかく楽しくてウキウキしちゃう映画でした。10代がこんなに楽しいなら戻りたい！2位　落下の王国主役の女の子の演技にイチコロ。空想的な物語もよかったです。3位　休暇去年の邦画No.1作品です。マイナー館上映だったので話題になりませんでしたが、テーマがずっしりと来るいい映画なんです。4位 ペネロピ女の子なら誰でも憧れる自分を救ってくれる王子様を待つ女の子のお話。すっごく可愛い映画5位　パコと魔法の絵本極端にデフォルメされた役者さん達の顔が印象的な、ある意味絵画のような映画6位　ラスト、コーショントニさんの体当たりの演技が光る、緊張感高まる作品。7位　言えない秘密ジェイ・チョウ ファンならずともお勧めな、胸キュン映画。去年一番沢山映画館に通った映画です（5回）8位　砂時計少女マンガの恋愛物語に胸ときめかせていた頃を思い出す映画。2週連続で映画館に観に行っちゃいました。9位　アクロス・ザ・ユニバース若い頃の悶々とした気持ちを思い起こさせる映画。主演のジム・スタージェス君の歌がいいんです！10位　レッドクリフPartI続編が待てな～い。私の2008年度最優秀俳優賞はトニー・レオン氏で決まりです。総評すると、いつもより恋愛物や青春物に胸を動かされた1年でしたね。　ペネロピ / クリスティーナ・リッチラスト、コーション(DVD) ◆20%OFF！［DVDソフト］ 砂時計 スタンダード・エディション

  2009年01月05日

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  キアヌ・リーブス＠『地球が静止する日』

  今日は人生初の映画のレッドカーペットに参戦して来ました。しかもお目当ては、日本人なら誰でも知っているハリウッド俳優キアヌ・リーブス氏今年は1月の金城武氏に始まって、おとといのベネチオ・デル・トロ氏まで沢山の俳優さん達を観させていただきましたが、今日のキアヌ様は中でも本命中の本命でお会いしたかった方でした。今までレッドカーペット観戦券なんてほとんど応募したことなかったけど、キアヌ様が拝めるなら話は別です。で運よく招待状が当たって、ミクトモさんを誘って行って来ました。まず2時に入場整理券の引換があります。入場してから実際レッドカーペットが始まるまで長い間待たされるし、始発から並んでいる人に勝つ気もないので1時半過ぎに並び始めました。結果300番台前半。4時半開場ですが、その前に4時から番号順に六本木アリーナに続く階段に並ばされます。500人以上の人がいたみたいですが、はっきり言って結果から言うと100番以内の番号じゃないとサインがもらえる位置すら手にできないと思うので、それ以降の人達はあんまり変わらないみたいです。まあ、とりあえず並びます。で4時半の開場時間で私が陣取ったのは、レッドカーペットの先にリムジンが止まるのが見える一番公道寄りの場所。以前『少林少女』の記者会見イベントに参加したとき、このあたりがいい位置だったのを覚えていたので。1時間くらいミクトモさんや前にいる方たちとおしゃべりして、5時半にいよいよイベント開始で、映画パーソナリティの伊藤サトリさんがステージに登場されて司会が始まります。と言ってもすぐに本命の俳優＋監督さん達が来るわけじゃなくて、その前にルー大柴さんとか、西村知美さん夫妻とか、レッドソックスの岡島投手とか、有名人の方々がカーペットを歩きます。今回は映画の色にちなんで、カーペットはレッドじゃなくてブルーだったからブルーカーペットですね。さて6時半近くになって前夜祭の映画に間に合うか気になり始めた頃、ようやくメインキャスト＋監督が到着。観覧イベントに当たった人たちより、沿道近くに並んでいた人たちのほうがキアヌから先にサインもらえて近くで観れてズルい感じです。入口で並んで写真撮ったあと、いよいよブルーカーペット上をキアヌ・リーブス、ジェニファー・コネリー、ジェイデン・スミス（ウィル・スミスの息子さん）＋スコット・デリクソン監督がこちらに向かって歩いて来ました。私から一番よく見えるところはさっと通り過ぎたのに、あとでサインをしにまた一番手前まで戻って来て、そのとき一番近くで観れましたが写真はうまく撮れず。その後かなり長い間すぐ近くで彼がひたすらサインしているおでこが見えました（↓こんなカンジ）みんな色紙とかパンフとか大きなものを掲げてサインをねだっているので、一番内側のサークルにいた私は全然お顔が見えませんその後カーペットから一旦ステージ裏に入って、7時頃ようやくステージの上に4人が登場。舞台挨拶とレッドカーペットの違いは写真が取り放題の点で、私もイマイチのコンパクトデジカメで一生懸命きれいに撮影しようとしますが、フラッシュが届かないから手前ばかり光っちゃってうまく撮れませんでした。でもほぼキアヌ様の間正面に陣取って美しいお顔が拝見できて満足です。ステージ上での挨拶は正味15分くらいだったでしょうか。7時半からの舞台挨拶付き映画上映の時間に間に合うか気になって、この時間になると早く終わることばかり考えていました。結果、ステージが終わってアリーナを出て、トイレ行ってホットドッグ買って劇場に入るとまさに監督が舞台挨拶に登場するところでした。間に合わなかった人たちがいっぱいいて、挨拶が終わるまで入口で待たされてたので、せっかくいい席取ってもキアヌの顔が間近に観れない人もいっぱいいたでしょうね。映画の舞台挨拶のキアヌは昨日の記者会見のときみたいに陽気で、"Tokyo was sunny, Osaka is rainy"とか自作自演の即興の歌を歌ったりしておどけていました（明日は大阪で舞台挨拶らしい）。映画舞台挨拶はあっという間に終わっていきなり映画上映。なんだ慌ただしかったです。大体舞台挨拶見ながらホットドッグ食べたのも初めてだし。映画の内容は、人間による地球環境破壊がテーマのSFものです。主人公のキアヌは、人間の皮をかぶったエイリアンで、人間の細胞を完璧に体内に取り入れているので、生まれたばかりなのに言葉がしゃべれます。しかも英語だけじゃなくて中国語までしゃべれるです。キアヌの口から出る"我門"とか"他門"なんていう中国語を聞くのはとっても新鮮。下手な日本人俳優（誰とは言わないけどジェット・リーと共演してたSN氏）よりキアヌの中国語はとっても上手です。キアヌ以外にも『しあわせのちから』でウィル・スミスと共演していた実のジェイデン君が大きくなってハンサムになっててびっくり。映画も実物もすごく可愛かったです。さらにジェニファー・コネリーさんは足がきれいで、彼女は『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』の頃から知ってて、つまりキアヌよりずっと前から知っています。あの頃は子役の少女って大人になるとブサイクでデブになるのよね、って思っていたけど今でもスタイル良くて、素敵な女優さんになってました。地球を大事にしないと、ノアの方舟に人間だけ乗れないぞっていう警告的な映画なので、是非とも皆様劇場に足をお運びください。『地球が静止する日』12月19日より全国ロードショー！！

