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カテゴリ:自己紹介
現在大阪の賃貸アパートに住んでいる。
この賃貸アパートに引っ越して来る前は、 東京と横浜の境目あたりに約3年間住んでいた。 人気の東急田園都市線 職場が近いという理由だけで選んだのだが、たまたま 人気急上昇エリアだった。 駅前には、まだ新しいショッピングモール 毎週土日には駐車 私が大阪に引っ越こしてくる直前には映画館 人気ぶりは一層ヒートアップしていた。 投資先にはもってこいだと今となっては思う。 私が東京・横浜近辺に住みかを探していた頃は、駅周辺には 大手の賃貸住宅会社がなかったので、インターネットである程度 下調べした後、昔からの地域密着型不動産会社”ハチ公”(仮名)を 訪ねた。 その当時、私は不動産投資はおろか投資の”と”の字も知らない 完全なる消費者世界の住人であった。 とりあえず、新婚の新居だったこともあり、広さよりも 新しさを重視していた。 「できれば新築。無理でも新築。築浅が限界!」 が合言葉であった。 ハチ公不動産のプレハブオフィスでめぼしい物件を選んで、 築1年のマンションと築5年のハイツ、計2戸を内見した。 (そのだいぶ前にも他社から3戸案内してもらったが、そのうち2戸は 築年数がさほど古くない割りには汚くて気に入らなかった。もう1戸は 綺麗めで間取りなども気に入ったが、入居のタイミングが合わず、他の 入居者がついてしまった。) 築1年のマンションはさすがにぴかぴか 玄関入り口のオートロックが気に入ったが、2DKという狭さが 多少気になった。 その後見た築5年のハイツは2LDKで、使い勝手の良さそうな カウンター付きキッチン、収納スペース抜群のクローゼットに惹かれたが、 駅から徒歩15分かかる微妙な距離と、なんだか薄汚れた感じが気になった。 今、一応投資家の目線から見れば徒歩15分はぜんぜんイケテル範囲で あるが、完全なる消費者の立場から言わせてもらえば「遠い~~。」と いうことになるのであった。ちなみに、当時の私は「生まれてこのかた 駅から徒歩10分以上遠いところには住んだことがないんじゃ」という ぬるーい緩みきった精神であった。 築1年のマンション、築5年のハイツ、どちらも大満足ではないが、 残念ながら選択肢は少なく、上記から選ぶより仕方がなかったので、 やはり第一希望の”新しさ”を優先することにした。 というわけで、前者の築1年、設備良しのマンションに決定した ちなみにその築1年のマンションは駅から徒歩10分であった。 約三年住んだが管理会社に電話を入れたのは2回だけである。 そのうちの1回は、テニスに行った先で「もしかして火をつけっぱなし にしてきたのでは」という不安がよぎり、「今から戻ったのでは間に合わない ので、見に行ってくださいー」という手前勝手な”お願い”だったので、 クレームじみた電話はこれから以下で説明する1回だけであった。 なお、このときの火のつけっぱなしは気のせいで事なきを得た。 駅から徒歩10分の築1年のマンションは、新しいだけに故障などもなく、 住みやすかった。しかし、入居から半年ほど経ったある日、晩御飯を食し、 風呂を頂いて、さあ寝ようかとしていたころに 「ぽんぽんぽんぽん・・・」 という和風の落ち着いた音が聞こえてくるではありませんか。 そう、日本人なら一度はお寺などで聞いたことがある木魚の音。 「ぽんぽんぽんぽん・・・」 「ぽんぽんぽんぽん・・・」 「ぽんぽんぽんぽん・・・」 (part-2につづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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