春の寒波
雪が降ったという北海道ほどではないものの,温暖な瀬戸内でも気温の変動が異常なまでに大きいと感じる。トランプ大統領の発言のごとき気温変化だ。暮らしているものにとっては迷惑千万。昨日との気温差が9度も合ったら,毎日着るものに思案しなければならない。屋外で仕事しているものにとってはなおのこと。今日は雨も混じって,ちょっとした大雨になっていた。一時は縦樋が大きな音を立てていたので相当降ったのだろうと思う。ただ時間はさほど長くなく,まもなく小やみになり,青空が見えてきた。天気の方も目まぐるしい。安定して晴れてきたのは午後になってからだが,4時間ほどの太陽光受光で,40℃を超える湯が得られるのは有難い。ガスを使わずに風呂に入れるのは有難いことだ。まあ,温泉のあるところなら当然のことだろうが。兵庫県でも「夢千代日記」の舞台である温泉町というところでは各戸にお湯がひいてあるという。羨ましいことだ。一方秋田県では風力発電の風車のプロペラが折れて死者が出たという。まだ詳しいところは分かっていないそうだが,自然のエネルギーは膨大で,しばしば人間の思考をあざ笑うかのような結果を出す。製造はドイツらしいが,今後補償問題も含めてもめそうだ。この頃は余り聞かなくなった「疲労破壊」。エネルギーは実に有難いものだが,人現の都合に合わせてはなかなかうごいてくれない。