老父のつぶやき

2018/07/09(月)21:18

西日本水害

視・紙・誌面から(1795)

幸いにも私の地元、兵庫県南西部は大きな災害に見舞われることなく終わったが、被災地の方にはお見舞い申し上げます。今まで大きな被害がなかったのを良いことに、避難勧告が出た時点で夫婦ともども高いびき。携帯電話は隣室にあったので全く気がつかず、朝になって見てみたらなんと7度も警報が入っていた。「何があった?」この罰当たり、しょうがないもんだ。 今回の大雨にはいろいろと振り回された。先だっての大阪北部地震は鉄道がすべて止まったが、今回は道路も止まって混乱に追い討ちをかけた形だ。原因は雨による土砂崩れ。兵庫県には中国道と山陽道の2本の大動脈があるが、今回どちらも規模の小さい土砂崩れで使えなくなった。残ったのは阪神高速からつながる第二神明と姫路バイパスだ、 ところが中国と山陽がダメと言うのでこれが第二神明を狙ってやって来たものだから大渋滞。さらに一般道へ流れる。朝から鉄道はずたずたで自家用車利用者でどうにもこうにもならなかったらしい。娘婿は大雨の中を2時間歩いて帰ってきたそうだ。こんな物流の混乱は本当に珍しい。更にこの状態が5日続いたのである。名にし負うAmazonプライムの翌日配達も1週間の余裕を見たような配送予定の日付になっている。スーパーの欠品も被災地でなくても出ている。我が国の脆弱さだ。 そして梅雨明けして気温が上がる。今度は生物との戦いだ。腐敗、悪臭、そして農地の雑草。災害を免れたところでもこの始末だ。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る