2005/11/09(水)21:12
私の読書法→ゆかり
私の中で本は大きく分けて「知識獲得本」と「娯楽本」の2つ。
まず「娯楽本」の読書法。
小説、ミステリー、写真集、画集など。
これはもうまったく難しい事はない。気の向くまま読むだけ。
小説やミステリーは波に乗ってきたら一気に読む。
文章や絵が美しい本やはゆっくりじっくり味わって読む。
特定のページのみ気に入った場合は切り取ってしまう。
これらの本は、1冊まるまる気に入れば本棚へ、
切り取ったものは廃棄、それ以外はBookOffへ。
問題は「知識獲得本」の読書法。
ビジネス書、思想本、哲学本、ノウハウ本など。
ノウハウ本は必要なところだけ読む。
それ意外の本は時間はかけず、ばばーっと一気読んでしまう。
ただ、これらの本は読んでる時は「ふむふむ、なるほど~」
と思うのだけど、1冊に知識が詰め込んであるせいか、
ちょっと経つとどんどん忘れてしまう。
なんとか長く覚えておけないものかと実践したのが以下。
まず、本を読むときノートを用意して、
気になった文章が見つかったらその都度
ノートに書き出していく方法。
書くという行為で、確かに記憶には残る。
だけど、読むペースを乱されおちつかない。
そのうち書き出す事が面倒になり断念。
次に試したのが、斉藤孝先生提唱の3色ボールペン法。
重要:赤、やや重要:青、自分が好き:緑と分けて
本に線を引いていくという、多くの人に支持されている方法。
しかし私の場合、3色と指定されているせいか、
不必要に線をたくさん引きすぎてしまうのと
不器用なせいかうまく線が引けず、
あとで読み返したくないような、汚い本の状態になってしまう。
3色ボールペン法は私には敷居が高く断念。
最終的に落ち着いた方法が、
気になったところの文頭の横に半透明の付箋をはっていく方法。
付箋の色にもとくにこだわらないし、
本を閉じたときに付箋が見えなくてもよし。
半透明だから付箋を貼っても文字は見える。
読み終わり、手元に残したいものは本棚へ、
そうでなければ、本を売る前にパラパラと付箋部分をチェックして、
気になった部分をノートに書いて、付箋をとりBookOffへ。
最終的にこの手軽な方法に落ち着いた。
読書はペースに乗って読みたいし、
ものぐさなので面倒な方法だとづつかない。
私が読書をする目的は、
楽しみを得るためと、自分の知識の財産を増やすため。
本は、本当に無尽蔵な宝の山だなとつくづく思う。