LES MISERABLES
なんだかわからないが、ダダ泣きしてしまった。ファンティーヌに泣かされ、エポニーヌに泣かされ、最後に、ジャンバルジャンに泣かされた。原作も読んだし、ミュージカルも観たし、ストーリーを知っているはずなのに。歌に感情がのせられた時、心に直接伝わってくるのかもしれない。なんだか匂ってきそうな革命期のパリ。ラ・マルセイエーズじゃなくて、「民衆の歌」の合唱が響く。立ち上がれ日本、じゃないけれど、これから進むんだというような気概というか力を感じた。ストーリー的には駆け足で、端折っている部分も沢山あるけれど、それでも、ものすごく濃密な映画だった。個人的に、エポニーヌの歌声とウエストの細さに心ひかれた。すごく魅力的な女優さん。そして、ガブローシュを、そういえばこども店長がやったんだよなと途中で邪念が入った。でも、ぴったりかも。