  2008年12月18日

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  『チェ』2部作イッキ観！

  今日は待望の『チェ』2部作のイッキ観試写会に行って来ました。写真はTOHOシネマズ六本木ヒルズの入口前に作られた小さなレッドカーペット。9時半の指定席交換に行った際、すでにレッドカーペットの周りに場所取りしている人がいました　すごいですねー。で朝一番に交換したら、なんと実質1番前の席。舞台挨拶に来るベネチオ・デル・トロさんを拝むには絶好の場所だけど、映画観るには、、、ソダーバーグ監督の「ちゃんと客席観てるよー」というカンジで主張するおちゃめな表情や、シャイな感じでしゃべるトロ氏の顔、さらにゲスト来場した道端ジェシカさんがトロ氏と話す英語も生で聴き取れるくらい近かったです（っていうか彼女アルゼンチン人のパパがってーのに、なんで会話が英語なの？）。その他キューバでカストロ氏に会ったことがあるというアントニオ猪木さんもチェの格好して登場されました。上映時間が長いということで、挨拶もそこそこに予定より20分遅れで映画上映開始。前から2列目だとスクリーン近くてデカすぎて、人が動くと一緒に頭も動かさなきゃならず、さらに目の前の1文字が自分の頭よりデカい字幕を読むのは相当大変。よってセリフ聞いて意味がわかんないところを素早く字幕観てっていうことを繰り返して、あんまりセリフは把握していないかもしれません。「撃て！」が"Fuego"とか、ライターが"candela"と言うことはそのうちわかって来ましたが、思想的な単語はやっぱり難しいですね。そんなことより、映画の内容ですね。映画は第1部『チェ 28歳の旅立ち』は、チェ・ゲバラがカストロとともにキューバに入って革命に成功するまでを、第2部『チェ 39歳の別れ』は、チェがキューバを離れてボリビアで革命を起こそうとするのを描いた作品です。私にとってこの映画は、映画という娯楽を楽しむというよりも、チェと一緒に悪い富裕層を倒して貧しい農民やTipico（先住民）の人たちを助けるんだー！と意気高揚していまう、まるでドキュメンタリーみたいな映画でした。だって、あの映画に出てくる貧しい人たちより、実際の中南米のtipicoの人達はもっともっとひどい格好しててひどい境遇にあるのをグアテマラにいたとき見てたから。チェの思想が勝ってたら、私がグアテマラに行くときにはもうあんな貧しい人たちがいるはずなかったのに、、、。私たち日本人はいわゆる西側の民主主義思想の国に住んでいるから、共産主義のキューバを無条件に敵対視して悪いように言いますが、本当は一部の富裕層だけがいい思いをするのではなく、貧しい人たちもみんなで国家の富を分かち合おうというのが、チェ達の思想だったのです。映画の中で、アメリカ人記者にチェが「人間は1つ与えられると2つ、3つ、4つともっと欲しがるから民主主義は良くない。みんな平等に1つずつ、それ以上求めないようにしたほうがいい」みたいなことを言います。これって現在の金融破綻した西側諸国への警告にも思えません？チェのことを知らない人でも十分に楽しめる映画だと思うし、実際に今でもあのようなひどい境遇で暮らしている人が沢山中南米にはいるということを知ってほしいので、みなさまどうぞ劇場に足をお運びください。『チェ 28歳の革命』1月10日『チェ 39歳 別れの手紙』1月31日、全国一斉ロードショー！！！↓革命に目覚める前のチェを知りたいならモーターサイクル・ダイアリーズ(DVD) ◆20%OFF！チェ・ゲバラ

  2008年12月16日

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  『青い鳥』★★★★☆

  今日も我が家に試写状は届いていませんでしたつまり11月は2通しか試写会が当たらなかったということです。これってここ数年じゃ記録的数字です。もともとクジ運悪いけど、今度こそもうクジ運なくなっちゃったのかなあ試写会は行けなくても、映画はバンバン行きますよ！今日は、川崎チネチッタに『青い鳥』初日舞台挨拶に行って来ました。もちろんお目当ては阿部寛さん。しかし、実は水曜日に『怪人二十面相・伝』試写会に行ったときに、舞台挨拶に来ていた本郷奏多クンという存在を初めて知り、「あれ？この子、今度行く『青い鳥』に出てる」と気付きました。今日の舞台挨拶でも本郷クンが来たので、なーんと同じ週にたまたま2回も彼の舞台挨拶を観ることに。『怪人二十面相・伝』の挨拶で「僕はいつも暗い役が多い」と語っていたように、『青い鳥』の彼は相当暗い役でした。役は暗いけど、ご本人は東北出身なだけあって本郷クンは相当白かったです。『怪人二十面相・伝』は34列目と肉眼で登壇者が見えない位置でしたが、今日は前から5列めだからよーーーく見えました。登壇者の方々のお話は相変わらず覚えていません（何しにわざわざ舞台挨拶に行っているんでしょうね）。それより、この映画は映画自体が相当良かったです。私が知っている俳優さんは、阿倍寛さん、伊藤歩さん、本郷奏多クン（水曜日に認識したばかり）しか出ていません。セリフもものすごく少なくて、しかも会話がほとんどありません。伊藤歩さん演じる新米教師が阿部さん演じる臨時教師に話しかけても、最後の場面まで一度も返事の会話をしません。この映画は目で観るというよりも心で観る映画だと思います。物語は、いじめがあった学校に吃音の障害を持つ一人の臨時教師が赴任して来ます。学校側も父兄もイジメがあったという事実を早く忘れて、元の平和な学校に戻そうとするのに、阿倍さん演じる臨時教師はあえて忘れないように、生徒たちに仕向けます。それによりイジメにかかわった生徒たちの心理が浮き彫りになる、、、、というストーリー。主人公の阿部さん演じる教師が何故あんなことをするのか、何故何に対しても冷静なのか、はたまた何を考えているかはあんまりわかりませんでしたが、生徒側の立場で私は心を動かされました。イヤなことから逃げたくても、イヤなことを忘れたと思っててても、結局逃げも忘れもできないことは多いです。だからそれをちゃんと受け止めて、その上で自分の人生を作って行くしかないのです。派手さはゼロで、静かで、映像的に変化のない映画ですが、すっごい秀作だと思います。今日から公開で、上映館も宣伝も少ないですが、本当にいい映画なので、お近くで上映される方は是非とも観に行ってください。『青い鳥』本日より全国順次ロードショー！！！

  2008年11月29日

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  『言えない秘密』＠キネカ大森

  大好きなジェイ・チョウ主演の『言えない秘密』。先月で東京は新宿での上映が終わってしまいましたが、今日から1週間限定でキネカ大森で上映されます。いつも川崎の映画館ばっかり言っているから、川崎市民かと思われていますが、実は我が家から一番近い映画館はこのキネカ大森です。今日も小雨が降る中歩いて向かいました（徒歩以外の交通手段が無い）。一日2回、11：20と19:20の上映で、私は当然初回のに行きました。客層が気になりましたが、ジェイ・チョウ ファンというよりは、普通のミニシアター系映画が好きそうな客ばかり。私もジェイのファンじゃなくても、多分観に来ただろうなあ。川崎チネチッタと新宿武蔵野館で2回ずつ観て、今日で5回目でしたが、観客席数60人くらいの小さな映画館のほうが似合う映画でした。小さな映画館のほうがリアルに音が伝わり、スクリーンに写ってない人の声とか、教室で反響する音とかすごいライブな感じで聞こえました。まだ観てない方も、東京23区内で2館目の上映なので、是非足をお運びくださいさて、その後、やっぱりいつものように川崎に移って映画をハシゴして来ました観たのは『かけひきは恋のはじまり』。まあまあ面白いけど、邦題が悪すぎ！もとのタイトルは"Leather Head"（革の頭）ですよ。アメフトのヘルメットが昔は革の帽子だったようで、そのヘルメットのことを意味しています。つまり、本題は恋じゃなくて、アメフトがプロ化した歴史みたいなものを語っている映画で、この邦題だとターゲット違うくないですか？ともかく元気にハシゴして、家に帰って来て、先日試写会でもらったWALL・Eのペーパークラフト人形を作っていたら、だんだん体のふしぶしが痛くなって来ました。そういえば朝からノドがイガイガするなあ、と熱を計ったら37.5℃熱が出たことより何より、最近年取ってから熱に慣れてきたせいか、以前なら発熱しそうならわかったのに、それを感じなくなった自分が悲しいですWALL・Eもぐちゃぐちゃながら出来たし、あさってからの仕事に備えて明日は安静にしていなくちゃね。

