ストックホルム旅行記2004年1月、6月2004年1月16日訪問ストックホルム スウエーデンの面積は日本の約1,2倍。 人口は約900万人 ストックホルムはスエーデンの首都で、北欧の水の都と 呼ばれています。 街の中には橋がたくさんあり、古い情緒ある建物と 新しい建物が共存している洗練された町の印象です。 残念ながら日本からの直行便はありません。 イエテボリからは最新式超特急X2000というので 3時間でつきます。新幹線のようなのを期待していたら もっと古く旧式の電車で乗り心地は悪かったです。 昔のストックホルムの中心だったガラムスタンという地域は 中世の町を思わせる落ち着いた町並みで16,7世紀の 建物もそのまま残っているそうです。 ここは又、訪れたいところです。 ストックホルム2回目2004年6月 ストックホルムアルバムへジャンプ 朝起きてもまだ風邪が抜け切れていなくて、鼻はぐずぐず、いつもにましてぼーっとしている頭・・。 鼻の下は真っ赤でファンデーションも浮いてしまう状態。 でも気持ちはストックホルムに向かっているのです。 お天気も良いし、がんばって用意をして駅に向かいました。歩いている途中で何回も、AMYにチケットは?お財布は? と聞かれお互いに確かめ合いながら駅についてまさに列車に乗ろうとしたときに日本のファルファルから電話でした。 「ホテルのカウンターと駅構内では懐中物に注意。忘れ物、落し物に注意。気をつけて行っていらっしゃい」 なんだか見られているな。 列車は快適でAMYとはテーブルを挟んで座り、他は誰も乗ってこないのでテーブルを占領でした。 1月にストックホルムに行った時は景色は雪のみ。 暗くて白くて同じ風景に飽き飽きしていましたが今回は同じ風景でも湖と森とか交互に出てきて本当に心が洗われるような気持ちでした~。 3時間もあっという間に過ぎ、ストックホルムの駅に着き、ホテルに。駅に降りた途端、どちらに行くか全くわからないの。地図は持っていてもこの地図がどちらを向いているのかというか自分がどこに立っているのか・・・・。 右か左か。AMYはそこで私は頼れないと悟ったらしい。 それからは彼女が地図を持つことになったけれど私はまだAMYが信用しきれなくてそっちじゃなくてこっちじゃない?と根拠のないあたらない勘だけで聞いてみる。それでもAMYに従って行ったらホテルに着くことが出来ました。 駅に近いしコンパクトできれいなホテル。でも部屋に入って小さい部屋とベッドに唖然。これでこの値段?? 北欧は本当にホテルが高くて驚いてしまうのです。 これでは観光客が集まらないのでは??しかも驚くことに 週末料金は平日よりかなり安いのです。それって反対じゃない?って日本の感覚だと思いますよね。 だからその週末料金を狙って土曜日出発にしたけれどそれでも私にとっては高く感じる値段です。 荷物を置いて今日はとりあえず新市街地であるこのあたりを散策と言うことに。 ストックホルムはスウエーデンの首都で14の島から出来ていて北のベネツイアと呼ばれている市です。 1時間ほどぶらぶらしたところで私はリタイア。 やはり来るだけで体力はいっぱいいっぱいだったみたい。 ホテルでフレンチオープンの決勝戦を見ることにしました。 AMYはその後も精力的に動き「yoko ono」の展示会には 感銘を受けて戻ってきました。何に感銘を受けたのか気が向いたら書いてもらいましょう。 風邪を引いていても一向に食欲は衰えなかったので夕食を何食べるかガイドブックとにらめっこ。 2,3日前から私の頭の中は何故か餃子とかシューマイとか飲茶系が飛び回っていたので、ガイドブックに出ていた「イースト」というアジアの混合料理と言う所に決めたのです。 結果は×!! 餃子の揚げたのが4つで1500円! シューマイの蒸したのが4つで1500円! 味はまあまあだけどあまりにバカにしていると思いませんか? 握りもあったので頼んでみて一口食べて二人で顔を見合わせて笑ってしまいました。ご飯が芯があって蒸れていないようななんともいえない感触。 そうそうに帰ってきてしまいました。あ~勿体無いことをした。折角の一食なのにとお店の選び方が悪かった事を 反省。近くのカフェでコーヒーとケーキで口直し。 本来ならばココで氷のバーに行きたいところだったけれど おとなしく一日目は終了です。 6月6日 ストックホルム2日目の朝、4時から太陽の陽が差し込んできて嫌がおうにも目が覚めてしまう。でもまたすぐ寝るけれどね。1時間おきに明るくて目が覚め、後でカーテンがちゃんと閉まっていないことに気づきました。 7時半からのビュッフェ朝食にはハム、チーズ、野菜類がいっぱい、スクランブルエッグ、ベーコンやソーセージ、ミートボールが朝から温めてど~んと置いてあります。 