柿が赤くなると
医者が青くなる,というが、柿が病気を治す,あるいは栄養に富む,といった意味ではなく、「時候がよくなって(夏よりも)生活が快適になり病気も減るのが『柿が実る頃』であるということらしい。栄養的にはこんなものらしく、この他に渋の成分であるタンニンは動脈硬化を抑えるらしい。学生時代に下宿していた家には大きな柿の木があり,「採って食べてかまわないよ」といってもらったので猿よろしく木に登ってバケツに一杯取り,一部を「税金」として大家さんに渡し,たっぷりと頂いたものである。小学生の娘2人では採れなかったらしい。おやつに最適だったが,利尿作用もあるようでトイレに行く回数が増えた。あれから50年,柿は体を冷やすとも言う。日に1個か2個を食べているが,今年のは小さいので少し物足りなくもある。繊維質もあり,特に過熟になったやつを食べると口の中に必ず残る。少し硬いくらいの方が食べやすい。干し柿にしているのは西条,甘柿は富有だ。富有は少々青くても甘い「完全甘柿」だ。種が入らなくても渋が抜けるが,うちのはしっかり種が入っていて,多いものは8つもある。西条は最後まで渋は抜けない「完全渋柿」。富有よりも種の数は少ないように思う。柿を食べると、便が硬くなる。便秘気味の人には問題があろうが,私の場合はちょうどよくなるくらいのもの。それこそ,あっさりと切れて尻も汚れないほどだ。過熟になった柿は軟らかくなり,天然ゼリーの様相。しかし渋が残っている事もあり,食べたあとに舌にざらざら感が出てくる事がある。見たところはあまり変わらないように思うので自爆要素と言える。