  2008年11月08日

• 『WALL・E ウォーリー』★★★

  今日も友達に誘ってもらって、試写会に行ってきました。写真に写っているのはキャプテン・スパロウですが、観たのは来月公開の『WALL・E ウォーリー』です。（試写会場がディズニー試写室で、キャプテン・スパロウの人形があったので、嬉しくて写真撮りました）もう今年始めから劇場予告が流れてて、どんな映画だか心待ちにしてました。最初の頃の予告だと内容が全くわからなかったけど、最近の予告では、ウォーリーは700年以上も一人ぼっちで地球でゴミ処理しているロボットだとわかりました。ある日地球の外からイブというロボットがやってきて、ウォーリーは初めて出来た友達に大喜びするというのが予告でわかる内容です。予告から知りえる範囲だと子供も楽しめるほのぼの映画かと思いますが、実は今地球上で深刻になっている環境破壊がテーマの、どちらかと言うと大人向けの内容でした。その証拠にエンディング・テーマ曲がピーター・ガブリエルでした（まだご健在だったのね）。ただロボットが主人公なだけにセリフがあんまりなくて、絵も本物そっくりで綺麗だし、ご家族揃って環境やゴミ問題、さらにバーチャルな世界の利点と欠点を考えるのにいい映画だと思います。数少ない人間の登場人物・船長が叫ぶ I DON'T WANT TO SURVIVE、 I WANT TO LIVE!! と言う言葉は、日頃いつも私が切望してることです。ただ息をしているのが生きてるってことじゃなくて、生活しなくちゃ！そのためにもこれ以上自然破壊を進めないよう、みんなで頑張りたいです。『WALL・E ウォーリー』12月5日（金）より、全国ロードショー！！

  2008年11月05日

• 『252生存者あり』★★★

  友達から試写状もらって、さらに友人に先に行って座席取ってもらって『252生存者あり』プレミア試写会に行って来ました。主演の伊藤英明氏、内野聖陽氏他、計11名の舞台挨拶付きでしたが先立って外でやってたイベント（写真がその模様）が長引いたせいか、開演が20分も遅れちゃって、帰りの時間がやたら気になってしまいました。映画は伊藤英明氏といえば『海猿』が思い出されますが、その『海猿２』にちょっと近いパニック物でした。元ハイパーレスキュー隊だった伊藤氏演じる主人公が、大型台風による津波で地下鉄銀座線新橋駅に閉じ込められます。自分の幼い娘を含むわずかな生存者たちが助けあい、兄がいるハイパーレスキュー隊の助けを待つ、というストーリーです。本当は笑う映画じゃないはずなのに結構笑えたのは、制作が日本テレビのせいか、お台場のフジテレビが津波でこれでもか！これでもか！って壊されるところそもそも新橋駅があんなことになるくらいなら、フジテレビより日テレのほうが危ないはずなのに、なんで町中が崩壊しているのに放送続けられるわけ？さらにネタバレになるから反転しちゃうけど、相変わらずの伊藤氏のスーパー不死身ぶりには、感銘しました。彼ならハルクや、アイアンマン、ハンコックにも勝てそう！何はともあれ、ちょっと出の脇役俳優陣も豪華なので、是非クリスマスシーズンに観に行ってください。『252生存者あり』12月6日全国ロードショー！！

  2008年11月04日

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  黄秋生氏＠『エグザイル／絆』試写会

  今日は、アンソニー・ウォン（黄秋生）さん目当てで『エグザイル／絆』の試写会に行って来ました。本当は昨日のファンの集いに参加したかったけど、40人の招待に1000通も応募があったとのことでクジ運悪い私は当然ハズレ(>_<)代わりに今日の試写会１名分の招待状が届きました。楽天で知り合った方々と試写会前にお茶でもしようって話しになっていたのに、会場に着いてみたら、試写会オタクの私も驚愕するほどの列で、お茶は止めて並ぶことに。こんなにアンソニーさんやフランシスさんファンが日本に沢山いるなんて、今日まで知りませんでした。っていうか、熱烈なファンのほとんどはフランシス・ンさんファン。私的に悪役しか観たことなかったので、結構びっくり（主なフランシスさん出演鑑賞作品『ヒロイック・デュオ』、『インファナル・アフェアII』、『軍鶏』）。その熱いファン達の歓迎の中、舞台に二人が登場(^O^)わりと前の方の席だったせいか、通訳無しでも話が理解出来る人が回りに沢山。香港電影迷はさすが！ジョニー・トー監督は声がデカイとか、フランシスさんが髪を伸ばしているのは、自分の子供にお母さんだと思わせるためだとか、ずっと冗談言いっぱなしの楽しい舞台挨拶でした。二人がステージから去ろうとしたとき、熱いファンが舞台に駆け寄って花束を渡す一幕も。やっぱり香港電影迷は熱い！熱いファン達と一緒に観たせいか、映画鑑賞中も熱気が伝わって来て映画が余計楽しめました。脚本がないまま映画が作られたとのことで、王家衛風な理解不能の映画かと思ったら、義理人情を大事にする男たちの友情がしっかり描かれてて見応えありました。まだ公開日が決まってませんが１２月に新宿シネマスクエア東急、渋谷シアターイメージフォーラム他、川崎では 109シネマズでも上映されます。『エグザイル/絆』お近くの方は、是非足をお運び下さい。

  2008年11月03日

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  『Ｏｒｚ ボーイズ！』＠NHKアジアフィルムフェスティバル

  昨日の映画の日に『レッドクリフ』を観たばかりなのに、今日はどうしても以前から観たかった台湾映画『Ｏｒｚ ボーイズ！』が観たくて、ダンナを置いて一人で朝から渋谷に行って来ました。今、台湾は純台湾産映画が立て続けにヒットしていて、空前の台湾映画ブームらしくて、田中知絵さんが出演して大ヒット中の『海角七號』の後に公開されたこの映画も予想の10倍のヒットということで、金馬賞に4部門ノミネートされているとのことです。行ったのはNHKアジア・フィルム・フェスティバルを開催中のNHKみんなの広場ホール。この映画祭もホールも映画をネットで検索するまで存在を知りませんでした映画の内容は、ウソツキ1号とウソツキ2号と先生にあだ名を命名された2人のやんちゃ坊主が、子供の視線で大人の世界や子供同士の気持ちを見つめたものです。今日は、映画の後に、監督、プロデューサ、主演の2人の男の子達の舞台挨拶がありました。出演者からの質問に答えるとプレゼントがもらえたり、観客から登壇者への質問タイムもあって、とってもお得な映画祭です。それなのに、宣伝が少ないせいかお客さんも半分くらいしか入っていないくて、なんかもったいない。もうちょっとガンガン宣伝してくれたら、沢山の人が観に来てくれると思うんだけどなあ。ウソツキ2号の男の子はまだ小学校中学年くらいで幼いせいか、30分の舞台挨拶の時間じっとしているのが辛いようで、体をやたら動かしたり、質問に答えるときにマイクを逆さまにしてしまったりして、とっても可愛かったです。将来の夢は武道家になることらしくて、司会の方が「ジェット・リーとジャッキー・チェン、どっちが好き？」って聞くと「どっちも好きじゃない。ブルース・リーが好き」とのことでちょっとがっかり。せっかく司会者さんがジャッキーじゃなくて、ジェット・リーの名前を先に言ってくれたのに～。ウソツキ1号役の子は撮影からずいぶん背が伸びたみたいで、監督の身長を追いこしていました。観客からの質問に英単語で答えたり、ちょっとお兄ちゃんっぽくて、イケメンさんになりそうな雰囲気でした。将来の夢は決まっていないそうですが、チェン・ボーリン君みたいな俳優さんになって欲しいなあ。2人は明日ディズニー・ランドに行くそうで、楽しんでくれると嬉しいけど、連休だから混んでいるかなあ。金馬賞新人賞候補の俳優さんに会いたい方は、ディズニーランドで探してみてください。NHKアジア・フィルム・フェスティバルは、あと3日間あるので、ご興味を持たれた方は是非行ってみてください。

