アイドル的インコ、ハクさまが天使になって５カ月余り経過。
鳥と濃厚接触しない期間が長くなったせいか禁断症状が！？
続けてこんな夢を見た。
解体したはずの家の部屋で、黒い布をかけっぱなしにして
すっかり忘れていたケージ。
「あぁ、エサ、忘れてた！ お世話、忘れてた！」
かろうじて生きていることを確認して、エサを与える夢。
エサ箱がからっぽで慌てる夢。
ふう
さらに今朝見た夢は、
ハクちゃんと真っ白い鳥（きょうのお話に出てくるしろりんちゃんか！？）と
青い鳥（うちのルイちゃんか、ロゼちゃんか、きょうのお話に登場のソラちゃんか！？）と
さらに、コザクラインコとモモイロインコがいた。
モモイロインコやコザクラインコを抱っこしてなでなでしながら、
わたしが飼うことになるのか、いやまず迷い込んできたと
警察に連絡しなきゃいけないのか、それ以前にかわいすぎぃ！
と思ったら、ハクちゃんがビューンと飛んできた。
「ハク、いるのに！」
そんな感じの夢だった。
（機会があればまたイラスト描いてお話にしようと思う）
夢は“あの世”と“この世”の架け橋。
そんなことを強く感じるこのごろ。
Twitterでのお友達、しろさん。
先日、まだ若鳥であるソラちゃんが天使になった。
急に体調が悪化して旅立ってしまった。
ハクを亡くした当初、Twitterのフォロワーさんの
あたたかい言葉にずいぶん救われた。
飼い主としての立場での気持ちだけが先走っていたけれど、
逆の立場、ハクちゃんの気持ちだってあるんだと気づかされた。
悔やまれることもあれこれあるけれど、
いつまでも悲しんだり悔やんでばかりでは
ハクちゃんが心配するのでは、と。
きょうは、青い島物語番外編。
しろさんところのソラちゃんが登場！！
●青い島物語 第126回 天使っちソラちゃん参上
◆じっと感じるその視線？
天国に浮かぶ青い島。
天使になった鳥さんたちが集う楽園。
下界同様厳しい寒さが続いていたが、ようやく春めいてきた。
春の足取りは軽く、井戸端で語らうにもいい季節となった。
ハクちゃんも青い島在住となりはや5ヶ月経過。
天空の暮らしにもすっかり慣れてきた。
そんなおやだかな春のある日。
ん？
なんか？
なんとなく背後に視線を感じる。
振り返ってみると井戸に隠れて様子をうかがう白い頭。
「なんだよ、チビ！」
ロッピ兄ちゃんが声をかけると、
ぴょんとその姿を現した。
「チビじゃないもん。ソラっていうんだい！」
◆片道切符
「ここ、どこ？」
つぶらな瞳をぱちくりさせるソラちゃん。
「青い島だよ。天使になった鳥さんたちが来るところ。
ハクもね、５カ月前に来たんだよ」
天使？
大好きなしろりんちゃんや、しろさんがいる世界は下界？
ここは天空？
「やだよぉ、ソラ、帰るぅ！」
泣き出したソラちゃんに、ロッピ兄ちゃんは思い出した。
「ハクと同じだな～。秋にハクがやって来たとき、大泣きして
下界は２週間雨続きだったんだぜ」
(ハクちゃん、片道切符で青い島へテレポート 参照)
◆下界をのぞく
「ソラちゃん、ここから下界をのぞいて見なよ」
ハクちゃんはあの秋の日のことを思い出していた。
青い島の井戸は、テレポートトンネル。
下界と天空をつなぐトンネル。
里帰りできるのは年に一度のお盆だけ。
それでも、トンネルから下界の様子を伺い知ることができる。
ソラちゃんがのぞくと…。
見える！ 見える！
しろりんちゃんが鏡の前でキョロキョロしている。
そうだ、ソラのこと、さがしているんだ！
あれ、大好きなしろさんは、お引越しの準備？
そうだった、ソラも一緒に新しいところにお引越しするんだった！
それなのに、ソラ、行けなくなっちゃって…。
下界をのぞいたら、ますます悲しくなってきたソラちゃんだ。
◆あの世とこの世の架け橋
「ソラちゃん、いい子と教えてあげるよ。
ハクやソラちゃんは天使になってまもないから、
念じれば会いに行けるんだよ。
生きているものが見る“夢”の世界にテレポートできるよ」
「ハクたちは、自分が会いたいと思った時に会いに行ける。
下界からやたらと呼ばれたら、まあ義理っていうやつで
会いに行ってあげてもいい。
でも、天空でも忙しいから、あまりうるさいときは気づかぬふり…」
いつでも会いに行けるんだとわかったソラちゃん。
なんだか青い島にいて楽しくなってきた。
◆真っ白い女の子が！？
「ところで、ソラちゃん。
さっき井戸から見えた真っ白い鳥さんが、うわさの“しろりん”ちゃん？
kayoちゃんもまっ白でかわいいっていっていた、あの鳥さんだよね？」
◆ハクちゃんの妄想
「ソラちゃんとしろりんちゃんは、どういう関係？
イケメンでイケてるハクとしろりんちゃん、
色も白いし、お似合いのカップルだと思うんだよね～」
ルイちゃんは、狭いところに入ったりして、
真っ白の頭が薄汚れていたが、
しろりんちゃんは、おっとりタイプで真っ白。
きれいな女の子だ。
◆慌てふためく
青い鳥さんひと筋であったハクちゃん。
「ボク、kayoちゃんの守護霊として知っているよ。
ハクちゃんは青い鳥さんが1番、kayoちゃんが２番。
でも、kayoちゃんいってたよ。
女の子インコが2番っていったら、絶対に許さないって！」
いつになく険しい顔のロゼちゃんである。
「目の前に、こんなかわいい女の子がいるのに！」
ルイちゃんにも責められるハクちゃんである。
◆歓迎の宴
青い島の住民がまた増えた。
となると当然にして、歓迎の宴。
「ソラちゃんはお客さんだからすわってて！
インコワインもあるけど飲める？
でもソラちゃんは、若鳥さんだからアルコールは早いかな～」
「オレはローストチキン担当。
オレ、鳥だけど、“チキン”大好き♪」
食いしん坊ロッピ兄ちゃんは、宴の準備にはりきっている。
青い島の桜もまもなく開く。
舞い落ちる花びらとともに、ソラちゃんも
すっと“あの世”と“この世”の架け橋にたたずんで
下界の様子をうかがいに来るかもしれませんね。
ソラちゃんは、ロゼちゃんと同じタイプのインコさんだと思います。
オーパリンブルー。
でもそらちゃんは、ロゼちゃんより深みのある青。
おめめぱっちりで、正面から見るとルイちゃんと似ています。
ルイちゃんの登場が少なかったのは、ソラちゃんとの見分けがつきにくいから。
でもルイちゃんはパイド種、翼は白いです。
さらにソラちゃんは男の子なので、鼻が青。
ルイちゃんは女の子なので、鼻は茶色。
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