2007/03/05(月)08:17
新潟県三条市 住民基本台帳カードで勤怠管理
新潟日報のホームページから引用
■三条、住基カードで勤務管理
>三条市は、住民基本台帳カード(住基カード)の個人識別機能を生かして市職員の出退勤を管理する全国初の試みを、今月から始めた。普及率が低迷する住基カードの拡大に「電子自治体の旗振り役である職員から取り組むため」(市情報政策課)としている。
>読み取り機は、国の補助金で各庁舎、消防本部、中央公民館などの壁面に計12台を設置した。出勤時と退勤時に各自の住基カードのICチップ部分を読み取り機の前にかざすと、データが自動的にコンピューターに蓄積されるという。
>同市はこれまで、各課の帳簿に印鑑を押す古風な手法で出退勤を記録してきたが、4月から住基カードでの管理に切り替える予定だ。
>今月1日からは、全職員の6割に当たる約700人を対象に試験運用を開始。カードをかばんの中から探すのに手間取ったり、自宅に忘れたりする職員もいて「はやりの指紋や静脈で読み取れるといいのに」と冗談も飛び出していた。
>住基カードの普及率は県平均で0・4%(昨年8月末)。三条市は交付料無料化などで普及率アップに努めており、今回の出退勤管理で職員約380人分の交付枚数が上乗せされて市全体の普及率が1・43%(2月末)になった。市情報政策課長は「超過勤務の正確な実態をつかめるほか、庁舎にいる職員が瞬時に分かるので災害対応にも活用できる」と話している。
新潟日報2007年3月2日
JR東日本本社ビルではSuicaを使った勤怠管理システムを導入していますが、住民基本台帳カードを使った勤怠管理システムは初めて聞きました。
住民基本台帳カード、本人確認・電子申請での本人確認以外にこんなに有効な使い方があるのかな思いました。
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