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テーマ:自閉症(468)
カテゴリ:自閉症と共に
知的障害の知識がない人には「知能の発達が2-3歳ぐらいで止まってしまう難病」と言うのが分かりやすいだろうか。
図書館に外出サポートの人に依頼して見張って?もらっているが、「人を押し倒した」「暴れている」と言う連絡が入ってきた。今日は遠隔地にいたため、女房を行かせたが、詳しく聞くといつも自分が覗く戸棚の前に女の子がいて、その子に接触したらしい。その子の親が「何するんや」と咎めると、パニックを起こしたらしい。それを見てサポーターもパニックに陥り、親に連絡してきたようだ。 言葉が通じない、追い出そうにも動かない、では話にならない。そんな時の自閉症者の行動特性をなんといえば理解してもらえるだろう。図書館に行ったら、2時まではそこにいる、と言うのが彼の行動パターンである。 こだわりが強い、行動パターンの変化に弱いと言ったところで、すぐに理解してもらえるものではない。「そんなら家に押し込めておけ!」と言われるくらいが関の山。 有料サポートならそのくらい勉強しておけよ、とも言いたいが、これも事実上無理だろう。出禁を喰らうのもかなわない。「あんな危険人物を野放しにするな」と行政に訴えるかも知れない。 自閉症の特性を積極的に理解しようとする人は少ないだろう。発生率が数万人に数人程らしい。0.01%というのは多いのやら、少ないのやら。障害というものは持ってみなけりゃ分からないもんなんだろうな。特に、身体障害はイメージしやすいだろうが、知的障害はなあ・・・いつもの隘路に入ってしまう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年12月15日 22時07分54秒
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