2006/03/22(水)21:57
スタンス
さて、今日はスタンスのお話です。
なぜそんな話をするかと言えば
「スタンスについて語ってくれ!」と、いう依頼があったからです。
依頼があったからには、ネタとして使わねば!
しかしながら、例によって素人のたわごとなので、まあ一意見として聞いて下さいね。
で、僕のスタンスは幅が54前後(板によって若干変わる)で、前が18 後ろが-6となっております。
どうもご依頼の内容から察するに、バインディングの角度についてお悩みの様ですので、その辺の考えを述べてみようかなぁと。
僕が今の角度に至るまでには、何回かの変更を経ています。
特に後ろは、0度だったり-18度にしてみたり、まあ実験的に色々と変更してみました。
で、やってみた感想から言えば、よっぽど極端な角度にしてしまわない限りそれなりに滑れるし、徐々に慣れるってことです。
人間の体って便利ですね(笑)
ただし、やっぱり骨格の関係か、滑ってて気持ち悪い角度ってのがあります。
それはきっと自分に合ってない角度なんだろうと考えて、即変更。
そうやって、色々と自分なりに試してみて、今の角度に至る・・・って訳です。
そうは言っても何の考えも無く角度を変えていては大変なので、大前提というものがありました。
1、後ろは0度よりマイナス方向向き
これはですね、スクールで教わった基本の中の「両手が板の上にあるように」を実践しようとすると、こうなるんです。
後ろの角度が前方向に向いていると、体が開いてしまい、若干ですが後ろの手が板の上より出てしまうのです。
体が前に開く=体が捩れている ので、戻り運動が発生するから、横向きに乗りましょうという教え。
これに基づいています。
ちなみに、スクールに入る前は、両足とも前方向向きでした。
その方がターンしやすく感じたんですね。
元々スキーしてたので、体が前を向いていた方が安心感があるし、前足を軸にターンして滑ってました。
(我流って奴です)
普通、横向きに乗るってのは難しいので、初心者時代は体を開いて前向き状態で、体を捻って滑っている人が多いのじゃないですかね?
あんなでした。
2、スイッチでも滑りやすい角度
僕は、フリーラン・パイプ・飛び・ジブ全部やりたい人なんですよ。
(ああそうさ、欲張りで浮気性さ。)
この全種目を、(将来的に)それなりのレベルでこなして行く為には、フェイキーで滑れる事は必須!!
となると、後ろが若干マイナスの方がフェイキー時に滑りやすいんですね。
じゃあ、マイナスにしまくれば良いのか?ってことで、前と同じレベルでマイナスにしたら・・・レギュラーが不安定になりました(笑)
でも、「ガンガン♪スピードだして、滑れればOK!スイッチなんかしねーよ!!」って人なら、両方前向きでも良いのかもしんないですね。
体が前向いている方が、視界も広いし、飛ばすのには良いのかなぁ等と思ってみたり。
道具も滑り方も違いますが、アルペンは前向きだし。
この辺は、その人のやりたい事によっても若干違うかも。
で、後ろがマイナス方向だと所謂、ダックスタンスになりますが、こうすると人によっては膝が曲げやすくなるようです。(と、知り合いの女性ボーダーが経験談として言ってました。)
そういう意見がある一方で、プロボーダーのヤグカオさん(矢口薫さん)が雑誌か何かで、「女性は男性と筋力や骨格が違うので、無理にダックにしなくて良い」とか言っておられるのを見た記憶があります。
なるほどの意見ですね。
と・・・自分で書いててそろそろ、なんだかまとまらなくなってきた気配です。
なので、そろそろ強引にまとめてみます。
要するに、「自分の滑りたいスタイルに合わせてちょっとずつ角度を変えて行けば、自分に合った角度が見つけられる」のじゃなかと。
角度なんて、ドライバー1本あれば即変更可能な物だし、色々考えながら滑るのもスノーボードの楽しみの1つなのかなぁと。
ちなみに、僕の角度も「現時点の角度」なので、次回には変更しちゃうかも。
って、僕はその程度に考えてますが、皆さんはどーですか?
ご意見聞かせて頂ければ、大変嬉しいです。