コーラスのコンサートには必ず感想のアンケートをお願いするようにしているが、その処理といったら結構大変である。きれいな字はまれといってよく、何が書いてあるのか読めないものが少なくない。しかもそう理論的にも書いてなく、感情に従って書くものだから判読は大変なのである。
そこで近ごろはやりのQRコードを読み取ってもらい、合唱団のFBに誘導して、そこからリンクを進んでもらう・・と言う構想は出来たが、どうやって具体化するか?
ひとつの答えが「Google フォーム」だった。設問を並べて行けばアンケートができ上がり、記入者はラジオボタンやチェックボックスで選択肢をクリックして行けば良い。自由文を書くことも出来る。フォントになったらどんな汚い字もない。おまけに紙ではないので印刷や筆記具も必要ない。集計も自動的にしてくれる。
これはいいじゃないか、と実施したのだが、8割近い回収をしたこともあるのに何と1本しか回収できなかった。まあ、客層を見れば60代以上の高齢者がほとんどで、「スマホ?」の世代だった。もう40年あまりつき合っている私でも、今回の万博の手続きのややこしさには若干閉口するんだから、ケータイ世代の人にはハードルが高かったに違いない。
次回やるとしたら、挨拶の中で使い方を指南するくらいのプロモートが必要だろう。コーラスのコンサートもコンピュータなしには語れなくなったのかも。AIがピアノを弾いたり、指揮者の動きの意味をくみ取ってくれるような時代が来るのだろうか。
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