RUBAN gabu

2014/08/31(日)21:46

ボランティアだって限度がある

 やる気がなくほとんどしてなかった村内の鹿駆除絶対数が少ない鹿ですから、人目につく機会は少なく食害も小規模なので農家さんもいたってのんびり構えています。  以前はほとんど見ることが無かった村の中心部となるカルデラ盆地内でも、昨年あたりからちらほら見ることがあります。住宅も多く平地の盆地内での発砲は矢先の安全を確保することが難しいです。外輪山すそ野近くでは外輪山をバックにできますので割と撃ちやすいのですが、数日前より立ち入り禁止の看板、作業道入口へのバリケード、侵入禁止のテープ等が目立つようになりました。はて? 発砲や殺生を嫌う人も多いので ・・・・思い切って農家さんに聞いてみると、キノコとりのため私有地にかってに入り荒らされるからでとのことでした。昨日、今日も私の土地、それも建物のすぐそばのカラマツ林に隠れるように侵入してキノコを採ってました。踏み荒らすため このあとのキノコが出にくくなるのです。数年前から裏山に鹿が住み着いて畑を荒らされているとのことで、駆除はしてもらいたいとのことでした。私の認識以上に鹿がいるようです。 カルデラの外に当たる地域では5,6年前あたりから鹿が増え特定の農家さんは被害を受けていました。数年前からワナ(くくり罠)での駆除で結果を出し、猟期には隣町のハンターさんが集中的に猟をしたりして、昨年あたりからカルデラ外の生息数は減ったように見えます。この地域での取り組みの経験より [ 食害が少なくても 鹿の生息数が少ないうちに 駆除に取り組むこと ] です。 しばらくぶりに鹿駆除でもと息子たちと相談しパトロールしても 真昼間でどこにもいません。それじゃ以前から確認している特別の場所へ ・・・銃の更新申請を控えた息子の実績を残しました。 連絡して犬の餌用に引き取ってもらいました。村では駆除したところで補助金等は一銭も出ません。自腹を切ってのボランティアの押し付けは無視することにし、最近は自分のためだけに猟(駆除)をすることに割り切りました。ハンティング技術の研鑽、伝承のため、地元の鹿は無視し遠方での駆除活動に励んでいます。   

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