ワインと絵画がある生活

2008/09/22(月)02:55

生しらすのパスタを食べに渋谷のスカレッタへ

グルメ・レストラン(199)

渋谷のイタリアン「スカレッタ」へ行ってきた。3回目の訪問だけれど、前回は立食パーティーで、その前は5年以上昔。ということで、ほとんど初めてのようなもの。 場所は、渋谷と表参道の中間地点、ちょうど青学から少し渋谷寄りの路地裏にある。内装は白を基調にした上品なもの。入り口近くにはカウンターもあり、アラカルトでちょっとつまんでワインを少々というような使い方にも対応している。 料理は - プリフィックス \6,500 - シェフおまかせ \8,500 というコースと、アラカルトがある。 シェフおまかせのほうが2皿多いけれど、コース全体のボリュームは同じとのこと。いろいろな種類を食べてみたいということで、みんな「シェフおまかせ」にしてみた。 ガスパチョ アジのマリネ からすみと駿河湾産生しらすで和えた冷製フェデリーニ ソテーした魚 何の魚かは失念 鴨ミンチのオープン・ラビオリ ローストした子羊に生ハムを巻き付けてある。その上にトリュフ 口直し レモンのセミフレッド バナナ こちらは友人が頼んだドルチェ。味見させてもらったけど、こっちのほうが好き。 味わいとしては、そこそこのクオリティーを感じるものの、全体的にポーションが小さい。小量多皿構成は嫌いじゃないのだけれど、それにしても小さすぎる。それぞれの料理において、しっかり味わいを感じられる最低限のボリュームはあると思うのだけれど、生しらすのパスタと魚のソテーは、その限界を下回っていたと思う。 今回の目的は生しらすのパスタだっただけに、3口くらいで食べ終わってしまいそうな少なさにみんながっかり。全部を食べ終われば、そこそこおなかいっぱいになるのだけれどねえ。 シェフおまかせコースが毎回このポーションならば、小食の女性、それもたくさんの種類を食べたい人向けのコースだと思う。普通のかたならば、プリフィックスかアラカルトをすすめたい。 飲んだワインの数々 今回はイタリアワイン通の友人がいたのでワインはおまかせ。ワインリストはほとんど見ていないけれど、少し高めの値付け。\5,000以下はほとんどなく小売りの2.5倍くらいか? 200? Oltrepo Pavese Riesling Vigna Martina(Isimbarda) - Lobardia 200? Riviera Ligure di Ponente Vermentino(La Rocca di San Nicolao) - Liguria バルベーラ? バローロ 白は、なかなかおいしい。イタリアのリースリングは、ドイツよりもフランスに近い。赤もそこそこおいしかったのだけれど、しっかりした個性とまでは言いづらい。 結局4人で、ボトル4本とグラス4杯、食後酒3杯飲んで2万円弱。リストの中では安めのワインを中心にセレクトしたのだけれど、イタリアンとしてはけっこうな額になってしまった。 前日のカーヴ・デ・ヴィーニュがよかっただけに、料理やワインの単独評価、価格を含めた総合的な満足度、すべての面で見劣りがした。生しらすのパスタはリベンジマッチがしたいのだけれど、こんど行くとすればアラカルトを少しつまんで、ワインを少し飲んで退散か。 おいしい生しらすが食べたくなってしまった。鎌倉にでも行っちゃおうかな。 気が向いたら投票お願いします→

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