カテゴリ:江戸時代後期
時代劇などを見ていると、幕末戊辰戦争時に、官軍の司令官らしき人物が、赤や白、黒の髪の長い被り物をしているのをよく見かけますね。
あれは一体何かというと舎熊といわれる物で、江戸城が無血開城された時に、城の中に保管されていた物を、いわば戦利品として持ち帰り、薩摩、長州、土佐の司令官に自分がどこの藩の司令官かどうか味方にわかりやすいように、薩摩藩は黒、長州藩は白、土佐藩は赤というように分けて被らせたそうです。もちろん江戸城を開城したという事実を旧幕府軍に示すための象徴としての意味合いもあったそうです。 チベットなどに生息するヤクの毛から作られたもので、輸入品です。 江戸時代にはほとんど使われず、いわば秘蔵入りしていたものだそうです。 旧幕府軍側からみれば普段見慣れていないので、戦場ではちょっとびっくりしたかもしれませんね。 ブログランキングに参加しております。よろしければクリックお願いいたしますm(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.07.23 19:40:18
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