|
テーマ:気になったニュース(30245)
カテゴリ:視・紙・誌面から
原発システムの輸出に政府肝いりで臨んだが、不調に終わったという。要はコストが高過ぎる、と言う事らしい。賢明な選択だと思う。
そもそも原子炉ができた頃はたぶん昭和30年代、「人形峠でウランが見つかった」「ウラン1kgで船で世界一周」などと「第三の火」ともてはやされた頃には「廃棄物は海洋投棄」が前提だったに違いない。 現実は人形峠のは品質か埋蔵量か知らないが、破綻した。原子力船「むつ」も廃船になった。結局エネルギーは輸入するしかなくなったし、海洋投棄を今しようものなら袋だたきになるだろう。そして万が一は東日本大震災で冷却システムが止まった時に起きてしまった。すべてが人間の手には負えないものという事を実証した形になった。こんなものを今更買う国があるとは思われない。また再処理のコストについても同様だろう。「核サイクル」も事実上進まない大きなお荷物だ。 半減期が2万年のプルトニウムをガラスに封入して300mの地下に廃棄するなど荒唐無稽。一見なるほどと思うが、2万年も管理できると本気で思っていたらおかしいと思う。人間が存在するかどうか分からないほどの目盛である。しかも放射線は半分にしかならない。次の2万年がある。いつまで置けば安全といえるのか誰にも分からない無責任極まる案だ。未来の世代に責任を負えないようなことはするべきでない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
地下処分は、地下水が難題です。
鉄で1000年、銅で3000年といったところでしょうか。 岩塩層や粘土層があればいいのですが、はたまた砂漠で地上管理? トンデモ案としては、宇宙放出ですが、失敗のリスクと費用が膨大なことです。 原発は安くないですね。 (2018年12月18日 22時07分03秒)
maki5417さんへ
>地下処分は、地下水が難題です。 その問題もありますね。原発が安いというのは海洋投棄が前提ではないかと思います。 始末に困るゴミを出す、と言う点でダメだと思います。どんな事業も出口を確保しないと成立しません。 宇宙に放出というのは昔SF映画で見た事があります。太陽に向けて打ち込むなどと・・・現実にやったら太陽風で返り討ちに遭う事でしょう。原発が安いなんて幻想か伝説に過ぎません。 (2018年12月18日 22時32分47秒) |
|