2024/09/01(日)10:13
ボタン電池交換
キーレスのキーである。乗ろうとしたらドアロックがあかない。キーはズボンのポケットにある。キーをとり出した手でボタンを押すと開いた。電池消耗のサインだ。100円ショップで2個入りのを買ってきた。貧乏性で、1個入りと2個入りが並んでいたら、必ず2個入りを買う。2025というやつだ。この数字の意味は、前2桁が直径で、後ろ2桁が厚みだそうだ。だから2032と2025はケースの構造が許せば互換できることもあるらしい。
私の車は日産なので、キーレスと言いながら万が一の時の用意か、昔ながらのキーも使えるが、一見分からない。そのキーを引き抜いて、初めてカバーの分離が出来る構造が見えてくる。金属ドライバだと派手に傷を付ける可能性があるので、供養になったクレジットカードを加工する方が安全だと思う。傷つけると、次回がやりにくくなる。
私はiphoneの分解用の道具を持っているので、それを使っている。おにぎり型のジグが使い良い。ケースを明けると電池がすぐに見える。念のため電圧を測って見ると、規定の3vは出ている。電池としての能力評価には、電圧よりも電流計を使う方が分かりやすい。昔ながらの針式のテスタが最適だ。一番大きな計測レンジにして、針の触れる勢いで判断する。ただ、電流計は内部抵抗が低いため、この行為は電池をショートさせることになるので、何度もやることは避けるべきだ。電圧の方は内部抵抗が高くなるのでその心配はない。
電流計を古い電池に当てると、100mAほどしか指さないが、新品は振り切れる。念のため電圧も測ったら、3.3vあった。あとはあけた時の状態と同じに電池をセットし、カバーをはめ込むだけだ。
さて、もう1個電池が残っている。ボタン電池の寿命を見ると、4年ばかりらしい。じゃあスペアキーはどうだろう?と考えてこちらも開けて測って見ると、100mAどまりである。前の持ち主がどっちを主に使っていたか分からないが、アルカリ電池の自己放電も4年たつと馬鹿にはならないようだ。こちらも交換したので暫くは(乗り納めにまで?)交換することはないだろう。
ちなみに女房のスズキ車を調べると、1616と言う規格のもの。こちらには使えなかった。
手持ちのツール類があると、何かと便利。