老父のつぶやき

2006/01/05(木)23:01

豪雪と地位協定

視・紙・誌面から(1793)

秋田・新潟の豪雪はすごいらしい。山形でも特急の転覆があったし、雪慣れしているところの被害だけに、そのすごさを実感する。当地がたった一日の雪で交通麻痺が1日続いたのと比較するのはあまりに失礼か。 高齢者の家の雪下ろしも、委託費を既に使い切ってしまっているそうだ。 その一方で、横須賀にいるキティーホークの乗組員が殺人を犯したが、安保条約の地位協定により身柄を日本に引き渡していないと言うニュースが流れてきた。地位協定は、いつもうやむやにしてしまう。数年前だったか、沖縄で少女を米兵が暴行したという事件で県民が立ち上がったが、日米軍事同盟が今のまま実行に移されると、まさにこんな事が日常茶飯事に起こるようになる。 国民の安全な生活を脅かして何が日米安保だろう。中国の脅威論も、昔の冷戦を思い出す。軍備には仮想敵国が必要なのだ。不安をあおって、武器を売買する。護衛艦1隻つぶせば除雪の経費はどのくらい浮く?F15を1機なくせば、安保を廃棄したら・・・と考えるのは非現実的だろうか。 軍備というのは、持ってしまえば金食い虫となるし、所詮は人殺しの道具。他に何の役にも立たない。 自衛隊の建設機械はまだマシ、除雪位はできるだろう。こんな時にアピールし、国際救助隊を名乗ればいいのに。と思う。サンダーバードでも重火器はなかったように思うのだが・・・あれはアメリカじゃなくイギリスだったっけ?

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