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2006/04/17(月)15:57

宮脇賣扇庵―扇子(せんす)皇室御用達ブランド店―

皇室御用達ブランド 伝統工芸品(15)

扇子の9割は京都で製造されている、といわれています。その頂点を極め、芸術とさえ言われている扇子店がこの宮脇賣扇庵です。そもそも扇子は、紙が無い時代に文字をしたためる道具として活用されていました。それが暑い時に扇ぐ道具になり、現在の扇子が誕生します。まあ、今でも暑いときはノートで扇ぎますよね。あんな感じで発展していったんでしょうね。また、扇子は日本が発明した道具です。13世紀には、中国経由でヨーロッパに渡ります。ヨーロッパではルイ王朝時代に貴婦人に大流行し確固たる地位を確立します。ヨーロッパの扇子は骨を象牙でつくられたひらひらしたものですが、それが、扇子が廃れた日本に逆輸入されてきます。お立ち台が流行ったジュリアナ嬢達が使う扇子です。これは独自の文化さえも海外の評価がないと受け容れられない悲しい国民性の証左かもしれませんけど・・・。  宮廷では、扇子は公式行事に欠かせません。特に皇族の方が使われる扇子は門外不出で代々受け継がれるそうです。そのような扇子を、皇室に納め修理もしているお店です。 住所 京都市中京区六角通富小路東入ル大黒町 電話 075-221-0181 営業 9:00~18:00(夏季19:00) 休み 原則無休 特別休日 12/30~1/3 東京営業所 東京都中央区銀座8-8-19伊勢由ビル 電話    03-3573-2195

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