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カテゴリ:コーラス
土日の2日間でコーラスと器楽を30団体程が発表する音楽祭。実行委員もなかなか若返りが難しいのでもう10年余り、変わらぬメンバーでやっている。昨日は自分の出演で、スタッフも兼ねているのでリスナーとしての時間はほぼなかった。コーラスは新規参入の壁が高いと思われるのか、高齢化の一途だが、器楽の方が総じて若い。今日はタイムキーパーが仕事なので、すべての曲が聴ける。
近年高齢者の参入が多いのがオカリナだ。穴の数が少なくて取っつきやすいからか、あの音が気に入られるのか、私と同世代の人が何人かいる。曲目も、青春時代の「夜明けのスキャット」とか「赤いスイートピー」とか「竹田の子守歌」などのプチ懐メロみたいなのがよく演奏される。由紀さおり、松田聖子、赤い鳥だからまあ一昔前の東海林太郎とか藤山一郎とかとは当時の70代にとって、相対的には同じくらいの感覚なのかも知れない。 ブラスバンドも小学生が2校。こっちは伝統校と新興校。伝統校の方は男子が多いが、新興校の方はほぼ女子ばかり。ユーフォニアムを抱えた女の子がいたので「重たいやろ?」「うん」5年生だという。ずんぐりむっくりでいかにもチューバ奏者っぽい趣だ。片やトランペットを持つ子。「何年生?」「6年」この子はミニスカートでひざ上20cm位になっている。もう中学生になるんだからと、スカートの更新をしていないのかも知れない。スカートの丈だけ見ると、だいたいみな同じくらいに見える。 この時期の女子は男子よりも早く大きくなり、やがて脂肪がついてくるのだろうが、ちょっと気の毒な気もする。幸い今日は比較的暖かで、普段冷え性で悩んでいるという実行委員も「暑い」と言うほどで、恵まれた2日間になった。 動員数は年々増えているように思う。小学生の両親、祖父母もやってくる所為かだいたい器楽の日の方が観客が多いが、延べ700人位を数えている。500のキャパのホールとしては上出来だ。最後は毎年「赤とんぼ」を歌って締めくくる。町のシンボルソングだ。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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