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ワインと絵画がある生活

2009.05.01
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HABANDさんのブログでピエール・ガニエール氏が来日することを知りピエール・ガニエール・ア・東京へ行ってきた。

Dsc03574.jpg

エレベーターを降りるとすぐに受付があり、すぐ左がホールになっている。店内は思ったより狭く――ロオジエやトゥールダルジャンよりも――コンパクトな印象。とはいっても、十分席間は広く、狭苦しく感じるわけではない。照明や内装は、適度に落ち着いて居心地よい。

サービスは渋谷氏を筆頭に統制が取れているように感じた。元ジョージアンクラブのソムリエ、島本氏もいたがヘルプで期間限定とのこと。

ワインの品ぞろえは、歴史の浅いグランメゾンとしては十分。フランスを中心にニューワールドも少々。フランスに関しては、ボルドー・ブルゴーニュ以外もそこそこリストされていた。値付けは、ショップの2、3倍でグランメゾンとしては普通。じっくりチェックしていないこともあり、掘り出しものを見つけることはできなかったけど、選ぶのに困らない程度の充実度合い。

この店で特徴的なのは、料理に合わせたグラスワインのコース(ワインセット)が用意されていること。値段に応じて4種類と7種類がある。7種類で\12,000というリーズナブルさもあり、今回はこれを注文。

ディナーは\10,000-\25,000。シェフが来ているということで、フルコースの

L'esprit de Pierre Gagnaire(レスプリ・ド・ピエール・ガニェール) \25,000

を注文。

ワインセット外のグラスシャンパーニュ(ヴーヴ・クリコのイエローラベル)でスタート。

食事料理は以下の通り。見た目が美しい小ポーションのモダンフレンチ。アミューズは小さなものが4種類くらい。グラン・デセールは3、4皿あったと思う。

アミューズ

生岩牡蠣とイタリアンパセリの香るキュウリのジュレ 赤ビーツと緑パパイヤの食感 香ばしい豚背脂と黒ごまを添えたクリュスティヤンな茄子のトースト

ラングスティーヌのソテー カブのバターソース ホワイト・グリーン2色のアスパラガス/ラディッシュ/黒大根/根セロリのクロッカンと共に

フォアグラのスープ アモンティリャードシェリー酒風味 赤身マグロのグリエ 胡椒をきかせたアワビの薄切り オニオンヌーボー グレープフルーツのソルベにミントのアンフュージョンとグリーンピース・空豆を添えて

真鯛の皮付きロースト トマトの種のエチュベとほうれん草のサラダ"Lee"仕立て イカ墨で仕上げたジャガイモのピュレ

モリーユ茸のクレーム ジュラ地方のヴァンジョーヌの芳醇な香り ズッキーニのヴルーテにロメインレタス・もやし・アヴォガドを添えて

サラダ菜に包んだブレス産仔鳩のロゼ・カルパッチョ風 パプリカを混ぜ込んだクスクス ルッコラのクロロフィルとカリフラワーのムースリーヌ

ドライアプリコットとロックフォールのテリーヌ レモンのワルツ トンカ豆風味の牛乳ジュレ

グランデセール

コーヒー


ワイングラスワインはふくよかな白を中心に、メインと合わせる赤、それとデセールが数皿あるので甘口と泡。

2004 Macon-Pierreclos "Tri de Chavigne"(Guffens-Heynen)
マコン・ピエールクロ トリ・ド・シャヴィーニュ(ギュファン・エナン)

個人的な定番。樽が少しなじみ始めて初期の飲みごろ。

2005 Pinot Gris A360P Muenchberg(Ostertag)
ピノ・グリ A360P ミュンヒベルク(オステルターグ)

ほんのり甘みがありながら、しっかりとしたストラクチャがあり、さすがにトップクラスの畑。今日の中では一番好み。久しぶりにオステルターグを飲んだけれど見直した。

オステルターグのワインを探す>

ドメーヌ・オステルタッグ ミュンヒベルグ・グラン・クリュ・リースリング [2006] Domaine Oste...
同じワインは楽天にないけれど、一番近いのがこれ。

2005 Taburnum(Les Vins de Vienne)
タビュルナム(ヴァン・ド・ヴィエンヌ)

ローヌのジョイントベンチャー「ヴァン・ド・ヴィエンヌ」が作るヴィオニエ。低価格のものはCPが高く、またソタナムも好きなのだけれど、白は初めて。一般的に想像するヴィオニエよりは落ち着いた印象でボディも厚め。料理と合わせるには、このくらい落ち着いているほうがよいかも。

ヴァン・ド・ヴィエンヌのワインを探す>

もう一本白があったけれど銘柄失念

Vosne-Romanee(Domaine Gros Frere et Soeur)
2004 ヴォーヌ・ロマネ(グロ・フレール・エ・スール)

意外に飲む機会が少ない村名のヴォーヌ・ロマネ。プルミエクリュかグランクリュになってしまう。04とヴォーヌ・ロマネのキャラクタはどうなのだろうと思ったけれど、普通においしいブルゴーニュ。強さとは無縁だけれど、青臭さもなく食事と合わせて飲むには悪くない。

グロ・フレールのワインを探す>

イタリア ルンガロッティの甘口
ルンガロッティの甘口なんて初めて。ほどよい甘さでなかなかおいしい。

NV Moe et Chandon Brut Imperial Rose
モエ・エ・シャンドン ブリュット・アンペリアル・ロゼ
こちらもデセールと合わせて。とくにコメントするほどの個性は持ち合わせていないけれど、最後の締めには、こんなチョイスもありかなという印象。

感想:
モダンフレンチは嫌いではないと思っているのだけれど、記憶に残る皿がない。強いて挙げればフォアグラのスープくらい。決してまずいわけではないのだけれど、きれい、きれい、味は?で終わってしまったような気がする。小ポーションでも印象に残る料理はあるので、もう一工夫して欲しいところ。デセールが充実しているので、デセール好きの方には向いているのかも。

また量が多くておなかいっぱいになると「食べログ」で見ていたのだけれど、ちょうどよいくらい。これよりおなかいっぱいになるグランメゾンはいくらでもある。

一人総額5万円近いことを考えると、少々不満の残る訪問になった。食後感をギャルソンに伝えると、ガニェール氏の真摯で一生懸命な態度について話してくれた。東京に支店を出していながら、放置状態の店も多いことを考えると、たしかにガニェール氏のまじめさは特筆に値するかもしれない。今回も疲労感たっぷりながら、最後にあいさつをしてくれた。

今回残念だったのは、ダイニング中央の席に座っていながら、携帯のカメラでシャッター音をさせながら頻繁に撮っている中年女性がいたこと。写真を撮ることについては寛容な方だけれど、グランメゾンの個室じゃないところで、シャッター音を出しながらはだめでしょ。「ピロロー」とシャッター音がするたびに、隣席の外国人男性はピクッとしていた。

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最終更新日  2009.05.09 23:56:05
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