きのうの午後からの雪。
案外積もった。
夕方から夜にかけて２度雪かきをしたので
多少違ったが、朝起きたらまた積もっていた。
ふう
今まで雪かきはいっさいしないことにしていた。
なぜなら、父の仕事。
うちの父はあまりまめではないので、
あれもこれもしてしまうと何もしなくなると思って、
絶対に手を出さなかった。
だが、昨年冬から闘病生活に入り
この冬で２度目のわたしの仕事になった。
朝も雪かきをして…。
病院から戻って再び雪かき。
やりはじめるとなんでも凝るタイプなのでいけない。
うちの前だけの予定が、道に段差ができてはいけないと思った。
お向かいさんのところから、両隣のうちの道までやっていた。
あぁ、なんかあした筋肉痛になりそう。
今、肩を痛めているのであまり無理しない程度と思っていたのに…。
●roze-piの一家のゆかいなできごと♪
わたしの知り合いの方で、脳動脈瘤の手術をした方がいる。
脳ドックを受けて判明。
知らなければそのまま過ごしていったはず。
そして、破裂する可能性はかなり低いとしても知ってしまった。
どうするか、手術はどんなものか、術後は…。
検索するといろいろなブログに体験談が載っていて、
ブログが参考になったという話を聞いた。
わたしも父の死後に、
がん告知から抗がん剤治療まで父を見てきて
思ったこと感じたことをまとめたいと思っている。
◆いろいろやることって…
年末年始、父は病院で過ごした。
その理由の１つに、夕方になると熱が出るから
退院の許可がおりなかった。
一時退院だと自分自身が慌ただしく嫌だと父は断った。
そしてさらにひとこと。
「うちにいると“いろいろやること”があって
ゆっくり休めない」
へ？
やることってなんだろう。
うちの父は決してまめな人ではなく、
幼いころより見てきたが家事仕事を手伝うことなどなく
昔ながらの亭主関白タイプ。
“男手”系の仕事だって、なかなかやってくれなかった。
キッチンの棚がこわれてきて金づちと釘を使って
簡単な修理をしたのもわたしだ。
「お父さんって、病を押してまでやらなきゃいけないことって
あったっけ？」
思わず母に聞いてみた。
「本人は“いろいろ”やっているつもりなのかも？」
幸せな人だな…。
いろいろやっているんだ～。
ふう
◆お言葉ですが…
胃の手術から１年以上経過して、抗がん剤治療も続けていたが、
肺に転移が見られると主治医から話があった。
父も自分の命が残り少ないとは感じているのだろう。
ばーちゃんのときは、それこそ相続というものが
なかったのであまり大変ではなかった。
２日前病院に行くと…。
「土地建物、預金…。車も俺の名義だから、
今から相続について“弁護士”のところにお母さんと相談に行ってこい」
「うちは“弁護士”じゃなくて“司法書士”で大丈夫だよ！」
病院で思わず笑いそうになった。
あのぉ、父さま…。
うちって遺産相続で殺人事件が起きそうな
そんな“資産家”でしたっけ…。
さらに話は終わらなかった。
「電話に電気やガス…」
あのぉ、父さま…。
わたしは一応“元銀行員”ですよぉ。
ある程度のことはわかりますって…。
|
|