ヨーグルト、シリアルもいろいろな種類があり、果物も丸ごと置いてあってどれから攻略していこうか迷ってしまうよ。 AMYは良く食べる。食欲満点でトイレの模様も克明に教えてくれるけどうらやましいほど健康だ! ストックホルムマラソンが昨日行われたらしく、参加した女の人とおしゃべりしながら朝食。日本からも有名選手が来ていたということだが誰だったんだろう。 2,3年前は日本人が優勝していたといっていたわ。高橋尚子かな? 今日は24時間 トラム、地下鉄、バス乗り放題、美術館、博物館無料という、ストックホルムチケットを買って意欲的に回るつもり。 朝食もしっかりととり、張り切ってホテルを出ました。お天気は良く空を見上げると真っ白い雲が流れていくのが見え、吸い込まれそう。 AMYによると、FoodFestivalが王宮公園で行われているとか。そこにはまづ行ってみなければと出掛けてみたけど、まだ早いせいか屋台のような食べものやさんが用意している最中で人は少ない。 大きなテントがいくつもあり、ライブもやるそうなのであとで又来ることにしようと。 トラムに乗ってユールゴール島へ向かうことに。 島といっても橋でつながれているので特に遠くに行く気はしないけれどね。 この島は王室の領地の一部だそうで自然をそのままに残してありその中に美術館、博物館、自然の公園などがたくさんあります。 スカンセン、ヴアーサ号博物館、北欧民族博物館と見るところがいっぱい。 スカンセンは広すぎて迷子になりそう。 昔の村や工房の再現などもあり、気持ちは止められないのだけれど身体はくたくたで、足をだすぞ~と思って一歩一歩前に置きながら進まないと歩けないよ~。 ランチやテイタイムを入れながらユールゴール島を制覇してfood festivalへと。 ライブステージではスウエーデンの女の人が舞台で歌を歌っているので、とりあえずビールのみながら座って聞きました。でも何だかわからない歌。スウエーデン語か英語かの区別もつかなくて・・。 みんな、周りの屋台のようなところから食べものや飲み物を買ってきているわ。巨大な肉の塊が焦げてお皿に乗っていたり、フレンチポテトたっぷり持っていたり、野外にぴったりの食事だわ。 食べるの大好き二人組も、不思議なことにそこでは食欲は沸いて来なかった・・・。 気を入れなおして今度は船に乗ることに。 1時間でいくつかの島の周りを回ってくれるらしい。 夕食はAMYお勧め可愛いレストランへ。 スウエーデン料理っぽい美味しいデイナーが今日は食べれました。 6月7日 今日は残りのトラムチケットの時間内に地下鉄に乗ろうと決めていました。 地下鉄の駅100駅の中の66駅が美術館のようになっていると聞いたから好奇心がむくむく! その好奇心を充分に満たしてくれる駅でした。 洞窟の中という感じで天井や周りがぼこぼこのまま。 そこに絵が書いてあったり、色がつけてあったり・・・でとにかく感激! 聞きしに勝るとはこの事ね。一駅づつ降りてうわ~と喜び合っていました。 良く見てね。天井なのですよへばりついているのがAMY。全部がアートの駅構内。 それから、有名な旧市街ガムラスタンとガムラスタンの南側の大きな島ソーデルマルムに行くことにしたのです。 ソーデルマルムは昔は職人の町だったらしいけれど今は若者が集まり流行の発信地で面白いお店が多いと聞いて来たのですがここも思ったより広いのよ。 そしてお店を見ながら歩き、インテリアや小物、椅子のデザインにと見たい物だらけ・と時間かかるのとやはり足が痛い・・。 それでも二人は黙々と歩きガムラスタムまで歩いて行きました。 そういえば昨日も今日も何も買っていない。珍しいなあ。 ガムラスタンはさすが観光客がたくさんいて、観光客目当てのお店も多い。 旧市街と言うことで古い建物も多く狭い路地は趣があります。 本当は王宮の衛兵交代やら大聖堂など見るところはまだまだあったけれど もう充分に堪能したのでカフェで休んで帰宅することになりました。 この間、何回も地図とにらめっこ。私が口を挟むと余計歩かなければならない羽目になることも多く、黙って任せました。 お店に入って出てくると来た方向にさっさと歩き始める自分にびっくり。 AMYとは足のサイズが同じなのでサンダルを替えっこしながらの旅行でした。 1足がどうも皮が硬くて履きなれていなかったのね。 カフェで、食事をしながら、汽車の中、歩きながらと良く話をしてふざけて笑って似たもの同士なんだなあと実感。 これからこういう旅行が出来る機会は少なくなると思うけれど、家族旅行は何回でもしたいと思っています。 これからはチビも参加かな。 |