  2008年11月02日

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  猫好きにお勧め『ジョージアの日記』★★★★★

  昨日、今日と立て続けに10代の学生が主人公の映画を観て来ました。昨日は『櫻の園』という日本の映画で女子高生が主人公の映画、今日は『ジョージアの日記』という洋画です。タイトルだけ聞くと、ありがちなアメリカのテレビドラマに出てくるみたいなティーンエイジャー物かと勝手に思ってましたが、映画が始まったとたんに私の想像は壊されます。何がって、車のハンドルが右側なんですよね、、、、。ってタダ舞台がイギリスなだけじゃん、というなかれ。日本では洋画とひとくくりにされていますが、イギリスとアメリカじゃ、やっぱり全然違うんですよー。まずジョージアが住んでいる家が、日本人にも馴染みやすいタウンハウス風で、玄関からダイニングキッチンまでせまいことせまいこと。さらにジョージアの部屋も6畳あるかないかの狭さ。そんな狭い家で、アツアツで毎日子供の目の前でチューチューする両親にウンザリするジョージアは、ある日都会のロンドンから転校して来たイケメン男子に恋しちゃいます。もちろん相手の男子はイケメンなので、ズリパンで下着が見えまくってます（唯一日本人と違うところはズリパンでもズリ落ちた先の足が長いところかなあ。日本の若者って地面まで残り30cmくらいしかないんじゃないかと思う人がいるけど、この俳優さんはズリ落ちても残り80cmくらいはありました）。仲良し4人組の友達の助けや助言を借りながら、恋に暴走しては悩む、顔は美人じゃないジョージアがとってもキュートで、今年観た洋画の中でも私的に高評価な映画です。さらに私の目を惹いたのが、この映画の主人公とも言える猫のアンガス。ジョージアの幼い妹によって、ありとあらゆるコスプレをさせられ、さらにジョージアや親友の恋の仲を取り持つ非常に重要な役割です。そもそもこの映画のタイトル自体、日本では「ジョージア」と人間の女の子がタイトルになっていますが、原題は"Angus, Thongs and Perfect Snogging"と一番最初にこの猫の名前が来ています。ともかく、ドレスや帽子を着せられたり、スパゲティを頭から乗せられたり、色んなことをしてもじっとしている、観ているだけで癒される可愛い猫です。『ネコナデ』、『グーグーだって猫である』と立て続けに猫好きをターゲットにした映画が今年公開されていますが、この映画はこれまで観たどの映画よりも猫好きにはたまらない映画です。主人公の2人も大の猫好きってことになっているし。猫好きも、今青春で恋に悩んでいる人も、かつて青春していた人も、万人にお勧めのすごい楽しくて感情移入できる映画なので、すっごいお勧めです。『ジョージアの日記／ゆーうつでキラキラな毎日』11月15日、恵比寿ガーデンシネマ他全国ロードショー！！

  2008年10月31日

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  『ハンサム★スーツ』＠カップル限定試写会

  昼間すごい土砂降りだった雨もあがり、結婚記念日の今日はダンナと一緒にカップル限定試写会に行って来ました観たのは来月1日公開の『ハンサム★スーツ』。映画はもうずっと前から予告編観て内容をだいたい知っていましたが、ラストが思いがけないどんでん返しで、びっくりしました。ストーリーは、ドランクドラゴンの塚地さん演じる定食屋の店長・琢郎は、不細工なゆえにこれまで彼女ができたことがない。ある日お店のバイト募集に応募して来た北川景子ちゃん演じるヒロコさん。彼女の美しさに一目ボレした琢郎はヒロコさんに告白するが、好きになった理由を言うとヒロコさんは去ってしまう。ひょんなことから洋服の青山でハンサムに変身できるハンサムスーツを手にして、谷原章介の顔を得た拓郎は、町中の女性からモテてモデルとしても大活躍する。そんな中、お店に新しいバイトの女性、大島美幸演じる本江さんが入ってくる。見た目は自分と同じで不細工な本江さんだが、心やさしく、彼女の前では心を割って何でも話せる琢郎だったが、、、。というカンジです。ストーリーは今までもあったような、人間は顔じゃなくて心だ！ということがテーマの映画ですが、ラストのどんでん返しがすごくて、何度も予告編を観ていた私も想像していなかった出来事にあっとびっくりさせられました。谷原章介さんと塚地さん、どちらのタイプの男性を選ぶか女性なら誰でも悩む問題作とも言えます。『ハンサム★スーツ』11月1日の映画の日、全国ロードショー！！！今日の試写会の会場であるユナイテッドシネマ豊洲は、近くにあったら絶対頻繁に通うであろう素敵な映画館。館内の雰囲気もかかっている映画のチョイスも私好みなんです。実は今までも試写会でしか行ったことが無いんですが、一番上の段にあるカップル席が以前から気になっていましたが、いかんせん「カップル席」という名前に負けて座ったことがありませんでした。今日はカップル限定試写会で、ダンナと一緒ということもあり、一目散で目的のカップル席をゲット！プレミアム・ペア・シートと呼ぶみたいですね。109シネマズのエクゼクティブシート、TOHOシネマズのプレミアスクリーンのシートは1人独立型だから2名でゆったり座れるこのシートは他のどこのシートよりも横幅が広くてゆったりしていました。テーブルもついてるし、ホテルにあるみたいな荷物置きもあって、映画も見やすかったし、家で映画みているみたいにくつろげました。さらにこの日の試写会はいつもと違って映画の後に、館内にあるラウンジでワンドリンク＋軽食サービスがありました。↓軽食の例映画をタダで観させていただくだけで大変ありがたいのに、普通は5000円もするカップルシートに座れた上にと、お土産にまでいただけて、結婚記念日にふさわしいいい思いでになりました。試写会を開催してくださったcinemacafe様、どうもありがとうございました

