2007/02/20(火)20:44
ベーキングパウダーなしのスコーンって…
前々から、思っていたこと。
ベーキングパウダーのパワーって、どの程度なんだろう。
近頃は、共立て&別立てに限らず、
たまごをあわだてるお菓子には、ベーキングパウダーは使っていない。
だって、その効果のほどが、いまいちわかりかねるからだ。
ベーキングパウダーなんて、いりませんことよ
ただ、溶きたまごを加える程度のもの、
わたしの作るブレッド系は、重曹を使っている。
また、ココア系のものにも、重曹を使用。
ベーキングパウダーは、上にふくらみ、
重曹の場合は、力強くふくらみ、
ココア系に重曹を使用すると、さらに色濃くなる。
そう聞くので…。
週末、ちょっとした実験。
テーマは、
ベーキングパウダーを使わないで、スコーンができるのか!?
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●roze-piの【気まぐれなお菓子工房ロゼタン】の実験室
むくむくと、背の高いスコーン。
ほどよい食感、ちょっぴり粉っぽいところが、またいい。
スコーンがふくらむのは、なぜ?
本当に、ベーキングパウダーのおかげ??
◆スコーンがふくらむわけ
ベーキングパウダーなしでも、できるんじゃないか。
そう思っていた。
しっかりバターと粉に空気を含ませること。
1センチ角にカットしたバターと、
粉と砂糖を、手でサラサラになるまで、
混ぜ合わせる。
このときに、しっかり空気を含ませれば、
ベーキングパウダーなどいらないのでは?
ベーキングパウダーなしという条件に以外は、
いつもと全く同じに作ってみた。
だが、焼き上がる時間。
「ふ、ふくらんで、ない!!」
いつものスコーンじゃない!!
3ミリくらいふくらんだだけなような…。
やっぱりベーキングパウダーは、必要?
◆ふくらまなくとも…
味と食感が、いつもと同じならいいのではないか?
なんか、ベーキングパウダーって、
身体にわるそうな感じだし…。
ずっしりと重い。
半分に割ってみた。
「半生状態!?」
中身は、もっと詐欺なスコーンだ
それでも、食べてみた。
「…うまくない」
いつものスコーンと違うんだ
◆ベーキングパウダーの効用
やはり、ベーキングパウダーの力により、
ふくらむことで、中までしっかりと、
熱が通るということだ。
あのスコーン独特の食感は、
ベーキングパウダーの力がなせるもの。
スコーンには、ベーキングパウダーが不可欠。
お菓子工房ロゼタンの結論。
ベーキングパウダーさま、とお呼びしたい気分ですわ
◆次の実験課題
スコーンのレシピによっては、
たまごを入れるものもある。
わたしのスコーンは、たまご不使用。
たまご=ふくらむもの。
だったら、牛乳などの水分の代わりに、
溶きたまごを使ったら、
ベーキングパウダーがなくとも、
ふくらむのではないか?
次回に課題に決定♪
ところで、右の写真が、
同じ分量で、ベーキングパウダーを使って
作ったスコーン。
ふくらみ方が、全く違う。
ベーキングパウダーなしのスコーン。
「責任持って食べなきゃ…」
こういうことに責任もちたくないけど…
レンジで、チン♪すると、
半生っぽさが、ある程度解消できた。
でも、おいしいスコーンが食べたい!!
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