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3月11日、小旅行書写山円教寺。ツアー旅程では、しばしば姫路城と円教寺は近接しているためかセットにされている。
円教寺は一千年のむかし、性空上人によって開かれた。 まさに深山幽谷の、悟りと信仰の道場で西の比叡山とも称された。 ロープウエイで登り、さらにマイクロバス(徒歩でも可。だいぶ以前に馬車をつかった記憶がある。尋ねると、馬は死に、バスに換えた、という)で奥へとすすむ。 古色蒼然とした塔頭が点在する。魔尼殿前がバス終点。 写真 3110052 魔尼殿 崖の中腹に建立されている。釘は1本も使わない。 しばらく歩くと、忽然と三つの堂が、逆コの字形に現れる。大講堂、食堂(じきどう)、常行堂である。あまり見かけない特色ある伽藍配置。円教寺の中心的堂宇群だ。 写真 3110060 食堂2階から見る大講堂 写真 3110055 食堂 写真 3110057 食堂内部(1階)信仰資料が展示されている 写真 3110061 食堂2階から見る常行堂 このほか、多数の堂宇が点在する。修行信仰の道場という性格や、交通がやや不便ということもあり、観光客や庶民の参拝も多くはないようだ。 そのためか、しんと静まり、霊気が漂う気がする。 次に訪れた大混雑の姫路城とは対照的でした。 境内は国指定史跡 魔尼殿、大講堂、食堂、常行堂をはじめ、多数の仏像などが国の重要文化財 (写楽1116) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
kokutanfluteさん
円教寺は、比叡山とも、高野山とも、なんとなく雰囲気に違いを感じます。観光化をきびしく戒めている(わたしの勝手な想像)せいかも知れません。 (2010年03月28日 23時58分41秒)
円教寺、初めて聞きました。1000年前に建立され、釘も使わずにこのような壮大な堂がーーーー。
荘厳さ、静寂さが感じられ、行ってみたくなります。 (2010年04月14日 23時46分50秒) |