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老父のつぶやき

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2024年12月10日
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カテゴリ:視・紙・誌面から
跡継ぎなどという言葉は死語になりつつある。子供が家を出て、都市部に移住し、帰ってこない家が身の回りにもたくさんある。女の子ばかりなので養子をとる(来てもらう)家も少なくない。

跡継ぎで云々されるのは墓守だ。私の兄弟といえば弟と姉が亡くなり、私と妹が生き長らえているが、近くに墓があることもあり、お寺のつきあい、墓守は私がやる他はない。年の順番から、村の門徒総代をやる羽目になってしまった。こんな役回りは誰もが敬遠するところだが、90近い人から指名されれば拒否も出来ない、消極的受諾といえる。私よりも下なのは50代と思われるので、まだ現役で仕事をしているが、未婚で次の跡取りはいない。

近ごろの話題は「墓じまい」実際に立ち会ったことがないので実体験はないのだが、墓を撤去し、先祖の骨はどこかに移すらしい。父から聞いた話では、もともと墓地は川べりにあり、いわゆる土まんじゅう、穴を掘って骨を埋めただけのもので、大水がでるとあっさり流されてリセット状態になっていたそうだ。河川改修が戦後行われ、その時に出来た堤防の内側に分譲墓地が出来たそうだ。もっぱら村人に分譲されたが、戦後の混乱期のあとは家ごとに区画をもらい、だんだん立派な墓を造るようになったらしい。
近ごろは墓標の他に亡くなった人の名を石盤に刻んだ石盤を設置するのが流行っている。

さて、私はどちらかといえば散骨派である。どんな生物も死んだら自己消化か上位の生物の餌になったあと、肥料として植物に利用されている。たかが骨(リン酸カルシウム)数gではたいした生物は育つまいが、単に墓穴にいるよりは食物連鎖に入っていって役に立つ方が理にかなうと考える。

いずれどの墓も無縁仏になる、と主張する人もいる。物理の大原則は「エントロピーの増加」だ。これにもかなう。一般庶民が個別に墓を持つようになったのはまあ、明治以降のことと考えるのが妥当だろう。先祖の墓を忌避されないようにせいぜい良い爺婆でいることがエントロピー増加を遅くする生き方だろうか。

子供たちには「自分や親の墓を造るくらいなら子供に使う方がマシだぞ」と言っておこうか。

年賀状じまいも目立つようになった。こちらはちょっと寂しい気がするが。





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最終更新日  2024年12月10日 23時33分33秒
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