テーマ:ワイン大好き!(30231)
カテゴリ:ワイン日記
自宅には何台かワインセラーがあり、日常のデイセラーとして20年近く
三菱電機エンジニアリング RMP-25A を使っている。 なかなか面白い製品で0度~45度まで設定でき、「ワインセラー」ではなく「ペルチェ式 電子適温庫」として発売されていた。たしか定価は10万円超で、生産中止後の在庫品で6万円台だったような気がする。 温度帯が広いのでワインや日本酒の保存だけでなく、パン生地の発酵やヨーグルトの発酵、チーズの熟成などもできると説明書に書いてあった。実際、過去にピザ生地の発酵に使ったこともある。 デイセラーが便利なのは以下の理由だ。 ・夏冬関係なく、赤ワインを適温にできる ←これが一番の理由 ・小型でリビングの手元に置けるので、飲む予定のワインを入れてけばすぐ取り出せる ・この機種はボトルを立てられるので、オールドビンテージワインのオリを沈めるのに使える ペルチェ式の多くは室温以上を設定できるので、冬場に室温が低いときでも、赤ワインを適温保存できるのは便利だ。冷やす系は保冷ジャケットやワインクーラーを使えばいいけれど、暖める系は難しいからね。 いままでいろいろなセラーを使っているけれど、買うべきは「信頼できるメーカー(保守サポートがあるもの)」だと思っている。現在は状況が違うかもしれないが、知人を含め中国メーカーのものは故障率が高いと感じている。5年故障率は数パーセントとかそういうレベルでは無く80%-100%(自分調べ)。 そんななか、このセラーは偉い! 20年近く故障知らず。 とはいえ、ある程度たってからは年に1度くらいはディスプレイに「E4」というエラーコードが表示され止まっていた。 このエラーコードは「背面の吸気・排気口を掃除して」というメッセージで、電源OFF→掃除機で吸い取る→電源ONという対処していた。過去数回は背面カバーを外して掃除したことはある。 RMP-25A 電源OFFなので消えているけれど1度単位で温度設定できるディスプレイ 背面の吸気口。いままでは掃除機で吸い取るだけだった。 しかし今回は、簡易応急処置では復活せず。いちおう工学部電気学科卒だし、PCの組み立ても得意だしってことで、少し分解することにした。 背面のカバーを取り外すと、冷却ファンの羽根にはすごい量のホコリが付いていた。さらにファンを取り外すと、とんでもない量のホコリにビックリ! カバーを外すと2つの冷却ファン。いちおう掃除後の画像。羽根にもホコリはびっしり付いていたし、中の空洞部分には積もっていた。 いままで外側のカバーを外さないで掃除機で吸っていたけど、構造を考えるとほとんど効果は無かったかも。それなのに掃除(?)のたびに復活したのはすごい。 それとは別に冷却ファンが松下製(Panaflo)だったのにもビックリ。この手のパーツは台湾や中国だと思っていたのに。と思ったら産業用にいまでも作っているようだ。OEMかもしれないけど。 こちらがホコリの量。女性のげんこつくらいの量はあるかも。 電源を入れて復活。1日たってもエラー表示されないので直ったらしい。三菱電機エンジニアリング様、いい機種をありがとうございます。この機種をいまでも使っている人は少ないと思うけど、メンテナンスの参考にしてください。プラスドライバーと歯ブラシ、掃除機、ぞうきんだけでOK。 実は今回デイセラーの買い直しを覚悟していました。ってことで、以下の条件で検索。 ・6本から9本入ること ・幅40cm、高さ50cmくらい ・信頼できるメーカー ・静かなこと ・できればペルチェ式 ワイン用では安いしいいかも これもよさげ 大きいしペルチェ式じゃないけど候補の一つ 三菱電機エンジニアリングも、まだペルチェ式を手がけていました。ホテル用がメインのようだけれど、家庭用もありました。とはいえ冷蔵庫なので、温度はおそらく4, 5度。 セラーとは別に常備していると便利なのがジャケット型のクーラー。赤ワインを冷やすときやスパークの保冷用として。冷凍庫には2個常備。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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