Disappearこのまま君の前から消えてしまおうか そんなこと考える まだ君の事よく知らない 今のうちならまだ平気かも まだ傷つかなくて済むかも 痛みもそんなにないかもしれない 慌てて登った急な坂道 てっぺんに着いたかと思ったら 今度は急な下り坂 時間をかけて登る穏やかな坂道はどこまでも長く続く 即席の想いなんて僕はいらない 心の底から想ってくれる そんな想いが僕はほしい 僕は探してる 探してるけど どこにも見つからない どこにあるの? どこにいるの? 毎日探して旅をする 旅をして君と出会った 探してるものを君に求めていいのだろうか わからない あるのかどうか それを知るのが僕は怖い 僕は臆病なんだ だから今僕は想う このまま君の前から 何の前触れもなく消えてしまおうかと きっと君は何も感じないだろう ただ一時言葉を交わしただけの人として忘れてゆくだろう この坂道がもし緩やかになることがあるのなら 僕はそれを奇跡だと運命だと言ってしまうのかもしれない |