8月26日の"MiU CUP"の記事以降、ブログにコメント書いてくれる人が増えて嬉しいです
今回は26日の記事へのいけっちのコメントをヒントに守備について考えたこと書きたいと思います。
強いチームと試合をしていると、数的優位が出来ているのに自由に回されたり、ミドルから失点したりすることがあると思います。
自分たちの狙い(数的優位を作る)が達成されているのに、失点してしまう。
めちゃくちゃ、がっかりします。
ともすると、「相手がうまいから仕方ない」とか「たまたま入っただけ」みたいな安易な結論に達してしまいがちです。
ほんとにそうなんでしょうか?
もちろんそういう要素もあるけど、今回はそういう失点を防ぐために自分たちが出来ることを考えてみたいと思います。
では、なぜこんなことが起きてしまうのでしょうか?
これはコメントにあった通り、プレッシャーが遅いからだと思います。
じゃあ、なんでプレッシャーが遅くなるんでしょうか??
「集中力が切れるから。」
う~ん、惜しい・・・
確かにそうなんだけど、じゃあ集中力をつけたら失点しなくなるかって言われると疑問です。
では、なぜプレッシャーが遅れるのでしょうか?
これはかなり複雑な問題で一言で答えは出せません。
だから、守備を2種類に分けて、それぞれについて考えていきます。
1つはボールにアタックに行く守備(アタッカー)、もう1つはボールを持たない人をマークする守備(マーカー)。
今回はマーカーについて考えてみます。
マーカーの役割は、自分のマークにボールが入らせない(入っても自由にさせない)ことと見方のカバーです。
逆に言うとこれらが崩れたとき相手のチャンスになるということです。
試合を観てると、相手のチャンスになる直前には
「ボールしか見ていない」
「マークしか見ていない」
「どこにいて良いかわからない」
「相手のそばにいるだけ」
みたいな状態になっている人が多いです。
つまり、有効なポジショニングが出来ていない人が多いのです。
マーカーの役割から考えると、有効なポジショニングとは
1.マークと自陣ゴールの中心を結んだ線上に立つ
2.ボールとマークを同時に見れる角度をとる
3.自分のマークにボールが来たときにはアタックにいける距離をとる
4.味方をカバーできる
の4つを満たすところにいればいいことになります。
もちろん具体的な位置は状況によって変わるので、常に周りを見て判断することが重要になります。
ちなみに、マーク相手にボールが入ったときには
1.インターセプトを狙いにいく
2.インターセプトが無理なら、相手に前を向かせない
3.前を向かれたら、守備側にとって都合の良い方向にボールを運ばせるように相手を方向付ける
ことを心掛けてください。
実際にアタックしに行くときに気をつけること、考えることはまたの機会に!!
おたのしみに