マイナ保険証紐付け
先月医者に行って、マイナカードのことを聞いたら、「もう既定路線、紐付けるしかないよ」とのこと。この町医者、結構反骨的で、「マイナ保険証使えません」と言う貼り紙を少し前まで出していたが、この日は受付にカードリーダーを置いていた。抵抗していた私も、マイナポータルにログインして、保険証の紐付けをするべく操作を始めたが、カードをスマホが読み取れない。どうした?あちこち調べると「金属製の机の上では読み取れないことがある」との記載を見つけた。macbookProは確かケースがマグネシウムか何かだった。机の上が乱雑で、トラックパッドの横にマイナカードを置いていたのだ。少し動かして、ボディの端っこと机との間で2cmばかりの傾斜をつくり、再度やってみると見事に読み取った。確認ボタンを何度か押して、「登録します」ボタンを押して10分ばかりで登録が済んだ。ちょっとあっけないほどの時間だ。そして先日初めての病院で使ってみた。顔認識と暗証番号のどちらかを選ぶのだが、まず暗証番号を使ってみた。縦になっているスクリーンなので結構押しづらい。まあ、コンビニのATMと似たような操作だが、ATMの方がよほどユーザインターフェースは良い。しかし、確認に時間がかかる。係の人が一瞥する方がよほど早い。まあ端末が複数あればどんどん処理できるのかも知れないが、これで誰が良い思いをするのだろうか。どうもユーザーでも窓口でもない気がする。薬の処方をもって薬局へ。ここでも同じ操作を要求される。たまたま薬手帳を忘れていて、「アプリにすると便利ですか?」と問うと「いやー、アプリにもよりますがね」「QRコードのついた領収書も出しておきますからやってみてください」と言う返事だ。確かにQRコードからは日付やら薬の名前くらいしか出てこなかった。いったい誰がどう得するシステムなのか?やはり国民背番号制から何も変わっていないと思う。