日本酒、“卒業”ではなく“退学”宣言！？

2017.01.08

テーマ：今日の日本酒は？(337)

カテゴリ：果実酒など

午後から天気が崩れるらしい。
朝から曇り空。
冷えてきたから雪になるかな…。
と思ったらもう雪になっていた。

猛暑を思い出すと、
まだ寒い方がいいやと思う。

●roze-piのつれづれ日和♪

果実酒作りに忙しかったこの半年余り。
ビール、苦いもん。
日本酒、くさいもん。
ウイスキー、辛いもん。

もん

やっぱりワインか、果実酒だな～。
そんな年末年始のアルコール騒動。

◆にごり酒
年末年始はというか、おせち料理を食べるときだけは日本酒。
そう決めて２度目の年末年始。

なぜかというと、数の子とワインが最悪の相性。
ワインを飲んで数の子を食べると、口の中が生臭くなる。
ワインの酸化防止剤がいけないらしいが…。

そう思って、ふんわり鏡月や季節かおるかのかを飲んでみたけれど、
どこかで生臭い？　気のせい？
数の子をおいしくいただくために、いいや！
がんばって年末年始くらいは日本酒を飲もう！

えいえい！

にごり酒という響きにひかれた。
藤村の「小諸なる古城のほとり」の詩にも出てくる一説。
“濁り酒濁れる飲みて　草枕しばし慰む”

藤村の生誕地は今は岐阜県になってしまったが
馬籠には藤村記念館（生家）があって
宿場町の風情を残した観光地になっている。
好きなところだけど、“くねくね道”がね…。

さて、そんなにごり酒。
いい響きだと思って購入したのだが、日本酒を飲む人から、
「甘酒みたいな感じかも」といわれた。

え？

甘酒も飲まない。
だって、お酒みたいだし…。
酒粕もきらい。
だって、お酒みたいだし…。

日本酒、冷たいか常温なら飲める。
すごくおいしいと思ってはいないが飲める。
なんたって、数の子ちゃんのためにぃ！

えいえい！

冷たいにごり酒。
う～ん、なんていうかね…。
“コク”がある感じ。
これは飽きるな…、ちょっとくどいな…。
これなら透明な日本酒の方が飲みやすいかも？

弟は日本酒飲まないし、もったいないからがんばって１合
ノルマのごとく飲んだ。

そして結論。
おいしいの定義は好み。
わたしは日本酒とはあわないんだ。

日本酒、“卒業”というほど飲んだことがない。
だから自主退学。

◆シャンディガフ
そして翌、元旦。
まだ数の子はある。

弟がいうには、ビールが一番どの食べ物にもあう。
ビールね、苦いんだよね～。
夏に氷を入れたら飲みやすくなって、氷が入ればOK!?

晩秋にシャンディガフという飲み物を知った。
ビールとジンジャーエールを割ったもの。
うちでも作ってみた。

数の子ともばっちり。
ビールの苦みが中和されて、最初口当たりがよく
ほんのり甘くフルーティーな感じ。
最後にビールのほどよい苦みも残る。
シャンディガフ、とっても気に入ってしまった。

ちょっと実験してみた。
じゃあ、ビールとコーラを割ったら？

色もビールからちょっと離れる。
黒ビールみたいな色？
コーラの甘さが引き立ってしまってシャンディガフのような
おいしさにはならない。

そうこうしているうちに、ビールの苦み。
だんだん慣れてきて、あれこのままでも飲めるかも？
来年の年末年始はビールでもいいかも？