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2005年10月15日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今日、全国青年司法書士協議会(全青司)主催の
「司法過疎対策独立開業フォーラム」に行ってきました。

行く前は正直「過疎」という言葉から
暗いイメージがあったのですが、

司法書士を目指してきてホントによかった、
自分のやりたいことはやっぱりこれだった、
取り扱う事件は深刻で責任が重いが、
だからこそ、やりがいがある。
やってやろうじゃねえか!

というのが、参加しての僕の感想です。
来年の合格者の方々にもぜひ参加していただきたいと思います。


『過疎』というのは、たぬきやサルのほうが人より多い
という意味ではありません。
人もいる、二ーズもある、
けど、法律家がいない!
そういう市民・住民を取り巻く法律環境のことをさして
『司法の過疎』と呼んでいるんだ、ということです。

住民1万人に対して法律家が1人しかいない場合
すっごく忙しいらしいです。
日本の場合、そのような地域は
非常にたくさんある。
だから、司法書士の未来は明るい。
地方で開業している方の発言で共通していたのは、
営業活動はしなかった、それでもやっていけるほど
困っている人は多く、仕事は多い、
ということです。


以下は、フォーラムの中で印象に残った話の一部です。

・地方と都市では相談の質が違い、地方のが質が高いという話。
・また、法律家は事件によってきたえられるという話。
・おばあちゃんの行列のできる事務所の話。
・ホームレスの方々の行列ができる事務所の話。
・判例や先例は、現場から法律家の日常活動から創られていくっていう話。
 つまり、条文や既存の判例にはないけど、
 「この原告の権利が守られないのはおかしい」
 という現場の法律家の法的価値判断がすっごく大切だという話。
 司法書士の意見書一通で、訴状の却下が撤回された例。

・そして、親の借金のために、給食費も払えない子供の気持ち、
・取りたて屋が毎日のようにくる家の子供の応対が
 やけにマニュアル化されている悲しい話、
・取立ての厳しさのため、心療内科に通う子供の話。
・運動会や卒業式を親の借金がために、くるわされている子供の気持ち。
・死んだら借金はなくなりますか?という相談。 
 
 つまり、多重債務の問題が本人だけじゃなく
 子供らの人権をも土足で蹂躙している現場の話。

以上、司法書士が地域に一人いるだけで
どれだけ多くの住民の方々が、法的に救済されるのか、
私たち、司法書士をめざしている者は
これらの住民の方々に本当に必要とされている

ということを実感できる、内容が盛りだくさんの集会でした。





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Last updated  2005年10月16日 00時16分48秒
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