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テーマ:気になったニュース(30232)
カテゴリ:視・紙・誌面から
踏み切りに大型トラックが閉じこめられて障害物検知が働き、運転士は急ブレーキをかけたが間に合わず、大事故になった。
公共交通機関を利用していて、急ブレーキにあったのはただ一度、路線バスで友人2人と山に登るべく乗っていた時だった。最後部のシートの中央に座っていた私は、いきなり腰が浮いて、全力で足を突っ張って前に投げ出されるのに耐えたが、今でもあの恐怖は思い出す。登山靴を履いていたから滑らずにすんだのかも知れないと思う。どうも子供がバスの前に飛び出したらしく、怒鳴りつけている運転士の声が聞こえたが、田舎道でせいぜい50km位のスピードではなかったか。 今回の事故は120km位でていたと言うから、衝撃の大きさはもっと大きかったに違いない。バスと違い、回避操作も出来ないから、運転士はどこかで運転席を離れ、乗客に衝突に耐える体勢作りを呼びかけたに違いない。さぞかし怖かっただろうと思う。 直後に火も出て、車掌と避難誘導に当たったのだと思うが、幸いだったのは駅から比較的近かったことだろう。初期消火にかかるまでの時間で被害は大きく変わる。トラックの運転手は亡くなったが、事故の状況から見れば京急の社員達はよく訓練されていたのだろう。負傷された乗客はまことに気の毒だが、早い回復を祈りたい。 奇しくも死亡したトラックの運転手とは同い年だ。他人事ではないなと思う。報道では事故前に何度も切り返し操作をしていたと言う。道を間違えたか、事情はこれから解明されるのだろうが、「無理な運転はしないこと」としたい。まあ、大型に比べりゃ普通車はおもちゃみたいなものだろうが、事故になったら結果は同じだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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