老父のつぶやき

2017/07/20(木)22:39

初めての植木屋

職業人復活(321)

と言ってもお金を頂いて剪定作業をするのが初めて、と言うことで。初回は失敗ばかりで剪定クズの積み込みが主な仕事になってしまった。それでも給料を頂けたのだが。 今日はお寺の庭の剪定である。今になって考えるとbifore-after的な写真を用意すればよかったのだが、写真を撮るなんて作業中には出来ない。終わってから自分の担当を撮影した。 いきなり「やってみろ」と言われて、脚立を移動しながらカエデの玉造をやった。写真は少し分かりにくいが、中央のおおきなのがそれだ。脚立も立ったまま。逆枝、下がり枝、徒長枝を切り取って少し時間がかかったが、リーダーには「少し手間をかけすぎたが、初めてバリカンを使ったにしては上出来だ」と評をもらった。 まあ電気工具を使うのが初めてなだけで、家では鋏を使っていたのだがとにかく時間通りにやらなきゃいけない。施主だって「きれいにやる」と「取りあえずみっともなくない程度に」では、コスト意識も違うだろう。スピードのためには電動工具は必須だ。前回、コードを2回も切ってしまったが、今日は自前の機械の所為か、切らなかった。(悪いやつだ) 事故は切りくずの積み込みの時におきた。クズを掴んだ途端、左手に激痛。どうもクズの間に蜂がいたらしい。手袋を脱いで患部に口をつけ、吸い取ってから水で洗う。これだけでもずいぶん痛みは軽くなった。自然を相手にする仕事の宿命だ。 暑い日だったが、山あいのお寺は風がよく通る。このシーズンにしては快適に仕事が出来た。今日学んだこと。ミネラルのサプライヤーを「塩あめ」とか「タブレット」などと言う名前で売っているが、「みずあめ」が原料欄に書かれているものは避けた方がいい。甘ったるくて喉が渇く。そして、水と共に10個位は消費するものとして考えておいた方がいいと思う。私の使っているのは「カバヤ食品」のもの。林原グループの元祖だ。

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