  2008年10月24日

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  映画の観過ぎで「首が回らない」！？

  おとといから原因不明の激痛肩こり＋首の痛みに悩まされていますともかく痛くて痛くて、夕べなんか仰向けでも横になっても痛くてよく寝れないくらい。今の仕事がPCをかなりハードに使いこなさなきゃいけない仕事で、さらに今週は月曜日から毎日試写会や映画に行ったせいで同じ姿勢を長時間続けたせいで、こんな首になっちゃったのかと思いました。だったら週末の今日くらい映画なんか行かなきゃいいのに、我らが川崎チネチッタで憧れの香川照之さんが舞台挨拶をされるとのことで、発売日にチケット取っちゃいました。昨日の試写会の間、首が相当辛かったので、今日は「痛みが和らぐ」湿布薬と飲み薬を飲んでいざ出陣。観たのは、今日から公開の『トウキョウソナタ』。香川さんは大好きですが、彼の主演作を大スクリーンで観るのは初めてです。ともかく香川さん目当てで行ったので、他の出演者とかスタッフなど気にしていませんでしたが、オープニングクレジットに「黒沢清」監督の名が。去年TOHOシネマズ川崎で『叫』観ましたよー。えー、あんなホラー映画だったらどうしようと、勝手に心がバリアを張ります。映画の内容は、有名な健康機器メーカーの「TANITA」の総務課長からリストラされた香川照之さん演じる男が家族の前で演じるウソを中心に、実は家族が元々バラバラだったという事実が明らかになり、結果的には家族らしい形に戻って行くというストーリーです。『叫』や『LOFT』のようにビジュアルにホラーじゃないけど、現在職が無いダンナを抱える我が家にとってはより現実的な分ある意味ホラー度が高かったです。映画終了後、お目当ての舞台挨拶に。劇中、二男の担任役で出ているお笑い芸人・アンジャッシュの児嶋一哉氏のMCとともに、黒沢監督、香川照之さん、小泉今日子さん、小柳友クン、井之脇海クン、津田寛治さんが登場。通常なら挨拶と撮影エピソードを登壇者が語るというスタイルなのですが、今日は突然観客からの質問に答えるというティーチイン形式に早変わり。以下覚えているQ&Aです。Ｑ：映画に出てくる佐々木家はセットですか？Ａ：外観は駒場東大前にある本当の家で、玄関までがそうだけど、中はセットです。Ｑ：実在する企業名が出て来ましたが、何故ですか？Ａ：今までの映画でも企業に頼んでいたけど断られていたのに、今回の会社はＯＫしてくれた。しかも僕（監督）と香川さんにヘルスメーターまでいただけた。Ｑ：児嶋さんはお笑い芸人ですが、役作りをどうされたんですか？Ａ：今まで映画もドラマも出たことが無いので、考えてもしょうがないのでともかく自然体で。Ｑ：井之脇クンがピアノを弾く場面は本人が演じられたんですか？Ａ（井之脇クン）：体は僕が演じていますが、実際の演奏は本田？？？さんが演奏しています。Ａ（香川さん補足）：映画の演奏は吹替えだけど、井之脇クンは撮影中何か月もピアノの練習して、この場面を実際に演じているときに彼はこの曲が弾けるようになっていた。実際僕らは彼の演奏をバックに演技していました。Ｑ：小泉今日子さんは、現在『グーグーだって猫である』も上映中ですが、どちらを先に撮影されたんですか。Ａ：去年の9月10月は『グーグー』で、11月、12月が『トウキョウソナタ』で、『グーグー』は真冬の撮影もあったので、サンドイッチ状態でした。Ｑ：映画の中で海のシーンがあるんですが寒くなかったですか。Ａ（小泉さん）：あの日は風もなくて意外と暖かかったので、寒くなかったです。そうですよね。監督？Ａ（監督）：白い息の中でやることになるかと心配でしたが寒くない日でした。Ｑ：質問じゃないんですが、僕はエキストラで出演していて、ここにエキストラ仲間も来ているので、この映画がヒットしてくれることを祈っています。Ａ（香川さん）：彼はソメノ（？）さんと言って、去年僕の映画3本で共演してくれているんですよ。Ａ（小泉さん）：それ、何かに書いてましたよね。私、読んだことある。Ｑ＆Ａはここまでで、その後、監督、香川さんの挨拶、そして津田さんの締めくくりの言葉で、黒沢作品を一言でたとえると「海（山は苦労して登った人しか受け入れてくれないけど、海は悪い人も釣り人も誰でも受け入れてくれつつ輝いているから）」とのことでした。いつもどんな舞台挨拶の言葉も覚えていない私なのに、今日のこの記憶力すごくないですか？それぐらい今日の舞台挨拶は楽しかったです。明日の朝7時からフジテレビ系「ボクらの時代」に主演の香川さんと小泉さんが出演されるので、この映画に興味を持たれた方は是非ご覧ください（先週前編があって今週は後編です）。『トウキョウソナタ』本日より全国順次ロードショー！！さて映画が終わって、首の痛みがひどくなったかと思ったら、ここ2日間でも最大の緩和度。映画の前の薬が効いたのかと喜んでいたら、帰りのバスの中でまたまた痛みがぶり返し。痛みが緩和した理由を考えると、チネチッタのシートにあるんではないかと。チッタのシートがすごいのは以前から認識していましたが、特に腰の部分が他の映画館でも類を見ないくらいきれいな曲線になっていて体重をうまく分散するようにできているんです。普段の会社の激務にプラスして試写会場の劣悪なシートで映画を観て体の歪みのツケが一気に左肩と首に出たのではないかというのが、今日チネチッタに行ってわかった結論です。実際今もって、劣悪なシートでパソコンしているから痛みがおさまらない私。痛みを和らげるには、1日中チネチッタにいるしかないのでしょうか、、、、さらに家に帰ってくると、どこかから何か荷物が届いていました。宅配ボックスを開けて見ると、それはどう見てもポスターのよう。これは、きっと先月くらいに応募した『カンフー・ダンク！』ジェイ・チョウ サイン入りポスターに違いないと大喜びした私。しかし、いざ開けてみると、、、、、。それは今日拝見した小泉今日子さん主演『グーグーだって猫である』のポスターでした。こんなプレゼント応募した覚えない！と疑問に思って中の送付状を見るとブロガー試写会のトラックバックを張った人の中から抽選で当たったんですって。B2とかA1サイズならまだしも、B1サイズの巨大ポスターが我が家に来るのは初めて。どなたかご希望の方がいらっしゃったらお譲りします。（結構凝った作りで、表・裏あって、裏は文字まで引っくり返っています。絵柄はコレ↓）

  2008年09月27日

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  『ウォンテッド』★★★

  台風が来るはずだった今日の朝。起きてみると、台風なんてどこ？？？？ってカンジ。台風のせいでダイビングガイドの仕事が無くなったダンナと、午前中あったはずの面接が中止になった私は早速新作映画に行きました。観たのは、アンジェリーナ・ジョリー最大のヒット作という『ウォンテッド』。世間の目はセクシーなアンジェリーナ・ジョリーに向いているかもしれませんが、私のお目当ては『ペネロピ』でいい人を演じていたジェームズ・マカヴォイ君。『ペネロピ』では、とってもとってもキュートだった彼が、いきなりアメリカン・アクション映画の主役なんてどういうこと～と予告編観たときはショックでした。しかし、この映画の冒頭30分くらいは、まさにコメディジェームズ君があまりの恐怖にギョエ～ってなっちゃうとことか、同僚の男の人の"You are the man"って言ったときに、キーボードでなぐっちゃうシーンとか、まさにテレビの『のだめカンタービレ』の世界あまりの面白さに、本来のアクション映画という部門でなく、このコメディの部分だけを拡張して別バージョンの映画を作って欲しいくらいです。ということで、ジェームズ君に対するイメージは、アメリカン・アクション・スターじゃなくていい人のままで終わったのでありました。『ウォンテッド』今日から全国ロードショー！！！

  2008年09月20日

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  『ファン・ジニ』劇場版★★★

  今日は17時半に仕事を終えて速効でダッシュして新宿まで試写会に行って来ました。今の職場が品川駅徒歩10分っていう試写会ライフにはまったく向かない、超不便な場所にあって、かつビルの上のほうにオフィスがあるから地上に降りるまで時間がかかって、どんな場所でも試写会の開場時間に間に合わないんですそれでも今日はがんばって、新宿の会場に6時10分に着いたのに、何故か会場は超コミコミですでに座席がありませんでした。よく見ると会社とかには無関係な年齢層の方が大多数だったので、きっと早くからいらして座席が埋まっちゃったんでしょうね。一時の勢いはなくなったといえ、『韓流』恐るべし主催者側は大慌てで補助イスを出してくれて、無事座って映画を鑑賞できましたが。今日観たのは、目下NHK-BSでドラマ放映中の『ファン・ジニ』劇場版。テレビドラマのほうは、初回のみチラっと観たんですが、劇場版はテレビ版とまったくストーリーが違うようでびっくり！！！チニ（名前だけで呼ぶときは、ジニじゃなくてチニと言うらしい）は、テレビ版だと最初からキーセンで愛しい男と死別したことから国一のキーセンになると決意したはずなのに、劇場版のチニは両班の家のお嬢様という設定。何故？？？？チニの心の恋人役をユ・ジテさんが演じていて、彼とチニが何故あそこまで愛し合うようになったかよくわからず、ともかく疑問がいっぱいの劇場版でした。とはいいつつ韓国時代劇は大好きなので、キーセンの役割とかが今まで以上に学べて良かったです。『ファン・ジニ』劇場版、9月27日（土）新宿シネマスクエアとうきゅう、109シネマズ川崎でロードショー！！（他地域は順次ロードショー）もうひとつ疑問なのが、チニのことをみんな「お嬢さん」と呼ぶのですが、お嬢さんって「アガッシ」って言うんじゃなかったっけ？なんだか「アァッシ」みたいに聞こえたんですが、、、、。今まで観た『チェオクの剣』とかだと両班のお嬢さんは「アガッシ」って呼ばれていたんだけどなー。「アガッシ」が悪い意味に変わっちゃったから呼び方も変わったのかしら？どなたかご存じなら教えてください。（かつては私も免税店とか食堂で女の店員さんを呼ぶとき「アガッシ」って呼んでいたんですが、今では失礼にあたるんですって。今はアジュンマの私も当時はアガッシでした。）

