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ワインと絵画がある生活

2011.01.11
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カテゴリ:自宅ワイン会
前回からの続き。いよいよメインが登場。


no photo
2002 Richebourg(Gros Frere et Soeur)
リシュブール(グロ・フレール・エ・スール)
Bourgogne, France - 赤辛口

写真の撮り忘れ。個人的には、お気に入りの銘柄。以前飲んだ93は、うねるような重層的な複雑さで、びっくりするくらいおいしかった。だけど追加購入したやつは普通だった、なんてオチはあるんだけどね(笑)。

で、こちらのワイン。香りはクローズ気味で、コーヒーフレーバーが少々。いいものは感じるけれど、まだ若々しいし、熟成の狭間のように感じる。また、次のDRCに集中してしまったのと、最後までクローズ気味ということで、あまり印象が残っていない。

残りの1本はしばらく熟成決定。

グロ・フレールのリシュブールを探す>


1969 Richebourg(DRC)
リシュブール(DRC)
Bourgogne, France - 赤辛口

コルクの状態は上々。途中で切れてしまったけれど、ぼろぼろになることはなく、しっとりとしている。

グラスに注いでみると、色はガーネットからオレンジで薄いけれど、きれいなグラデーションを描いていて、照りがある。

期待に胸をふくらませて香りをとってみる。

むむっ。これまた閉じてる症候群か? とあせったけれど、ロブマイヤーからは古い独特の香りが漂ってくる。

神の雫風に表現すると、

ここは京都の寺社仏閣か?
広い境内にぽつんと1人たたずんでいる。

あたりには時代を感じる香木の香りが漂っている。
その香りに釣られて、香りのするほうに向かって歩いて行く。

すると、そこには銀閣にも似た伽藍で、
老人が香木を炊いている。こちらには気づいていないようだ。

しばらく眺めていると、老人が振り向いた。
だけれど、ちらっと見ただけで、また香のほうを向いてしまった。

わたしも漂う香りを、だまってきいていることにした。
最初は古くさいと思った。だけれど古くさいのではない。
弱いけれど、儚(はか)なくはない。また尽きることなく
延々と漂ってくる。

癒し?

すると不思議と自分に変化が起こった。
静かに座禅を組み、すべてが無になり、脳からアルファ波が
出るような相似体験。

すると老人は言った

「いやしく求めるのではない。欲を捨て、神妙な気持ちで
向き合えば、向こうからやってくるのだ」

と。


このあたりで神の雫モードは切り上げるとして、DRCとしてはポジティブなタイプではないし、わたしの思うDRCとも違うタイプ。だけれど、このワインが偉大であることには変わりない。

ピークは越え完全に古酒。だけれど味わえるだけのボディは持ち合わせているし、劣化したニュアンスもない。正直なところ、もっと爆発を期待したのは事実だけれど、約40年という年月を考えれば、かなり上等な部類だと思う。

グラスに少しだけ残していたのだけれど、抜栓して5時間以上たっても、ほとんどへたることもなく香木の香りがしていたのは、さすがだと感じた。78のような偉大なDRCではないけれど、こちらが聴く心を持ち、ゆっくりと向き合えばしっかり応えてくれるワイン。


楽天で在庫を探すと「ヒー」。恐るべき値段。このあたりの希少品になると、もはや言い値の世界ですな。

ボルシチ



つづく。

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最終更新日  2011.01.14 16:33:49
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