カテゴリ:コンサート
昨日の佐藤卓史さんのインタビュー、いかがでしたでしょうか?
今回の演奏会のプログラムの聴きどころもお伺いしましたよ♪ シューベルトとベートーヴェンそれぞれの「第8番」という番号のついたソナタを演奏をぜひ聴き比べ、二人の作曲家の性格の違いをぜひこの機会に知りたいですね。 ******************************* 佐藤卓史ピアノリサイタル かねもクラシックコンサート直前インタビュー第2弾! Q ピアニストとして一番良かった事は?そして苦しかった事はありますか? ステージに立つことが好きなので、舞台で自分の理想に近い演奏ができて、それでお客様から拍手をいただけたときは、「ピアニストになって良かった」と思う瞬間です。 なかなかそういう「一致」は起こらないのですが・・・(弾き終わって「ダメだったな」と思ったらブラボーが飛んだり、「今日は上手く弾けた!」と思ったら拍手がまばらだったり)。 苦しいことは山のようにありますが、やはり「練習しても練習しても上手くならない」ときは苦しかったですね。 Q ピアノを弾く時いつも心がけていらっしゃることがありましたら教えて下さい。 ピアノという楽器は他の楽器と比べると機械に近いので、人間の息づかいや声を表現することが不得意です。なので、いかに「ピアノを歌わせるか」ということをいつも考えて演奏しています。 Q 今回のプログラムに関して何かありましたらお願い致します。 今回のプログラムはベートーヴェンとシューベルトという、ウィーンを代表する2人の作曲家の作品で構成されています。シューベルトは先ほども述べたように、私の一番好きな作曲家であり、ベートーヴェンはそのシューベルトが神のように尊敬し、畏れていた人物です。 ベートーヴェンは難聴で苦しみながらも偉大な音楽を書いたという、その「不屈の意志」が作品にも表れていて、人間に秘められた「強さ」を感じさせます。翻ってシューベルトは気弱で優しく、ぼそぼそと独り言をつぶやいているような・・・人間の「弱さ」に寄り添ってくれるような音楽です。 今回はたまたま、2人の「第8番」という番号のついたソナタを演奏するので、その辺の性格のコントラストにも注目して聴いていただければと思っています。 佐藤卓史さん、お忙しいところありがとうございました。 コンサート当日も、浜松国際コンクールの裏話?等聞けたらいいなと思っています。 ぜひ、お楽しみに! By Y お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.02.22 15:49:55
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