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テーマ:食生活と健康(644)
カテゴリ:視・紙・誌面から
ベトナム産のバナナに規制量の2倍の残留農薬が検出され、関西地方に出回っている3トンを処分するべく回収しているという。ネオニコチノイド系の殺虫剤であるそうだ。こういう話が出ると、「まずいなあ、とんでもないこと」と考える一方で、「LD50なんぼやねん」と考えてしまう誠に不謹慎な自分がいる。
LD50と言うのはネズミを50%の確率で殺せる体重1kgあたりの薬液量だ。代表的な薬剤であるモスピランを例にとれば、5gとなっている。この農薬は生殖を害する効果があり、「よってたかって」の食害を防止するので、有害と指摘される方向が違うが、それ自体の毒性は例えば体重50kgの人なら250gを摂取して死ぬ確率が50%になるという、余り現実的とは思えないレベルの話になる。 バナナは通常皮をむいて食するから、現実問題としてほとんど体内には入らない。地球の食料生産からみると、やはり「もったいない」気はする。まして昨今の物価高。だから食べたらいいじゃないか、とは言えないのだが、このブログを見てくださっているのは日に200人ほど、私のネームバリューがある訳でもないので、戯言として片づけていただけるものと思っている。 食べ物の安全性は重要だ。加工食品は必ず「消費期限」とか、「賞味期限」が表示してある。よくあるのは「豆腐を買ってきて、冷蔵庫に入れたまま忘れて消費期限を過ぎた」と言うようなケースだが、これで捨ててしまう人もいれば匂いをかいで判断する人もいる。経験的にはだいたいどうもないことが多いのだが、腐敗しているケースもないとは言えない。また、同じ消費期限でも、豆腐と納豆は全く趣が異なる。豆腐はまあ2-3日、納豆なら10日くらいあることもある。カラカラになるほど置いておいても大丈夫だし、そうなったのを食する文化もあると聞く。 要は食することの可、不可は食べる人の自己責任と判断能力ということになる。昔は専らそれだったが、日付という数字がはいってきて、どうも生き物としての判断能力が退化しているのではないかという気がしている。これは余り望ましくない方向ではないだろうか。備蓄米の放出で、いずれうまいのまずいのが話題になるだろうが、玄米保存は経験的に1年ぐらいは美味しく食べられると思っている。幸か不幸か、それより古い米にはこのところ巡り合っていない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年02月18日 21時47分08秒
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