  2008年09月18日

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  『言えない秘密』＆ジェイ・チョウ トランプ

  まだ他の地域では公開もされていないのに、ウチの近所のチネチッタでは今週で終わっちゃうので、今日4回目の『言えない秘密』を観て来ました。会社が終わってからだと6時の回は間に合わないので、一旦ウチに帰ってご飯食べてから8時20分の回に行きました。相変わらずだだっ広い劇場にお客さんはたったの12人、、、、、。1人じゃなくて良かったー。どうもほとんどジェイ・チョウ ファンのようです。やっぱり大スクリーンで観るジェイはいいですねー。たった今、HPを観たらチネチッタは来週まで延長になったらしいので、まだ大スクリーンで観てない方は、会社帰りに是非足を延ばしてください。8時20分の回はレイトショーだから誰でも1200円で鑑賞できます（それにしても3連休中は休映ってどういうこと～？でも、また来週観に行こうっと！）。チネチッタのもうひとつのお楽しみは、なんと言っても売店で売られているジェイのグッズ。今日は我慢しきれずにトランプ（1500円）を買っちゃいました。たかがトランプですが、全部絵柄が違うんですよー。多分20代前半の頃の若いジェイばかり48種類楽しめます。私が買ったのとは違うけど、こんなトランプもあるみたいです。周杰倫（ジェイ・チョウ）統一カップめんトランプ＜＜中国オフィシャルグッズ＞＞私も持っている映画のサントラです。写真集がついててとってもお得。周杰倫（ジェイ・チョウ）映画「不能説的秘密」サントラCD（典藏紀念冊限量版）

  2008年09月08日

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  『あぁ、結婚生活』★★

  今日は、夫婦orカップル限定の試写会で『あぁ、結婚生活』という映画を観て来ました。東京の試写会場は大抵のところは知っていますが、今日の場所はThe House Shiroganeってところ。場所がよくわかんなくって白金高輪台駅まで行って交番で場所を聞いて、ようやくたどり着いたら、昔この辺で仕事していたとき土日出勤日によくランチを食べに来ていた店でした。今でこそ地下鉄の駅がありますが、当時は白金は麻布十番と同様、東京では陸の孤島と呼ばれており、麻布十番が下町っぽいのに対し白金は（陸の孤島のくせに）シロガネーゼとか言ってやたら金持ちっぽい人が沢山道を歩いていて、私が大嫌いなエリアでした。で今日十数年ぶりにそのスノッブなエリアに来てみると、地下鉄が出来たせいか以前よりは庶民的になっていたような、、、、。そんなことはさておき、映画です。映画の前に恒例のイベントがありました。映画の内容にちなんで、結婚まる10年の高橋ジョージ＋三船美香夫妻が来場してトークショーがありました。結婚10年って言っても三船美香さん、まだ26歳なんですね。私がその年齢ならまだ新婚時代でしたよ。最近日本の平均結婚年齢はだんだん上がっていますが、結婚なんか不要と思いつつ、どうせなら結婚したほうが絶対いいと思っている私としては、やっぱり結婚するなら若いうちがいいと思うのです。だって年取れば取るほどchoosyになっちゃうし、相手の生活とか思想に合わせにくくなっちゃうでしょう。もちろん、40になっても50になっても20代の頃と同じくらい新鮮な気持ちで結婚できる人は別ですが、、、。で、今日の映画は日本にはとってもありがちな、不倫がテーマの映画。いまどき日本じゃこのテーマの映画はありえないと思うし、多分フランス映画っぽく面白おかしく描きたかったと思うんですが、アメリカっぽい結婚に対する真面目さが出た、ある意味ガチガチな映画です。結婚生活数十年目のダンナさんが、若い美しい未亡人と恋仲になり、古女房と離婚しようとするのですが、古女房は古女房で若い愛人がいて、かつ自分がいないとダンナは生きていけないと信じている、、、、、という日本にもありがちなストーリー。最近、奥さんと映画観に行ってないなーとか、奥さんのことを「ママ」としか呼ばなくなったなーっていうようなカップルにお勧めな映画です。『あぁ、結婚生活』9月13日よりル・シネマ他でロードショー！！！映画の前に前から気になっていたウチの近所のインド料理屋さんに行きました。ナンorライス付きのカレーは580円から、タンドリーチキンなどの1品料理は315円からと格安なお店です。住宅街っぽい場所にあるのでそこまで期待していませんでしたが、ナンがすごくおいしくて値段のわりにはコストパフォーマンス抜群の絶対お勧めのお店ですので、ご近所の方は是非どうぞ。田無に本店、荏原町と葛西に支店があるRajというお店です。特にナンは冷めても美味しく絶品なので、テイクアウトにもお勧めです。↑写真は、私が頼んだマトンカレーとチキンのホウレンソウ焼きです。チキンも絶品！315円は安すぎ！！！

  2008年09月07日

• 『アイアンマン』に鉄人達が！

  仕事再開して初の映画は『アイアンマン』ジャパンプレミア試写会でした。来場予定だった主演のロバート・ダウニーJr.が無事舞台挨拶に登場！！15年ぶりの来日なんですって。彼以外に出演者は来場しないのに、ステージの立ち位置のマークがあと４つあって誰が来るのかと思ったら司会のクリス・ペプラー氏からうれしいコールが（ちなみにクリスが司会で登場したのも、TOKIO HOT 100 ファンの私としては嬉しかったです）。なんと北京オリンピックのメダリスト達が登壇したんです。柔道金メダルの内柴選手、フェンシング銀メダルの太田選手、水泳バタフライ銅メダルの松田選手、そして、、、、なんと、、、、アイアンマンと聞いて誰もが期待した、我らが北島康介選手までクリスの口から「アイアンマン」と聞いた瞬間、みんなが期待したと思われる北島選手への拍手＋歓声は、主役のロバートより断然多かったです（ロバート、ごめんね）。オリンピック選手なんて普段お目にかかることなんてないから本当にうれしかったです。舞台挨拶の後、さらに嬉しいことに選手の皆さんが映画鑑賞のために会場に入って来ました。たまたま入口近くの席だったため、間近で選手のみなさんが観れました。最近甘いマスクでマスコミ露出度急上昇の太田選手は、本当にハンサムで観客に手を振ったりしてサービス良かったです。一方急きょ登壇が決まったという北島選手だけ、客席に入って来ないから映画観ないのかと思ったら、ギリギリになって帽子かぶって入って来ました。さっきニュース見てたら昼間は千葉で子供水泳教室やってたのにその足でかけつけてくださったのね。ご苦労さまです。意外と身長もあって、逆三の肩幅は見事でした。さて、オバさん的オリンピック選手評はさておき、肝心の映画です。最初、この映画の主役があの（麻薬中毒者だったと有名な）ロバート・ダウニーＪｒ．だと聞いてすごいびっくりしました。彼にヒーロー物なんてできるのー？？？？って。でも今日のステージ上の彼の発言や、映画の中で「I'm not that type」って言っていた通りに、そんな感じじゃない彼がヒーローになっていく理由＋様子が他のヒーロー物とは一線を画していて面白かったです。ヒーロー物というよりは、ある意味反戦映画かも。『アイアンマン』9月27日よりロードショー！！※写真は、ロバート・ダウニーＪｒ．が会場に入って来る瞬間を遠方から撮ったものです。一応一番向こうの柱そばにいるんだけど、、、。

