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ワインと絵画がある生活

ワインと絵画がある生活

2009.05.29
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外苑前のイタリアン「リビエラ青山」へ行ってきた。昨年末に開催された、サントリーのボージョレのイベントで一度行ったときに、印象がよかったお店だ。

最近は豪遊続きということもあり、カジュアルな料理が食べたいってことで丸の内のヴァンピックルに電話をかけるも満席。携帯にメモリーされているなかから、行きそびれていたこのお店を発見して訪問することにした。

この店はバンケット(披露宴や宴会)に力を入れていて、通常の営業は平日だけ。土日はバンケットという特殊な営業形態だ。そしてメニューは落合シェフのプロデュース。バンケット中心の店に興味はないのだけれど、前回訪問したときの印象がよかったための訪問だ。

お店の入り口に近づくと、外から丸見えの店内はゴージャスな雰囲気。うーむ。前回は立食だったから気づかなかったようだ。

入店すると、グランメゾン並のゆったりとしたテーブル配置。ダークブラウンで統一された落ち着いた色調。スーツを着てくればよかったと後悔。わからん 

気を取り直し、座席についてメニューを物色。

料理はコースとアラカルトがあり、コースは\6,300、\8,400、\12,600の3種類。最初の2つはアラカルトメニューから好きなものを選ぶプリフィックススタイル。

どれにしようか迷ったけれど、今回は期間限定の「春→初夏の厳選 旬素材フェア(\7,350)」を注文。オペレッタコース(\12,600)に相当するものを一ヶ月の期間限定でリーズナブルに出しているというリコメンドに負けてしまった。相変わらずお買い得情報や値引きに弱い。ウィンク

グラスワインは、モエのグラスが\1,575、グラスの赤白が\1,050と、なかなかの設定だったので、迷わずボトルを注文。

ボトルの品揃えはほとんどイタリアワインで、その中ではトスカーナが充実している。値付けはショップの3倍弱。一番安いボトルで6千円くらい。1万円以下の選択肢はそれほど多くない。1万円台前半が中心価格帯か?

食事
料理は写真を撮らなかったのでうろ覚えだけれど、だいたいこんな感じ。もう一品あったような気もする。パンは、お願いするたびに温めたものを持ってきてくれ、いずれもおいしい。ぜひ食べるべし。食パン

・アミューズ(じゅんさいの入ったグリーンのスープ)
・ルッコラ、空豆、タケノコのサラダ
 ひょっとしてサルバチコ? 野性味ある苦みがおいしい。

・ゆでたタコとミル貝を、赤味噌を使ったソースで
 赤ワインが合いそうな料理だけれど、柔らかいタコがおいしい。

・イカ墨の手打ちパスタ
・ニョッキ
・豚肉のグリル
・ドルチェ
・コーヒー

ビックリするようなものはなかったけれど、いずれもハズレのない皿がそろい、値段に見合うレベルは保っている。とはいえビストロやトラットリアチックな、がっつりした料理が食べたかっただけに、この日の気分とのマッチングは微妙。

飲んだワイン


2007 Sauvignon(Dorigo)
ソーヴィニョン(ドリゴ)

すっきりさわやか。ソーヴィニョン・ブランらしい猫のおしっこ。アミューズやサラダに合わせるにはちょうどいい。

ドリゴのワインを探す>

ジローラモ・ドリゴ C.O.F.ソーヴィニヨン・ブラン 2007 750ml (ワイン)【PUP090529MJ10】


2006 Piandorino IGT Toscana(Pian dell'Orino)
ピアンドリーノ(ピアン・デッロリーノ)

ほかのワインを頼もうと思っていたのだけれど、ソムリエがこのワインを勧めるので、1万円以下ということもあり注文。

まったく知らないワインだったけれど、これがイケてる。軽やかなスタイルなんだけれど、透明感のあるボディと若い果実味、ほどよいグリップが、絶妙に調和して若い飲みごろドンピシャ。グレートなワインじゃないけれど、今飲んでかなりおいしいワイン。

あとで調べてみると、ブルネロの自然派の生産者。ビオンディ・サンティに隣接した畑を持っているらしい。ブドウ品種はブルネッロ(サンジョヴェーゼ・グロッソ)100%で、ビンテージによってはメルローやカベルネもブレンドするらしい。このビンテージはブルネッロ100%。

3千円アンダーだったら、満足度の高い日常ワインとして複数本購入してしまうところだけれど、3千円半ばだとちょっとだけかな。楽天には04からあるみたいだけれど、どのビンテージがいいのだろう。安全策で行くならば、この06。

ピアンドリーノを探す>


ピアン・デッロリーノピアンドリーノ [2006] 750ml

まとめ
値段のわりにはゴージャスな雰囲気で楽しめるイタリアンレストラン。郷土色とは無縁だけれど、ハズレのない料理と悪くないサービスで、多くの人が平均点以上つけると思う。ワイン好きとしては、もう少し値付けを安くするか、5千円から1万円のワインを充実して欲しい。

ランチは\1575からなので、昼と夜では席の配置が違うかもしれない。パスタ単品とグラスワインという楽しみ方をしている人もいたので、そういう使い方にも対応しているけれど、基本はちゃんと食べる店。

少し気になったのが、カメリエーレ(店員)のレベル差と、カメリエーレやキッチンの会話。オープンキッチンということもあり、聞こえてくる大きめなイタリア語の会話は、高級店らしい雰囲気に似つかわしくないと感じた。

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最終更新日  2009.06.04 07:47:59
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