ロズモンドの華麗にフランス en France

2020/11/20(金)20:43

アルバニアってどこ?

東ヨーロッパ(1)

2年か3年前の話です。 英語のマザーグースの中で明るい歌がありますが、あれを南仏の移民局に滞在許可証の更新で行った時に、待合室で、アルバニア出身というカップルのお嬢さんで、4歳の女の子がつまらなさそうにしていたので、それをそっと歌ってあげたら、急に笑顔になってくれました。 Hickory, dickory, dock,. The mouse ran up the clock;. The clock struck one,. the mouse ran down... それにしても、アルバニアの体格のいい若いカップルでしたが、奥さんにフランス語は通じなかったので、試しに英語で Where do you come from ? と聞いたら、奥さんが英語で答えてくれて、アルバニアとわかったわけですが、奥さんはヒジャブをかぶっていて、アルバニアってイスラム教の国なのか、と。今、思うと、英語通じたんだなあ、と。 フランス語が通じないのに、フランスに入国する手続きを取っていたのかなあ。 若いパパは少しフランス語がわかるのかなあ。 どうも書類が足りなかったのか何か問題があったのか、奥さんがご主人にちょっとすごい剣幕で話す場面もあって。乳母車の中には赤ちゃんもいたようです。 アルバニアは失業率が高く、フランスに亡命を申告する数が2017年で8000件を超えていたそうです。 それまで、アルバニアという国を聞いたことがありませんでした。アルバニアはギリシャ神話にも出てくる土地だそうですが、歴史的には資料不足ではっきりしない年代もあるそうです。 アルバニアとギリシャやコソボ、セルビア、北マケドニアなどは隣国。コソボはアルバニアの一部だったこともあるらしい。アドリア海の向こうにはイタリアで、発掘すればギリシャ・ローマ文明の遺跡などがたくさんありそうです。 北マケドニアの国旗が少し日本の旭国旗に似ています。 アリストテレスはマケドニア人だった。 アルバニアはローマ人の侵入でキリスト教が入り、15世紀のオットーマン帝国 L'Empire ottoman(オスマン帝国のことですね)の侵入でイスラム教が入り、1967年から1991年までは共産主義下で宗教が禁じられ、共産主義が消滅後から再び宗教がよみがえり、現在は国民の半数以上がイスラム教だそうです。 イスラム教徒キリスト教が共存していて、なんとなくインドネシアっぽい。 アルバニアの人口289万人前後。面積28,748km²。 九州36,753km²より少し小さい国。 日本は377,915km²。フランスは643,801km²。 アルバニアは東南アジアに行く場合のように、チフス、結核などの予防ワクチンを打っていかないといけない国らしく、観光客にとって注意をしている限りにおいては、治安はまあまあだとか。 山などに行く場合は、狂犬病にも注意とか。あらあ。 水道水も避けること、肉類も氷も冷凍設備が停電などが割とあるらしくで安心ではない、とか。 インドネシアに行った時、同じようなことを言われましたが、アルバニアもそうなのか。下痢も普通みたいで。蚊も多いらしい。ドクチャガもいそうだなあ。雨季もあり、冬は雪も降るとか。 アルバニアの南は地震地帯。銃社会でもあるそう。 アルバニアを離れたい国民が多いそうです。 夢の中にでてきそうな美しい景色はいっぱいありそうです。 なんだかんだ言って、地中海料理も堪能できる国らしいし、中東のお菓子もあるそうです。 アルバニアに行った日本人の方、結構いらっしゃるみたいですね。 で、ブログの「サヴォワール」の「のぶよさん」によると、アルバニア語は珍しい言語のひとつで、紀元前2000年前にアルバニアに定住していた人々の言語、古代イリュリア語で、ギリシャ語より古いらしい。

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