  2008年09月04日

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  『パコと魔法の絵本』★★★★★

  早朝雷の音で目が覚めて（4時台）、1時間くらいNHKの気象情報をチェックしちゃいました。夕方も雨になる可能性が高いってことで不安な中、試写会に出かけました。行った先は有楽町よみうりホール『パコと魔法の絵本』です。当初、映画館のチラシなどを見て「このタイプの映画は絶対行かない！」と単純に思った私ですが、監督が『下妻物語』や『嫌われ松子』の中島哲也監督と知ってがぜん行きたくなりました。観た結果から言うと、もうさすが中島マジックラストでどんでん返しがあるんですが、回りのお客さんも私も予想できなかった出来事であるにもかかわらず、劇中でずっと伏線が張ってあったことが誰でもわかるというすごさ！豪華な俳優陣も写真で見ると漫画チックでデフォルメされているかのように思えましたが、そのデフォルメがより現実っぽくて、そこにも監督のセンスを感じます『下妻物語』や『嫌われ松子の一生』は、国外でウケるには難しい出来でしたが、これならアジアだけじゃなくて欧米にも絶対売れるはずです。子供は子供でその漫画チックなキャラとセリフで笑え、大人はそのセリフに隠されている意味をわかりながら笑え、ともかく老若男女どんな方にもお勧めな映画です。『パコと魔法の絵本』9月13日全国ロードショー！！！プレミア試写会とか完成披露試写会では、映画終了後（たとえ面白くなくても）拍手するのが恒例になっていますが、この映画は一般試写会なのに上映後誰からともなく拍手が起きて、みんな拍手してました。そのぐらいいい映画です

  2008年08月29日

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  『フライングラビッツ』★★

  今日は新宿バルト９で『フライングラビッツ』完成披露試写会を観て来ました。JALの企業バスケチームを描いた青春ものです。映画館のロビーにバスケのシュート台が作られていて、試写会の前に石原さとみさん他出演者がシュートしてて、誰でも間近で見ることができました。舞台挨拶はバスケチームの面々やその他女優陣総勢７人＋監督さん、それに映画にも出演した本物のフライングラビッツのメンバーが上がってにぎやかでした。映画の中でもそうですが真木ようこさんのクールな発言が面白かったです。回りの出演者が身長高いから真木さんと石原さんが子供みたいに小さく見えました。映画の内容は、もう５回も観ちゃった『カンフー・ダンク！』と結構カブッてて、一部『デトロイト・メタル・シティ』にも似てて後発映画の分不利かも。『カンフー・ダンク！』は、カンフーの技とバスケを融合させた映画だけど、こっちは合気道の精神がバスケに通じるってことで、そこんとこが私的にダブって見えました。ってことで私の評価は低いけど、スッチー好きの方にはお勧めです。『フライングラビッツ』9月13日ロードショー！写真は劇場入り口にいたラビッツ君です。試写会に行く前に、前売り券を使っちゃいたいので新宿武蔵野館で『言えない秘密』を再び鑑賞して来ました。映画館3回目にして、ようやくシャオユーの謎がヨーダン（清掃係の人）の口から発せられることに気付きました。同じ映画を何回も観るといろいろ気づくものです。エレベータホールに飾ってあるポスターにルンメイちゃんのサイン（向かって左側）が追加されていました。

  2008年08月28日

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  『グーグーだって猫である』★★★

  今日は猫好きな私が以前から気になっていた映画『グーグーだって猫である』の試写会に行ってきました（cinemacafe様、いつもありがとうございます）。私が子供の頃から活躍されてた漫画家・大島弓子さんが実体験を基に書かれた随筆を映画化した作品です。物語は、売れっ子漫画家の小島麻子が、13年以上飼ってた愛猫サバを亡くし、それ以来漫画が書けなくなってしまいます。半年ほど経ってやっと心の整理がついてアメショーのグーグーをペットショップから買ってきて、サバの分まで可愛がります。不思議な年下男性との出会いもあり、ようやく漫画を描く気になった矢先に思いがけないことが麻子の身に起きて、、、。という映画です。猫好きをターゲットにした映画かというと、私からするとまったく違いました。主演の小泉今日子さんとアメリカンショートヘアーのツーショットの写真から『ネコナデ』みたいなほのぼの系の映画かと思ってました。でも冒頭から猫が死んじゃって、かつて激しいペットロスに陥った私はまるでパンドラの箱を開けられたみたいに涙腺が全開し、前半30分くらいと後半にサバが出て来るあたりは、頬っぺたが涙でビショビショになりました（今も書きながら涙が出そう）。よって同じ猫好きでも実際に飼ったことがない、猫を偶像として好きな方か、幸いにもまだ一度も愛する猫と死に別れしたことのない方のみお勧めの映画です。というよりも猫好きじゃなくて、大島弓子さんや吉祥寺の街が好きな方のほうが楽しめるかもしれません。昨日はこの映画のおかげで帰りは電車の中でもずっと涙が止まらず、家に帰って亡くした猫の写真見て大泣きし、亡くしたリョウの代わりに我が家の末っ子トントンをベッドに拉致して思い切り可愛がるハメになりました。ところで原作の大島弓子さんは関東出身のはずなのに、お母様や田舎の思い出が富山弁（または石川弁？）なのは何故？「～ながけ？」とか「かんにん（ゴメンの意）」とか、どー考えても富山弁なんですけど。この理由ご存知の方いらしたら教えて下さい。『グーグーだって猫である』９月６日よりロードショー！！

