カテゴリ:コンサート
2019年 あけましておめでとうございます。
今年も皆様にとりまして、健康で幸せな年になりますように。 5日土曜日に、今、最も旬な若手演奏家と言っても過言でない川口成彦さんのピアノソロで、2019年度かねもコンサートは幕開けしました。 7年目にしてお客様の数が100名越えという嬉しいおまけ付き。 椅子も新しく30脚買い足し、当日のコンサートに臨みました。駐車場やトイレ不足は否めないのですが、なんとか良い音楽を大勢の方に聞いてもらいたいと、今回は定員オーバーも受け入れることにしました。 ご迷惑をおかけしたとは思いますが、どうぞご容赦願います。 同時開催は日本刺繍の紅会さんにお願いをしてお正月気分を盛り上げていただきました。 日本刺繍が施されたブローチや袱紗などもあり、楽しい展示でした。 間近で見る帯の刺繍、ため息が出てしまいます。 リハーサルの風景。3台のピアノを曲に合わせて選んでいる様子。 ピリオド楽器コンクールを思い出してしまいました。(テレビでコンクールのドキュメンタリーを見ました) 多くのお客様に迎えられ演奏が始まりました。 ショパンとスペインがコンサートのテーマ、ショパンがマジョルカ島に住んだ時のお話など、とても興味深く、また曲との関連もお話ししてくださったので、ショパンの人生に少し触れる事が出来ました。 前半はグラナドスのアラブの歌とアンダルーサを1909年製エラール・ピアノで演奏。そしてスペイン民謡による6つの小品は1910年製プレイエルで。そしてショパンのボレロを1898年製ベーゼンドルファーで演奏する本当に贅沢な時間。ピアノそれぞれの個性を発揮させる川口さんのピアノ選定、選曲に納得しました。 後半はアルベニスとショパンのプログラム。 マジョルカ島に滞在したショパンとジョルジュ・サンド、結核とわかり絶望する話を聞いてから演奏に。 アルベニスの無言歌とマヨルカはエラールで。 ショパンのポロネーズとバラード第2番はプレイレルで弾いてくださいました。 観客の拍手は鳴り止まなくて、アンコールはベーゼンドルファーでショパンのワルツなどお疲れでしょうに3曲もサービスして下さり、大満足のコンサートが終了しました。 終了後も気さくに写真撮影に応じてくださる川口さん。人気があるのが良くわかります。 ご来場の皆様、本当にありがとうございました。 また今年もいろいろな企画しています。よろしくお願いいたします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.01.06 17:13:43
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