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カテゴリ:分類困難
幼稚園で「年齢の割にはこちらの言うことが聞こえていない」「言われた事を無視する」などと言われているそうだ。息子は「うちの基準だったら全然ありやけどな」うむ、なんてったって自閉と言う重度の発達障害と言う事例を見てきているし、5才やそこらの子供が多少発達にでこぼこがあったって不思議じゃないと思う。大阪の児童相談所がどんな考えで動いているのかは分からないが、何か問題行動を起こした時の免罪符を乱発しているんじゃないかと勘ぐってしまう。
むしろ「非常に健全な園児」のほうが気味悪いんじゃないかと思ってしまう。こんな場合、殺し文句が「普通」と言う言葉だ。「これって普通?」などと言う表現はマスコミやSNSでよく見かけるのだが、普通の定義と言うのは非常に難しいと思う。またこの言葉の呪縛を受けている人も少なくないのではないか。普通と言うのも、「行動評価がある一定の偏差に入る事」だろうと思うが、WISK-Rとかいろいろな評価方法があったように思う。で、発達障害と言うのは、複数の評価方法により得られた知見がこれで、こういう面が劣る、療育の方法としていくつかの方法を示し、親と話し合うと言うのが筋だろうと思うのだが、あまりそのあたりは聞こえてこない。そこまで示しての児童相談所だと思うのだが。 私の家は校区の端っこにあり、隣の校区に接しているのだが、なぜか孫は隣の校区の3年生の子と仲よくなり、うちに遊びに来たりしている。なかなかしっかりしていて、きちんと挨拶も出来る子だ。田舎では親の代から子供も知っており、子供同士で遊ぶ中で協調性とか話し合いとかが成立してくるように思うのだが、都会では子供同士で遊ぶ、なんてあるのだろうかと本気で心配する。いつも親の監視とか管理の下で、大人同士の衝突を避けながら子供が付き合っているのではないかと思う。 SNSで受ける攻撃にも大人には理解しがたい神経を感じる。「うざい」「むかつく」果ては「死ねば?」などと言う言葉の実感を感じずに使っているのではないだろうか。人の死はおそらく核家族の中で経験する事は非常に少ない。そしてまた、言われた時にどう感じるかを知っている子も少ないのではないか。冗談か、冗談でないかは言った側と言われた側では天と地ほど違うのである。 ひょっとしたら、大人の我々がもしかしたら軽々しくつぶやいているのかも知れないが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年06月04日 21時06分03秒
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