  2008年08月25日

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  『言えない秘密』グイ・ルンメイ舞台挨拶（追記）

  昨日に引き続き、今日も『言えない秘密』を観に行って来ました。今日は、メイン館の新宿武蔵野館。お目当てはヒロイン役のグイ・ルンメイさんの舞台挨拶です。朝8:30から整理券引換とのことで、6時過ぎに家を出て並びました。努力の甲斐あって、前から4列目（1列目はプレス席）のど真ん中をゲット。昨日のチネチッタと比べるとスクリーンが小さいから1列目でも十分楽しめそうな、小さな映画館です。チッタの劇場は大きすぎて音が聞き取れない部分もありましたが、小さな映画館で前のほうに座ったから今日は声が良く聞こえました。スクリーンも小さいから全体がよく見えて、教室の黒板の日直の場所（左端）にジェイの曲の作詞家で有名な方門山と黄俊郎の名前が。。。。こういう細かいしかけはＤＶＤじゃ絶対気づきにくいので、是非映画館で観てください。それから（多分）数学の先生役で授業している方はジェイのパパですよー。家帰ってきてメイキング観て知りました。次回行ったときじっくり観てみよう！さて映画上映後、映画パーソナリティの伊藤さとりさんの司会の元グイ・ルンメイさん登場！のはずが何故か伊藤さとりさんが紹介する前にルンメイさんが場内に入って来ました。私の列の真横に入口があったから、劇場に入られる前からルンメイさんの姿が観えて、第一印象は、顔小さい～場内には『カンフー・ダンク！』ジャパンプレミアより多いんじゃないかと思うくらい沢山プレスの方がいらっしゃってました。と言うのも（多分ですが）『藍色夏恋』の大ヒットでグイ・ルンメイさんは初々しい清楚な感じの台湾女優として日本の映画ファンの間でも知られていて、一方ジェイは台湾のアイドルスターみたいな扱いだから、どうも映画ファンの間ではルンメイさんのほうが珍重されているような気がします。まあ、いずれにしてもそのような女優さんのおかげで『言えない秘密』がたくさんの映画ファンに知られるのはいいことです。舞台には、もう一人のゲスト・椿姫彩菜さんがいらして花束贈呈とトークをされました。何故彼女かというと、グイ・ルンメイさんは大学で仏文科専攻でフランス留学経験もありピアノも弾けるというのが、彩菜とまったく同じということで登壇されたみたいです。彩菜さんが男子校時代5年間好きだった子に好きだと告白できなかったというと、ルンメイさんが彼女が元男性として生きていたことを知ってか知らずか「なんで？こんなに可愛いんだから告白すればよかったのに」と言って、最初ただ気づいてないだけかな？って思ったけど、よく考えたら彼女のデビュー作『藍色夏恋』で彼女は好きな同級生の女の子に告白できない役だったからそれをふまえての発言かも。（追記：通訳の方のブログを観たら、ルンメイちゃんはやっぱり彩菜さんが元男性とわかっていたらしいです。http://dianying.at.webry.info/200808/article_10.html）舞台挨拶の模様はすでにネットにアップされているので、こちらをどうぞ。http://www.cinematopics.com/cinema/c_report/index3.php?number=3573ところで今日初めて新宿武蔵野館に行って、最初小さな映画館だから音とか心配だったけど大スペクタクル映画とかを上映するわけじゃないから『言えない秘密』みたいなミニシアター系の作品にはぴったりかもしれません。残念ながらパンフレット以外のグッズは（何故か）台湾版『カンフー・ダンク！ジェイ・チョウ写真集』しかありませんでしたが、川崎より新宿のほうが近い方、昼間『言えない秘密』を観たい方は、是非新宿に観に行ってください。でも、でも一度は川崎の大きなスクリーンでもジェイを堪能してくださいね。『言えない秘密』新宿、川崎、千葉で絶賛ロードショー中！！！！9月より全国順次公開。↑映画館に飾ってあるジェイのサイン

  2008年08月24日

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  『言えない秘密』初日＠川崎チネチッタ

  先週に引き続き、今日は私の大好きなジェイ・チョウ主演映画の公開初日です。今日はジェイが、監督＋脚本＋音楽＋主演を務めた『言えない秘密』。メイン館は新宿武蔵野館ですが、私は数年来ひいきにしている近所のチネチッタに行きました。チネチッタの上映劇場は客席が844もあるグランデ。一体何人の人が劇場にいるかすごい不安でしたが、思っていたより多くて100人以上は確実にいらっしゃいましたが、なにせ844分の100＋αなので、いわばガラガラ状態ですね。でもメイン館の武蔵野館だと133人の劇場だから多分武蔵野館だと満席の状態だったと思います。チッタのにくいところは、パンフ売り場にパンフだけじゃなくて、ジェイのトランプとか写真とかシールとか色々グッズが売られていたこと。聞いてないよ～　予想外だから予算立ててなかったじゃないですか～。全部絵柄が違うトランプは欲しかったなー。次行ったときに買うからそれまで補充しておいてね。肝心の映画ですが、DVDで鑑賞済みとは言えやっぱり映画館で日本語字幕付きで観ると全然違います。しかもグランデのデカいスクリーンDVDでは気づかなかった南拳媽媽のメンバーがCD屋の店員してたり、ラストの写真もまるでシージエ（『カンフー・ダンク！』の役）みたいな髪型のジェイが写真に収まっていたり。それから劇中のピアノはすべてジェイ本人の演奏だということなのに、一緒に行ったウチのダンナはあまりにもきれいすぎる！本人じゃない！なんて言い出すくらい音がきれいでした。DVDでもう観ちゃったという方も是非劇場（特に大スクリーンの川崎チネチッタ）に足を伸ばしください。『言えない秘密』今日から全国順次ロードショー！！！

  2008年08月23日

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  『言えない秘密』川崎情報

  先週末に、我が愛するジェイ・チョウ主演の『カンフー・ダンク！』が公開になったばかり。今週末には、ジェイが監督・脚本・音楽・主演と、まるでクリント・イーストウッド並みにありとあらゆる役をこなした『言えない秘密』が公開になります。まずは関東地区のみの公開で、当初新宿と千葉でしか公開情報が出ていなかったのですが、な～んと、私が愛してやまない川崎チネチッタでも上映が決定しました今までこのブログでもたびたび川崎チネチッタのことを書いたことがありますが、今回のこの英断は本当に嬉しかったです。石垣島でマンタを見るよりも伊豆の大瀬崎でマンタを見たほうが数万倍嬉しいのと似たような感激があります（意味わからない人はごめんなさい）。初日プレセントのポストカードは、もちろんチネチッタでもありますが、残念なことにリピータープレゼントはないみたい。ただ嬉しいことに、これは私的に予測していたのですが、上映劇場がチネチッタ最大収容人数のグランデということ。定員が844人もあるので、メイン館の新宿武蔵野館さんの1日分のお客さんを1回で軽く超えちゃうくらいあります。いつもジェイをより大きなスクリーンで観たい！と思っていましたが、いかんせんメイン館もシネコンも小さい劇場ばかり。よって『頭文字Ｄ』や『王妃の紋章』を含め、ジェイ・チョウをこんなに大きなスクリーンで観る機会は後にも先にも多分これが最後です！！！神奈川県＆東京都大田区＋品川区エリアのジェイ ファンの皆様、『言えない秘密』はどうぞ川崎チネチッタで観てくださいませ※ちなみに私は川崎市民じゃなくて都民です。

  2008年08月20日

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  『ラストゲーム 最後の早慶戦』

  今日は、べいぶうさんにお譲りいただいて、今週末公開の『ラストゲーム 最後の早慶戦』の試写会に行って来ました（べいぶうさんいつもありがとうございます）。マドンナ役の原田佳奈さんや、タレントのはなわさん、神無月来場予定のイベント付きの試写会とのことでした。しかしサプライズかどうか知りませんが舞台には主役の渡辺大さんも登場！！！『I am 日本人』という映画のプレミアで初めて拝見したとき「この人、格好いい」と思って以来、2年ぶりにライブでお顔を拝見しました。しかも今日は、お笑芸人のはなわさんや神無月さんと一緒に舞台上でバラエティ番組さながらの芸まで披露してくださって、あんまりテレビで彼を見ない私にとってはとっても新鮮でした。レポはこちら（ちなみにお父様の話題は舞台上ではしていらっしゃいませんでした）映画は、各テレビ局で終戦記念日の特集等で紹介されたので、みなさん御存知かと思いますが、昭和18年の学徒出陣前に実際に行われた早稲田大学vs慶応大学の野球試合をテーマにしたものです。主演は、渡辺大さんってことになってますが、早稲田大学野球部顧問役の柄本明さんのほうが実質的主演だといえます。と言うのも彼の気持ちのほうが観客は感情移入できるから。ストーリーはテレビ等で観てわかっているにもかかわらず、試合のシーンではついついウルウルしちゃいました老いも若きもそれなりの心情で鑑賞できる映画だと思います。『ラストゲーム 最後の早慶戦』8月23日より全国ロードショー！映画が終わって会場を去ろうと出口に向かうと、これまた嬉しいサプライズがなんと渡辺大さんと原田佳奈さんが出口で観客に握手しながらお見送りしてくださったのです佳奈さん、間近で観ると超可愛い～渡辺さん、超細～い　何故か手が冷たかったです。冷え性なのかなこんなけなげでやさしいお二方のご活躍をお祈りしています。

  2008年08月18日

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